花の山旅 淡路島・諭鶴羽山と黒岩水仙郷 | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

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「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

淡路島に行ってきました。
先日の和歌山もそうですが、冬のこの時期に花の群生が見れる場所はとても貴重。
そこに登山もできるとなれば、これは行かねばです!

まずは諭鶴羽山(ゆずるはさん)へ。海風もなく、春のような陽気。海から一気にせり

上がる急坂続きの登山道では、ウェア1枚でも汗が出るほど・・・。

国生み伝説のある沼島が、波のない穏やかな海にぽっかり浮いています。淡路島側

から、太陽の道がすっーと一本延びて、淡路島がパワースポットと言われる由縁も

納得です。

表参道から登山開始。バス停のすぐ近くに一の鳥居があり、ここから山頂まで町石の

お地蔵さまが導いてくれます。

五丁目の「柴折り地蔵」さん。柴(うばめがし)を手折って備え、互いに行き交う人々の

安全をお祈りした場所なのだそうで、手を合わせるよう書かれていました。

枝と石が川のように積み重なる参道を登ると、諭鶴羽神社に到着。

神社縁起には、狩人が、鶴の羽に乗って高天原を遊んでいたのが伊弉諾伊弉冉だと

知らずに矢を放った。その鶴を追いかけると伊弉諾伊弉冉がいて、「国家の安全や

五穀豊穣を守るためにここに留まる」といったので、狩人は懺悔して神社を建てたのだ

というお話もあれば、

西天竺の霊神が西に向けて剣を投げた地が、英彦山、熊野、日光、羽黒と諭鶴羽

だったとか、

熊野の神さまが、英彦山、石鎚山、諭鶴羽山、熊野へと渡っていったというお話がある

そうで、いずれにせよ、大昔からこの地は聖なる場所と崇められていたらしいです。

名前の読み方が同じだからと、最近は、羽生弓弦ファンが多く訪れるのだとか(笑)!

お参りを済ませ、山頂脇の休憩所でランチをしてから、山頂へ向かいました。
山頂は、八州(淡路・紀州・和泉・河内・摂津・阿波・讃岐・備前)が臨めるとあって、

胸がすくような好展望地。写真は鳴門海峡。四国は目と鼻の先です。

毎年四月に、お神輿が上がってくるそうで、山頂は御旅所となっていて、立派な台が

備えられています。



同じ道を引き返し、とりつきへ。小さな滝があります。

このあと、水仙を見に、黒岩水仙郷へ。(写真は明日アップします)


バスの運ちゃんに教えてもらって、福良のバス停付近にあるマルシェでお買いもの。

新玉ねぎが早くも売られていました。まだ島内だけでしか売ってないそうです。
野菜も安いし、海産物も安い~~。やっぱり新春、ここは外せません!