7月23、24日で八ヶ岳に行ってきました。
毎月、旬の山の花を見に行くというハイキングの企画で、関西を中心に、奥美濃、四国、
北陸方面などに出かけていますが、夏はやっぱり一級山岳地へ!
今回は、夏沢鉱泉のロッジを起点に、硫黄岳に登り、横岳へ向かう稜線上のコマクサを
見に行くツアーでした。
八ヶ岳を南と北を分けるのが夏沢峠とすれば、南八ヶ岳ということになります。
まずは、バスで山麓へ入り、夏沢鉱泉の車でロッジまで一気に入ります。
ロッジへの道はかんなり悪路です。
徒歩でも荒れた道やなぁ・・・、というボコボコの道をバンで入るのですから、もう胃と腸が
ひっくり返って、ランチはすっかり消化し、お腹が減りました(笑)
ちなみに、夏沢鉱泉は冬期もオープンしていて、雪のある季節はこんな車で送迎して
くださいます。これまた、胃腸ひっくり返るの状態になります。
でも、夏にしろ冬にしろ、この荒れた林道を歩くとなると、結構うっとおしい距離ですので、
胃腸がひっくり返ろうと、天井で頭を打とうと(打ちません!)、居眠りが出来なかろうと、
このロッジのオーナーは、山麓で畑もやっておられて、そこで採れた高原野菜を食事に
出してくださいます。またお味噌も手作りで、たしか、冬には、そのお味噌でお鍋を戴いた
かと思います。
冬は、ロッジ前に人工のアイスウォールを組んであって、アイスクライミングをすることも
出来るのです。ダンナはウッキウキでした。スノーシューに行ったのに・・・(笑)
オーナーと話が合って、一緒に何かイベントをしたり、未開拓の沢に行こうという話を
帰宅後もメールでやり取りしていましたが、実現せぬままになってしまいました。
さて翌日、オーレン小屋を経て、赤岩の頭に上がり、そこから硫黄岳に向かいました。
オーレンを過ぎ、急登が続くと、樹林帯はハイマツ帯に代わり、天狗岳の東峰・西峰が
見えてきました。
天狗岳は昔、母と11月にピラタスから入り、登りました。
本沢温泉の登山道上にある露天風呂に2人で仲良く入ったなぁ・・・。写真あり(笑)
冬にはダンナと渋の湯からスノーシューで行きました。(山頂は岩峰なのでピッケル・
アイゼン必須です)
赤岩の頭に着くと、赤岳、中岳、阿弥陀岳がまるで「山」の字のように立ち並ぶのが
見えます。大同心、小同心も見えていましたが、こっちからは迫力薄・・・。
南ヤツの方は色んな人と何度も登っていますが、一番最初に登った秋の山行が印象
深いかなぁ・・・。その時は両親と登りました。赤岳の山頂小屋に泊まり、夕方、富士山に
赤岩の頭から、硫黄岳に向かう道は、少し岩場を歩きます。
↑会社の同僚です。
ブログにアップすることを話さなかったので、顔は隠しますが、お醤油顔の男マエですよ~
硫黄岳山頂です。
赤岩の頭では晴れていましたが、硫黄の上ではガスになってしまいました・・・。
2008年夏。向井理もエエけんど、私はやっぱりこっちの方がエエかな(笑)
この時は、晴れ女さん、おじょママさんの4人で、赤岳鉱泉にテントを張って、赤岳から
横岳、硫黄と縦走しました。コマクサが満開で天気も良くって楽しい山行でした。
硫黄岳の噴火口。山は生き物なんだなって実感します。
硫黄岳から、グループは横岳との鞍部途中にあるコマクサ神社へピストン、コマクサを
見に向かいました。
私は不調な方の応急手当で山頂止まりだったので、今回はコマクサちゃんには会えま
せんでしたが、ミヤマダイコンソウやイワツメクサ、チシマギキョウ・・・他にも色んなお花が
楽しませてくれたので、満足満足です。
夏沢峠までざらざらした岩場を下り、そこからオーレン小屋へ向かいます。
小屋から夏沢鉱泉のロッジまでは指呼の距離。そこからはまたまた胃腸逆立ちの車で
山麓へ下りました。