最後の夜は定番の観光地、ビクトリアピークへ！
南Ｙ島からフェリーで中環に戻り、この日、ハイキングをパスしてマカオ日帰り世界遺産の
旅に出かけられた、親分＆未亡人クラブのＳっちゃんさんをお迎えに、マカオからのフェリー
到着港へ急ぐ。
地図上では近いけど、歩きなので、そこそこ時間がかかる（泣）
それでも昔と違って、今は、私もお客さんも携帯を持ってて海外でも使えるので、何かの
折には連絡がつくから安心だ。
マカオは、香港同様、中華人民共和国のマカオ特別行政区なので、つまりは同じ国だけど
外国扱いらしく、出入国記録カードも必要。もち、パスポートもだ。
港も大きくて、どこがどこやら・・・、警備員に聞いても、遠くを指さすだけで、ちゃんと
教えてくれない・・・。
口開いたら魂が抜けるとでも思うとるんか？？？それとも子供でもできると？？？
漢字と感じで、何とかお二人が入港するまでに、到着口に着いた！
そこから、皆さんが待つバス停までタクシーを飛ばし、全員そろって、ピークトラムの駅に
行くバスに乗車。
オクトパスカードを持ってるから、ここもピッ！で簡単簡単！
その後、多くの観光客に混ざって、長蛇の列に並び、ピークトラムに乗車。
１００年以上前にできたというから、さすが、イギリスの租借地！
最大傾斜２７度で、窓から見えるビルが傾いてる(笑)
上からの景色は素晴らしい。摩天楼・・・。
この景色を見たら、ここの一発当てたろか！って人生をかけたくなる人も多いだろう。
百万ドルの夜景というのは、景色の値打ちでなく、ひょっとしたら、その位の成功を
夢見させてくれる場所、という意味が込められているのかもしれないな・・・。
昼間にここに来たときは、ここから西高山という小ピークを登りに行った。
樹々でなく、ビルの林が目の高さに迫ろうとしていて、見たことのない風景が楽しめる。
登山後、ひと昔前の香港マカオ観光ツアーに必ず組み込まれていた水上レストラン
「ジャンボ」がある「アバディーン」に下山して、さほど飲茶を食べたこともあった。
ビクトリアピークを挟んで、北側はビクトリアハーバー、南側にはアバディーンという港が
あり、その時は南側へ下山した。
アバディーンは中国語で書くと、「香港仔」
日本語では「元香港」と呼ばれている。
アバディーンは昔、香木の運びだしで賑わった港。
香木が香る港・・・、香港の名の由来は、そこから来ているちう説が有力らしい。
だから、元香港だそう。
アヘンの輸入は、ここではなく、上の写真に写っている北側のビクトリアハーバー。
世界史の教科書で、チャイナ帽を被った三つ編みの中国人が、キセルを吸って、
うっとりとした目をしてる絵を見た記憶がある・・・。
香港の名が、世界史の中に出てくるのは、１８世紀後半以降。
それまでは人口７０００人ほどの小さな漁村だったとか。。。（今は７００万人！）
私は何しろ数字と歴史が大の苦手、歴史の浅い香港だから、大好きになのでする(笑)
歴史苦手とはいえ、アヘン戦争は、私の好きな「お茶」がもたらした大事件。
イギリスのお茶の文化が、香港を歴史の表舞台に押し出したとは。。。
それでも、イギリスの支配下にならなければ、香港はアジア有数の経済大国に発展
することはなかっただろう・・・。一つ一つ紐解くと、面白いなって思う。
机上で知識を詰め込んだ（詰まらんかったが・・・）学生の時と違って、こうやって、実際に
その地を訪れると、頭にすんなりと入ってくるぞ～。
学生の時にここに来ていたら・・・。
えっ？ 中学の時、来てるし！！ でも覚えてるの、「ぢ」のネオンサインだけやし・・・。
ビクトリアピークには、イギリスで有名な、「マダムタッソーの館」の出張所があります。
有名人や時の人の蝋人形を展示しています。
入口にいた、世界的な大スター、ミシェル・ヨー人形と２ショット。
ヨン様大大大好きな未亡人クラブのＳっちゃんさんは、親分を引き連れ、入館！
ヨン様との２ショットを撮られて、ヨン友に差をつけた！！とご満悦でした。
ちょっと足が短めだったそうですが・・・。
あ、私の足も、実際はもう少し長めなのですがね・・・。
ちなみに！
前にブログに書きましたが、私、イギリスのマダムタッソーの館で・・・。
http://ameblo.jp/avante-ryuayu/day-20100517.html
↑ 詳しくはこちらを見るべし！
香港の観光で、もう一つ有名なのが、オープンデッキの２階建てバスで、ネイザンロード
（メインストリート）を走ること。
看板に頭が当たりそうになりながら、夜の街を疾走します。
今回は時間がなくて、いけませんでした。