言いたくはないけれど・・・ | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

山に関するアイディアとか得た知識というのは、基本的に私にとっては財産!

誰かも同じことを書いていたけれど、どこまでを無償でつたえ、どこからは有償でお話し

するかは、本当に難しいラインです。


私が所属している山専門の旅行会社には、時々、海外の登山情報を聞いてこられたり、

現地の会社を紹介してほしいとおっしゃるお客さまがいらっしゃいます。

旅行会社というのは、旅行の企画や手配をしてその対価を得て成り立っているのですから、

情報を無償で話すというのは、自虐行為なのです。

でも、他社との競合に勝つためにお客さまの要望に応えたり、事故を防ぐために正しい

現地情報をお話ししたりすることもあります。

 

ダンナは、このブログ上で、自分が書いたバリエーションルートのトポと、使用した

ガチャの種類を何のためらいもなく載せていました。用意不足で臨んで事故ったら

可愛そうや!と・・・。ダンナの知的財産やのに・・・、と複雑な気持ちで、でもそんなダンナを

ちょっと自慢にも思えた一件でした。


さてさて、それでです。

私が書きたいような・・・、いやいや、書きたくないような・・・と心を砕いているのは・・・、

本日、私が開発?した、山用の粕汁のレシピです!!

ぶはっ!

粕汁ごときでどんだけ引っ張るねん!!


アバンティ・クライミングスクール大阪
白鹿から、フリーズドライの酒粕が出ていますのや(ウキキッ!)


軽量化のため、乾燥しいたけ、乾燥ほうれんそう、乾燥ごぼう、切り干し大根を使います。

かざばらずにボリュームが出るちくわ、ゴボ天(大阪弁笑!)、薄揚げ、そして、鮭の水煮缶、

味付けには、酒粕&味噌&粉末ダシの素。


山のぼらーの皆さん、一回、作ってみなはれ!!うっめーど~~~!!!

今週末、私と比良に行く皆々さまは、ご試食頂けま~~~す!!

これから、山メシはあったかいものが何よりのシーズンになりますし、これは使えますよん!

ま、生野菜よりは軽い分、少しお高くなりますが・・・。


スープやお味噌汁、もちろん粕汁もお湯を入れるだけのFD商品が出ていますが、泊まりの

山メシにそれではあまりに愛想なしでせう! 

そして鍋で作るのと、お湯を入れただけのものでは、体のあったまり率が全然違います!

合宿などにも使えると思いますので、ぜひぜひ、お試しあれ!!

レシピ使用料は、今回はまけとくわっ!!(笑)


あ~~~、あゆみちゃんの知的財産、散財しても~~~た・・・。

この際なんで、裏の裏までお教えするといたしましょうぞ・・・。

実は!


この酒粕、説明には「簡単に溶けて」と書かれていますが、簡単には溶けません!!

溶かしきるのに、結構手間暇かかります。

別のシェラカップか何かできちんと溶いてからお鍋に合体させるべし!


あと乾燥ホウレンソウは、意外と固いので、切干大根などと一緒に事前に湯戻しするべし!!

ゴボ天なりチクワなり、さつま揚げなどの類は、いいお出汁が出るし、常温でもそんなに

傷まないので、重量の問題さえなければ、例え少量でも入れるとよかろうもん!

鮭缶は、ぜいたく品、どっちでもええよ~~。


魚系が嫌な人は、油で炒めた豚肉を味噌でくるんで持っていくという手もあるよ~~。

魚や卵って、食器のにおいが取れにゃーい! 水場がないテン場で調理するのなら、

豚肉の方が処理しやすいかも!!卵や魚料理を食べてロぺで拭いただけの食器って、

翌朝、ご飯のとき、ニオイで吐きそうになるもん、私は・・・。


ちなみに、ニオイの強い料理の時やオイリーな一品の時は、食後飲んだティーバッグを

スポンジ代わりにして食器をこすっておくと、お茶で油は分解されニオイも取れるだよ!!

残飯処理係りの私でも、さすがにその汁は飲めませぬが・・・。


ただ、キレイになったからといって、帰宅後、食器をそのまま放置しないように!

次の料理の出汁になるとは、ダンナの格言だったけどww


あ~~、あゆみちゃんの知識の泉、全て出し切りました。

もう何も出てきません!

経験豊富な諸先輩方には、周知のことだとは思いますが・・・。