自然が魅力のカムチャッカとは言え、ペトロハブロフスクカムチャッキーはさすがちょっと
した町で、レストランもコジャレており、最終日は博物館や正ロシア教会を見学。.
午後からは郊外のダーチャへ。
政府から譲り受けた菜園つきの夏のセカンドハウスといったところで、国民の半数以上が
持っているといいます。もともとは食糧難対策で政府が土地を国民に分けたことが始まり。
菜園やおうちのなかを見学させてもらい、手作りジャムなどで本場のロシアンティーを。
そのうち、お父さんがウォッカを注いでくれ、場が盛り上がってきたら歌の交換会。
明るく陽気なホストファミリーにロシアの好感度ますます急上昇!皆さんも予想以上に
楽しかったと喜んでくださり、私たちリーダー陣もホッと胸を撫で下ろしました。
日本でも仕事をリタイアした方々が、家庭菜園で汗を流しておられる方、たくさんいらっ
しゃいますね。政府からセカンドハウスが用意されるだなんて、日本も真似すればいい
のに・・・。
とはいえ、日本では今、日本が改良した高品質の野菜の種が海外に流出することを恐れ
自家採種が問題視されていて、純粋に農業に取り組むことすらままならないような・・・。
いろいろ難しいことは理解できますが、せめて個人レベルのことはのびのびできたらな、
うわ~~、これってコンポストかな。土地が広いって、いろんな可能性がありますね!
わ~~~、ペチカ!!
♬雪の降る夜は 楽しいペチカ~~♬ という動揺がありますが、家の中に暖炉のある
生活はちょっと憧れます。最近では、山の中で焚火をすることも殆どなくなりましたが、
夜にゆらゆらと揺らめく火を皆で囲むのはいいものでした・・・。
学校から深い雪の中、鼻を真っ赤にして帰宅した子供が真っ先にペチカの前にいって、
お母さんがコトコト炊くジャムのお鍋の蓋を開ける、というような姿、想像しました・・・。
こちらは、クワスと仰ってたかな?自家製のジンジャードリンクみたいな感じ。
お母さんがペチカとかカリンカとか、ロシア民謡を歌って下さり、私たちも日本語でおっか
ける。日本語ガイドさんもウォッカを飲んで、ノリノリになってきた(^_^;)
陽気で明るくって、大阪人と多少同じニオイがしたホストファミリーのご夫婦。ロシアの
印象がますます変わってきて、とても嬉しかったです。旅っていいな・・・。