最近はやりの塩麹。
晴れ女さんからも美味しいよ!って聞いていましたが、麹って酒粕系のイメージがあり、
私、アルコールがダメなのでこれもアカンかなって想像して、買おうとしてませんでした。
でも先日、堺のことを調べていたときに、たまたま「麹屋雨風 」という創業1689年の
お店が堺にあると知り、買う買わないは別として一回行きたいなとは思ってました。
で、先日、ゆんさんとチャリンコデートをしたときに、堺の伝統産業会館でここの製品を
発見して・・・、速攻、買ってしまいました(笑)
この時代もんの甕!! 電話番号がシンプルです!
ブランド名がキッコーサカイなんですが、キッコーマンのぱくり!とか思わんといて下さいね!
キッコーマンは1900年代創業の会社ですぜい!
塩麹は塩と麹を使って、おうちでも簡単に作れると本で読んではいましたが、私の体が
受け付けるかが???だったので、まずは出来たものを少量購入!
さっそく、もらったレシピに載っていたニンジンのナムルを作りました。
なんや、むちゃくちゃ美味しいやんか!!
少量使っただけだからか、アルコール分は元々ないんか・・・、なんか知らないですが、
とりあえず酔うこともなく、美味しく美味しく戴きました。
今度はもう少し、手の込んだ料理をしようと思います。楽しみだ~~!!
このところ、食べログが多くなってる自分に気づきます。
冬で動きが少ないというのもあるのですが、以前、マクロビをかじった時もそうだったけど、
自分の体を大切にしてる時って、結構、食べることを大事にしてる時みたいです。
マクロビの時は意識してなかったけど、あとあとそれに気づきました。
ダンナがいなくなって、頼れるのは自分だけという潜在意識があるのかもしれません。
いつも買ってる「うたかま」 という本に食品の安全についてのコラムが載ってました。
読者の質問に答えるというスタイルでそのコラムは書かれています。
回答者は、哲学者の内山節(うちやまたかし)さんです。
↑これまたスラさんブログにたびたび登場!
ここにも登場します! ←クリック!
食べ物に支払う金額と、食べ物自体の価値は全く別だ、ということが書かれてました。
日頃家庭で食べるものは安い食品でも、気の張った人と外食に行くときは、多少高くても
あまり気にせずに支払う。
その金額の差は、食べ物自体の価値でなく、一緒に食べる相手との関係性によって生じる
というのだ。
哲学者の内山さんの文章を、私は上手く読み解けなくて、ひょっとしたら誤解してるかも
しれないけれど、一緒に食べる人との関係を考えてお金を払うのではなく、食べ物そのもの
の価値を見極め正しい価格を支払える消費者になろう、生産者については、消費者が誰と
食べるだろうという視点から料理や食材の値決めをするのではなく、自信を持って販売できる
ものを正価で売ろう、そういうプライドを持とう、そういうことがない限り、食の安全は確保
できないだろう、ということが書かれていたように思う。
これは何も値段のことだけに非ず・・・。
料理にかける時間や手間だって同じことが言えると思うのです。
そして、食べ物だけじゃなく、世の中のすべてのことに対して、容易い方に流れるのでは
なく、丁寧に考える、丁寧に扱う、丁寧に生きることが大切だと・・・。
現代人はあまりに楽に容易く、そして無意味に生きてる気がします。
大切に生きること、それが体調維持や、安全の確保、自然保護、次世代への継承と、世の中の
すべてのことに通じてゆくと思うのです。
まぁ・・・、今、わかったようにエラそうに書いてみたけど、これが今、はやりのスローライフな
わけですわいね(笑)
これを意識しているわけではないけど、体や心が自然にそういう生き方を選んでいく。
自分の中にある潜在意識というのはほんとにすごい!自分のことながら驚いてしまう!
キッコーサカイの雨風さんも、品物を大切に扱ってきたからこそ、400年近く続く会社
なんでしょうね・・・。
堺には、創業何百年というお店がたくさんあります。
いやはや私の中にも、堺のDNAは多少存在してるような気がします。
どーしよーー、何百年も生き続けたら???
山ガールならぬ、山姥やなぁ・・・(笑)
いやいやいや・・・、それはない!
はぁ?賞味期限?食べれたら何でもいいねん!そんなシンギクサイこと言ってられるかいな!
と超ジャンキーなDNAの方が多いんだから!