今日は、ヨモギのワークショップに参加。軟膏、湿布、バスソルト、お茶…、身近にある
ヨモギがさらに近い存在になりました。
私にとってヨモギは、ちょっとだけ切ない思い出がある草。
もう10年以上前、亡くなった母と最後に行った山菜摘みの時のこと。一緒にいた父が
意味不明の不機嫌さで、車の中の空気が悪すぎて、ドライブを切り上げて帰宅したの
でした。摘めたのはほんの少しのヨモギだけ。
その頃、母は乳癌が全身転移していて、認めたくはないものの、私のなかでは大切な
1日にしたいという気持ちで日々を過ごしていたので、父にそれをぶち壊されたことが
悲しくて辛くて…。帰宅後ふてくされていた私。ほんの数本摘んだヨモギもほったらかし
で部屋に閉じ籠ってました。
そんな私の気持ちを知ってか知らずか、その夜、母はそのヨモギを湯がいてご飯に
混ぜてくれていました。母を気遣っていたつもりが、逆に気遣われていたことにはたと
気付いて…、そのヨモギご飯はほんとに切ない味でした。大人になっても、子供にとって
母は偉大。子が母を超すことはないものなのだ、と実感した一日でした。
そんな思い出のヨモギを使って作ったヨモギバームがいとおしいです。
主宰者のあいみさんと念願かなって会うことができました
。思わず握手(笑)!ご縁に感謝!
しょうこさんの重ね煮、美味しかったです♬