ネパールの山旅 12(トレッキング) | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

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「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

長い下りを終えて、トレッキング最後の夜です。

チキンダルバート。ダルバートはネパールの一般的な定食です。ご飯やチャパティーなど

の穀物(バート)と、カレー類、豆(ダル)のスープ、あとはお漬物(アチャール)などが

1つのお皿に盛られています。

コックさんやキッチンのスタッフを大勢連れて行くこれまでのツアーと違って、ロッジで

食事をオーダーする昨今になり、ケーキを出してもらうこともなくなった今ですが、今回の

コックさんとサーダーのはからいで、See you again(また会いましょう)のケーキを

コックさんが焼いて出してくれました。

再起の誕生日だったお2人にケーキカットをお願いし、シェルパ・ポーターさんも皆で

少しずつ分けて食べました。

スタッフの皆さんの気持ちが嬉しかったので、皆さんに相談し、お別れパーティーをする

ことにしました。スタッフも混ざってロキシー(地酒)で乾杯!!

ロッジのご主人、ディパックさんが加わって、ダンスパーティーに!

ディパックさんの歌と太鼓が素晴らしく、最近にないよいパーティーになりました。

昔は当たり前にやっていたお別れダンスパーティーですが、最近は村人や他国のトレッ

カーへの配慮でやらないチームも多くなりました。お金もかかるし・・・。実際、地元は

潤うと思うので、やってあげる方が良いのでしょうが、考え方は様々です。


宿や民家が周囲から少し離れているのと、同宿のトレッカーにもパーティーの許可を

とって、今回は行いました。他国の人たちも皆、踊りの輪に混ざって楽しんでくれて、

それはそれでよかったと思います。この解放感がヒマラヤトレッキングの醍醐味でも

あるし、あまりやり取りが出来なかったポーターさん達とも一緒に楽しめるので、私は

極力やりたいといつも思っています。







黄色いTシャツの人がロッジのディパックさん。歌が本当に素晴らしい!!

昔、社員だった頃は、自分が行くツアーの手配には、必ず歌と太鼓が上手なシェルパ、

通称「宴会部長」を指名して来てもらっていたものです。盛り上がり方が全然違います。


ネパールの民謡は、人の暮らしに即した歌詞が多いので、それぞれの村や集落で

歌詞が違ってバリエーションがいっぱいあります。シェルパたちはあちこちから集まって

来ているので、歌詞がまとまらなくって、途中で途切れたり尻切れトンボになってしまう

ことが多いのです。上手な人がいて、強引に引っ張ってくれればよいのですが、譲り

あうと、途切れます・・・。太鼓もないことが多いので、途中でシーンとなって、何曲かで

終了って感じになります。なので、ディパックさんの存在は大きいです!

ボーイズも一緒に踊ってくれて嬉しかったです。
出発前に、「私、歌とか踊りは絶対できませんから!!」とすごい勢いで私に宣言して

おられた〇〇さん、一番に庭に飛び出して踊り始めて、私、本当にびっくりしました!!

でも嬉しいビックリでした!!