和泉葛城山 | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

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「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

ぼちぼち紅葉が良い時期では、と思って和泉葛城山へ。


NHKの朝の連ドラ「カーネーション」の舞台でにぎわっている岸和田から、バスで約1時間。

牛滝山からスタートする。

紅葉を見に観光客がちらほら。でも、ここはちょっと早いみたい。


お地蔵さんが丁毎にお出迎えしてくださる丁石道を、二十一丁地蔵まで歩き、牛滝林道を

さらに山頂までとぼとぼと歩く。


アバンティ・クライミングスクール大阪

和泉葛城の大阪側は、ブナの原生林が美しい。

ブナの南限がこの辺りとのことで、ボードウォークが完備、保護されている。

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山頂直下の長い石段の上に、葛城神社が鎮座している。

そして、奥に進むと、竜王神社が祀られている。背中あわせに仲良く(笑)

大阪側と和歌山側の神社かと思い、国土地理院の4500の1(2万5千でないど!)で調べたが

そうでもないらしい。あまり見かけない珍しい配置だなぁ・・・。


アバンティ・クライミングスクール大阪
地元の中学生が登山にきていて、どこの学校?とか何とか、ハイカーとやりとりしている。

学生の清々しい受け答えに気持ちイイ。

私たちも日当たりのよい場所を見つけて、ランチを食べる。

この周辺には秋グミがいーーーっぱいなっていて、美味しい!というほどのものでもないけど、

ありがたく頂く。渋さがあるけど、中は甘い。小さい頃、庭で食べたビックリグミと同じ味!

アバンティ・クライミングスクール大阪

一気に寒くなったというのに、まだ頑張って咲いているカワラナデシコに挨拶しながら、

紀泉高原スカイラインを快適に歩く。

ハイランドパーク粉河のお店をひやかし、柿を試食。

何にも買わなかったバチがあたったのか、犬鳴山に下山する道が分からず、そのまま、

スカイラインを進んでしまい、行ったり来たりを二度繰り返す。


標識には、高城山、犬鳴山と書かれていたので、高城山経由でなく、犬鳴へダイレクトで

下山する別のルートがあるかのごとく、私の地図には記載されていた。

最終的には、高城山への道をとり、途中で道を分けるということがすぐに分かったのだけれど、

私が持参した一般登山地図、通称「おもちゃ地図」では、その詳細が読みとれなかった・・・。

なんや!!ってな感じのことで、知ってる人が聞いたら、ちゃんちゃらオカシイ事態に陥って

時間をちょっとロスしてしまった・・・。


地図は読めなきゃいけないけど、いっそ、読めない方が間違わないってこともある・・・。

この間の大文字山では、読めない人が間違った道を進んでいたのを教えてあげたのだけど、

まぁ、今日みたいなことがあると、どっちが良いのか悪いのか・・・。


でも、一つだけいえることは・・・、

やっぱり、山岳会の先輩に口を酸っぱくして言われたように、山は国土地理院の地図を

使わなアカン・・・ってこと。

帰ってWEBで2万5千の地図を見たら、私のその時の疑問はあっという間に解決された・・・。


でまぁ、道は分かったのだけれど、もう車で帰りたいムードがマンマンだったので、タクシーを

呼ぶことに・・・。

メンバーの体力や状態から、実はこれは最初から、エスケープルートとして想定内だったので

大阪側のタクシーを呼ぼうと、携帯をザックから出そうとしたとき、


「同じ方面やし、送りましょか?」と天の声!


ドライブにきていて、ちょうど帰るところだから、乗せていってあげると・・・。

ありがたいことに、スタート地点の岸和田の駅まで車で送ってくださった。

以前、タクシーのドライバーをなさってたとのことで、山道なのにスムーズに快適に、そして

楽しくおしゃべりしながら・・・。

ザッツ大阪!!と、行きずりの人の親切に、益々地元愛が深くなった私です!

アバンティ・クライミングスクール大阪
難波駅まで、皆さんをお送りしてから、19日のノースフェイスさんのイベントの打ち合わせを

兼ねて、難波高島屋へ。


町は、早くもクリスマスムード!

京都を離れて丸1年か・・・。

2度目の1人しんぐるべーる! ガクッ・・・(泣)

おい!りゅういちろー! 盆正月くらいは帰ってこいよな!!