10月17日(土)
![雨](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/021.gif)
![晴れ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/022.gif)
昨年の9月2日の集中豪雨の時に藤内小屋が被害に遭い、私もボランティアに行って以来1年を過ぎました。
復旧に向けて堰堤用の道も拡張され、登山道もボラ ンティアによって整備されていました。昨年の夏にクライ
ミングに来て以来、久し振りに藤内壁に行きました。
![雨](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/021.gif)
張りました。明日に備えて『一ノ壁』に、ガスのため前尾根も一ノ壁も明日予定のバットレスも何も見えませ。
一ノ壁取り付きに着き濡れている『3ルート』をクライミングしました。天気も回復しない感じなので昼過ぎテン
場に下山。
![晴れ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/022.gif)
【エリア&ルート】
今回のクライミング・エリアは藤内壁バットレス、
1ピッチ目:カリフォルニアドリーミング 5.10a
2ピッチ目:ウィンド・サーファー 5.10b
3ピッチ目:カリフォルニアドリーミング 5.10a
4ピッチ目:カリフォルニアドリーミング 5.12a
★3人のクライミング所要時間:4時間
【ギア】
シングルロープ=60m/2本、 クイックドロー=20set、 スリングテープ=各自3~5本、
確保器、下降器、カラビナ各種、
![京都アバンティ・クライミング・スクール](https://stat.ameba.jp/user_images/20091019/11/avante-ryuayu/dc/af/j/o0511038410280615684.jpg?caw=800)
『バットレス全景』 こんなに綺麗なスラブのバットレスは国内にはここだけです。花崗岩の真っ白な岩肌
を見ればクライマーなら必ず登攀意欲をそそることでしょう。 ※滑り台状の部分を登ります。
![京都アバンティ・クライミング・スクール](https://stat.ameba.jp/user_images/20091019/11/avante-ryuayu/ea/85/j/o0511038410280615686.jpg?caw=800)
1ピッチ目:カリフォルニアドリーミング 5.10a 始めて登るスラブに少し意気衝心する。「H氏」
岩に日が当たらないので指先がとても冷たいクライミングとなりました。
![京都アバンティ・クライミング・スクール](https://stat.ameba.jp/user_images/20091019/11/avante-ryuayu/24/41/j/o0511038410280615688.jpg?caw=800)
2ピッチ目:ウィンド・サーファー 5.10b ビレイポイントからいきなりハングをクリアすると、デリケートな
スラブのクライミング、このスラブの笑窪(微妙な凹み)を拾いながら立ちこむ、ホールド(手掛り)は、
花崗岩の結晶に爪をたてる様にゆっくりとクライミング。「N氏」 少しスリリングなクライミングかも・・・?
![京都アバンティ・クライミング・スクール](https://stat.ameba.jp/user_images/20091019/11/avante-ryuayu/ae/e9/j/o0511038410280615689.jpg?caw=800)
3ピッチ目:カリフォルニアドリーミング 5.10a 左のクラックから、浅いクラックを指先に感じながら徐々
に伸ばして行く。次の4ピッチ目が今回最大のライン5.12aです。
![京都アバンティ・クライミング・スクール](https://stat.ameba.jp/user_images/20091019/11/avante-ryuayu/80/ff/j/o0511038410280615692.jpg?caw=800)
4ピッチ目を終了して2回の懸垂下降で降りて来ました。取り付き点から見上げるとスケールの大きさがわかる
ことと思います。
最後にH氏が、『緊張感から解放され、今ようやく充実感がカラダに沸いて来ました。』と、言った言葉が凄く残っ
ていました。