実は・・・
昨年１２月にハワイに行って、ブログにもいろいろとハワイ紀行を記したのですが・・・、
帰国後、山に行ったりして、書くことがいっぱいになり、ハワイで見た植物のことを
まだアップしていませんでした。
書かな書かなと思っていたら、はやゴールデンウィークなり・・・。
そして、休み明けにはスペインに行くので、もうここで書かねばいつ載せる！って
ことなんで、はぁ？のタイミングですが、書いておきます。
しかし・・・、もうウンチクが消え去ったので、写真載せるだけになってしまいますが、
自分が見た花の記録として載せまする。
ハワイ島のマウナケアの途中で見せてもらった、「銀剣草」
保護されています。
マウイはここより大きな群生地があるとのこと。
銀剣草の仲間。
火山国立公園のクレーターリムから。
ハイビスカスの原種だそうで、たしか、カウアイ島の島花だったかと・・・。
これは、ナウパカだったと思います。
トベラの仲間かな。 トベラとタイプして変換すると、海桐と出ます。
ググってみると、温暖な海岸に自生する、と書かれてます。
たしかに、これは海岸で撮影しましたが、日本では庭木とか街路樹の足元に植えられてますね。
花も違います。この花、半分しかないみたいな形です。
二つ合わせるとこうなります。
これを基にした、火の神ペレにまつわるハワイの伝説がありますよ。
ペレが恋した若者、恋人がいたんです。
で、それを知ってペレが激怒！ ２人は逃げます。
若者は海へ、恋人は山へ。
２人が逃げた場所には、ナウパカが咲きます。ビーチナウパカとマウンテンナウパカ。
お花は引き裂かれたかのような形です。
山と海のナウパカの花を上の写真のように合わせると、恋が成就するということです。
残念ながら、これは両方とも海のナウパカ。
げげっ、男同士？？？
ハワイの固有種でオヘアです。
ハワイは島国だけれど、人が持ち込んだ外来種がたくさんあって、
たとえば、ハワイの象徴と思われるようなプルメリアとかモンステラとか、パイナップルに
しても、コーヒーやパッションフルーツにしても、すべて、外から持ち込まれたものです。
外から持ち込まれたものでも、中には伝統植物というカテゴリーで保護されているものも
ありますし、害とされているものもあります。
コーヒーなどハワイの産業に大きく貢献している植物たちが多いほど、同じレベル、
いや、それ以上に固有種がきちんと保護されているのが素晴らしいところです。
ハワイのガイドさんは、そういった肝心なことをいろいろとレクチャーしてくださいます。
個人で行くハワイ格安ツアーももちろん楽しいけれど、ホントのハワイを知りたければ
信用できるガイドさんにガイドしてもらうのが一番ですね！