台湾の山旅その1 ~序章~ | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

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「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

本日より、台湾の玉山登山に行ってきます。
下の写真は2002年に登った時のもの。今回、お天気が微妙…💦

玉山山頂からのご来光

山頂にて

影玉山

山頂直下の「風口」付近。

玉山は富士山3776mよりちょっと高い3952m。
統治時代、富士山より高い山が新しく加わったことから、「新高山」と呼ばれていた。
ちなみに、2番目に高い山は「雪山」で統治時代は「次高山」と呼ばれた。

台湾は小さな島だけど、日本よりも高い山がたくさんある。
日本で3000mを超える山は21座、付属とされる山(立山の雄山や、穂高のジャンダルム

など)を入れても26座。

台湾の3000m峰は名のある山が133座、200座以上のピークがあると言われている。

九州ほどの面積しかないのに・・・。(2019年5月現在256座カウントされている)

玉山に関しては、現在は完全予約制で1日の入山人数が決められている。昔は、小屋

の寝るスペース確保を心配したり、避難小屋だったために、食糧燃料寝袋など、とにかく

ガイドの負担といったら・・・💦 お客さまが10名なら、それプラス自分の食糧を担いで
しかも鍋かま燃料、自分の寝袋・・・。小屋に着いたら、1人で全員分の飯づくり・・・。

思い出しただけでもゲロゲロだ・・・。他ツアーと同じ日当ではやってられん!!とまでは

思わなかったけど、玉山雪山2座登頂ツアーにシフトされるツアーリーダーはそう多くは

なかった・・・。なぜ私???と今更・・・笑!

今は、まず登山口も塔塔加(タタカ)鞍部まで車が入るようになったので、片道1時間、

楽できるし、小屋には食事も寝具も用意され、らくちんらくちん!!参加者も気軽に

参加していただけるようになったと思う。

塔塔加鞍部をスタートして直後。ここも道が整備され、歩きやすくなっている。

この時は、町のガイドさんのご厚意で、その方のおうちに止めていただくことになった。
雪山登山は2泊3日の行程だったのだけれど、2日目に頑張って歩いて山小屋を撤収し、

2泊目をお宅に止めさせていただいたのだった。

安全管理とか何とかで、今ならあり得ない話…💦

食事もお部屋も全て用意して下さり、しかも全てお接待してもらった。

ガイドさんの義理のお姉さんは、その地域に住む高砂族と言われる原住民の村長さんの

お嬢さんで、美しい日本語を話されて、とてもよくして下さった。


お義姉さんの手もちの民族衣装を皆、着させてもらって記念撮影!もちろんメンズも!

で、高砂族に伝わる踊りを見せて下さった。手前の青い衣装の人が私達の日本語

ガイドさん。


台北に戻ってからは、山のガイド君と一緒に、有志でカラオケへ!ガイド君が友達を

呼んでいて、これまた盛り上がった笑!

さて、今日からの旅はどんな思い出が出来るかな?
楽しみだ!