《今月のワンコイン》
*阪急雲雀丘花屋敷駅~釣鐘山~石切山~満願寺~最明寺滝~阪急山本駅
*台湾の高山花露(夏に良い、涼やかなジャスミンの香りがする台湾高山茶)
*台湾のタケノコのスナック(カルビーのスナックみたいなBBQ味)
*台湾のドライ金柑(完全乾燥でカシャカシャしてる。お茶に浮かべるのに良さげ♡)
お盆が過ぎて、風向きも少し変わったか、とは気のせいで、今日も暑い一日。
久々にお目にかかる明子さんと晴れ女さん、3人でハイソな町、雲雀丘花屋敷駅へ。
住宅地を抜け、釣鐘山~石切山~いったん下山し、満願寺にお参りして、再び山に
入り、最明寺滝から阪急山本駅に向かう、低山ハイキング。
駅の東口から住宅地を歩くと、正面に小高い山が見えてくる。これから登る釣鐘山。
いきなり現れる階段に次ぐ階段・・・💦 即、ヤル気喪失・・・。
この坂は感謝坂、というらしく、わざわざしんどい階段にしてくれてありがとう!!、と
そんな心のうちの見透かすかのように、石仏がたくさん現れる💦💦
山麓にも少し書かれているのだけれど、この山は古くから霊山として崇められていた
お山で、行者さんが山頂で穴を掘り入定した(亡くなる)こともあったという。行者さんが
穴に入る前、毎年8月15日にこの山で火を焚いてくれたら、日照りの害はない、という
遺言を残されたのだそうで、以来、付近の住民が、山に沿って(=釣鐘型)火を焚いて
いたんだそう・・・。
その風習を受け継いでいた人たちも死に絶え、今は焚いてないのだ、とネットに出ていた。
今日のこの日照りは関係ないとは分かっていても、あまりに暑くてちょっと恨み節・・・。
はっきりしたことは分からないけれど、釣鐘の形のものが山頂付近にあり、火を燃やした
跡があった。風習が形を変えたものだろうか・・・。
さて、釣鐘山からザレた坂をいったん下り、再び登り返す。暑い・・・。汗が噴き出す。
山麓の景色が見える山頂直下の小広場で小休止後、三等三角点がある山頂へ。
石切山という名前からして、石を切り出してたのかな?
雲雀丘花屋敷、次の山本、中山観音、売布神社、清荒神と、この沿線は寺院仏閣が
軒並み多く、巡礼街道と言われている。今日、下山した山本駅を起点に、中山連山という
日帰りのハイキングにちょうど良いコースがあるのだけれど、そこはちょっとした岩場が
ある。
自然物崇拝の原始宗教だった頃を考えると、岩の多いこの辺りは聖地と考えられていた
のかもしれないし、また切り出して神社仏閣の神さま仏さま、庭園造りなどに使われて
真言宗のお寺だけあって、満願寺の山門は、風変わりな構え。いつも近くは通るけど
お参りするのは初めて。立派なお寺で驚いた!
少し歩くと、中山連山の縦走の時に必ず寄る最明寺滝に出た。
大岩に挟まれた空間に、陽が差し込み、立派な滝が流れ込んでいて。霊験あらたかな
ところ。いつ来ても気持ちがいい。
大きな滝だけれど、迫力というよりは、品の良さを感じる。いつもはこの滝の下部から
登ってくるのだけれど、今日はこの上部から歩いてきた。滝の上部には岩が突き出ていて、
祠が建てられ、仏さまがお祀りされている。
色白腹黒を滝に浄化してもらい、毒気が落ちると、急にお腹が減ってくる。さあさ下山!
登山後は、前から来たいな、と思っていた「つばめ軽食店」さんへ。
というか、今回のコースは、ここにお昼に着くように選んだコース笑!
手作りのアクセサリーやお洋服などが飾られて、まったりした雰囲気のお店だけれど、
久しぶりに会うお2人と話すことが多すぎて、ちょっと俗っぽい雰囲気にしちゃった(;'∀')
朝、早めにスタートして、午後の早い時間に解散。帰って夕食の準備をする前に、さっと
シャワーを浴びたらスッキリ。暑い夏のハイキングはこのパターンが身体のダメージも
少ないかも!楽しい1日だった。