スリランカの山旅12 キャンディー・仏歯寺 | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

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「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

スリランカには現在、8つの世界遺産があるのだけれど、そのうち4つが古代遺跡、

2つが町、2つが自然である。


アダムスピーク登頂後に移動して一泊するのがキャンディー。世界遺産のひとつである。

シンハラ王朝最後の古都で、日本でいったら京都みたいな存在。

キャンディーには仏歯寺があり、ここには仏陀の犬歯がお祭りされている。


紀元前543年にインドで火葬された仏陀の犬歯が、スリランカに運び込まれ、その後、

歴代の王様たちがずっと守り継ぎ、最後にたどり着いたのがこの地。


スリランカで2番目に大きな町ということもあり、観光客、特に欧米人がたくさんいて、

町には活気がある。



仏歯寺エントランスから、本堂へのアプローチ。


象牙が犬歯をお守りしている。

毎年夏には、ペラヘラ祭りという、スリランカ最大の祭事がある。仏歯を載せた象が

多くの象と踊り手さんを伴って町中を練り歩くそう。100頭以上の象というから、圧巻

だろうな! 見てみたいけれど、アダムスピーク巡礼の季節とずれるので、仕事で

行くことはまずないだろな。



このきらびやかなケースに仏歯は保存され、毎日3回、プジャ(お祈り)の時間には、

扉が開いて、このケースが拝めるのだそう。

このお寺に限らず、お祈りに蓮の花は欠かせない。
供花はエントランスのの入口付近に売店があった。蓮や水連など。蝋燭もあったかな?



お参りの人は白い服が正装だそう。洋服の人もサリーの人も、皆さん、行儀よく座って

講話?を聞いておられた。私たちも建物の入口で靴を預けて、帽子を脱いでお参り。


雨の後で、足が濡れて砂やほこりで汚れてしまった。持っていたウェットティッシュを

皆に配って、半分濡れたままで靴下をはく。今日はアダムスピークで酷使して、お寺で

ドロドロになり、可哀そうな足の日だった!

というわけで、この夜は有志でアーユルベーダの施術へ!!