鈴鹿、釈迦ガ岳 | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

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「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

先日、水尾にご一緒した方から、ずっと前から行きたいと思ってる釈迦ガ岳につれって欲しい、

とのご希望があり、さっそく行ってきました。


寒い日が続いていたのに、この日は汗ばむほどの陽気! 日頃の行いが良いからや、と

めいめいが納得して、京都を出発。

朝明渓谷の駐車場に車を止めるや、集金のオジサンが飛んできて、ここ最近出来た中尾根

登山道の説明と1/25000の地図をくださる。ルートは簡単な方が良い、とのリクエストで、

庵座谷、松尾尾根はパスして、この中尾根を登ることにする。


京都アバンティ・クライミング・スクール

駐車場正面のコンクリート道を進み、小尾根をひとつ越えると、再びコンクリート道にでる。

庵座谷との道を分け、標識どうり忠実に尾根をたどる。

オジサンによると、山頂へは1時間50分とのこと。ちなみに庵座谷3時間~3時間半、

松尾尾根3時間弱、ということで・・・、一番短く、安全で歩き易いコースだと思う。


京都アバンティ・クライミング・スクール

顕著な尾根道を快適に歩く。

紅葉は8割がた終了しているが、葉を落としている分、見晴らしがきいてスカッと気持ち良い。


京都アバンティ・クライミング・スクール

お二人ともゆっくりしか行けない、と謙遜されるものの、なんのなんの、とても健脚で、

小休止を2度とって山頂へ余裕のタッチ。しかもずーっと喋りっぱなし!どんな肺活量や!

ヨメも負けじと応戦、ダンナはあっけにとられ終始無言・・・。


京都アバンティ・クライミング・スクール

下山は、水晶への縦走路を少し歩いて、羽鳥峰分岐より朝明渓谷へ。

縦走路からは庵座谷をはさんで、今タッチしてきた1097m峰がはっきりと確認できる。

大山の南壁のようにも見えて、すごい迫力。


京都アバンティ・クライミング・スクール

林道を、少し残る紅葉を楽しみながら下山。ここでもお喋り、お口絶好調。


この方は、関西100名山よりずっと前に発表された近畿百名山(宮崎日出一氏・阪上義次氏選)に

リストアップされている100山を意識せずに登ってこられた方です。

意識せずにといっても、残すはあと3山。否が応でも意識してしまいますよね。


しかし、鈴鹿の釈迦ガ岳は少しハードだし、ツアーなどでも少ない。あったとしても年をとって

ゆっくりしか歩けず、他の参加者の迷惑になるから・・・と今日まで行き残しておられたそうで、

この度、積年の夢叶い・・・ととても喜んでいただけました。

残る2つも鈴鹿、またご一緒しましょう、と次のお約束をして京都でお別れしました。

さぁ、今日からトレーニングしとかな! お口の!!