本日は夏山トレーニング。
二上山だけど、今は行く人も少ない昔の行場からアプローチ。息つく間もない急登で足、
攣りかけ(苦笑)!
一般道に復帰したら、いや~~ん、と聞き覚えのあるお声!昨年の小笠原ツアーで
ご一緒させていただいた方と偶然の再会に握手握手!
大汗をかいて雄岳、雌岳を登り、岩屋峠へ。
今日は七十二侯のひとつ、半夏生の日、以前、この峠に「半夏生(薬草)」と書かれた
看板があったことを思い出して今日ここにくることにしたのです。
半夏生、半夏生…、探す…。
ん~~、カタシログサの半夏生はあるけれど、カラスビシャクの方はないやんかいさ。
半夏生は、カラスビシャク(別名=半夏生)が咲きだす頃として、あるいは、カタシログサ
(別名=半夏生)が白くなる頃、と2つの解釈があるのだけれど、薬草としては、カラス
ビシャクを利用する。だから、薬草とカッコ書きしてあるならば、カラスビシャクがないと
いけない。なのに、カタシログサしかない!ありまへんがな!!
カタシログサも薬草なんかな・・・。
もやもや、宿題お持ち帰りの二上山でした。
雄岳山頂にある葛城二上神社。
すぐ下には、謀反の疑いをかけられ自害した大津皇子のお墓(と言われている)もある。
二上山は双耳峰。せっかく登ったのにまた下りて登る(-_-;)
山頂には日時計。
本日は、ここから山にとりついた。ほんとに道あるの?なと
りつき。踏み跡はあるけど、
鳥谷口古墳。ここが大津皇子のお墓という説もある。体格がよく、小さい頃は本をよく
読み、大きくなってからは巧みに剣を扱い、謙虚ながらも規則にこだわらず、人望の篤い
人だったのだという悲劇の皇子・・・。
この古墳は、当時としては最小レベル、しかも慌てて作ったような墳墓だそう。誰のもの
かはいまだに不明としつつ、大津皇子のお墓説が有力とされているようです。謀反人と
して亡くなったとはいえ、皇族のお墓が最小レベルの古墳というのはあわれな気もします