秋山登山『 槍ヶ岳(3180m) 』 | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

槍ヶ岳(3180m)
10月10日(土)~12日(月)  晴れ×3日間=もみじ満雪星星空 
天候に恵まれた3日間

今年の夏は冷夏でした。そのせいか残暑がないままに秋を迎えました。
2年振りで台風台風18号が日本列島に上陸し、アッと言う間に通り過ぎて行きました。台風の影響で
2000m以上の山々の紅葉は散ってしまった感じでした。台風の後は、寒気が日本列島に入り込み

アルプスでは、初冠雪の知らせが各地で聞かれた様です。

北アルプスの象徴『槍ヶ岳』。三角形の均整の取れたこの山は、富士山富士山に次いで本当に美しい山です。
そして何処から見てもそれとわかります。北アルプスを繋ぐ『大動脈』の分岐点ともなっています。
槍ヶ岳の登山ルートは四つです。一般的には、上高地から槍沢を登って来る南ルート。東は大天井岳から
西岳の東鎌尾根ルート。北は登山者の憧れである北鎌尾根のバリエーションルート。そして、今回私たち
が選んだ西鎌尾根ルートです。このルートは、鏡平から槍ヶ岳を終始眺めながら ‘ゆっくり’ 登れて実に
楽しいルートです。 夏はコスモスハチヒマワリ お花畑が随所にあります。来年の夏に行ってみては如何でしょうか。
鏡平の池に映る 『槍ヶ岳』 は、本当に素晴らしい姿を私たちに与えてくれます。

10日(土)晴れ雨雪の結晶 新穂 8:20 ~ 双六小屋 15:00
久し振りに槍ヶ岳に登頂して来ました。今回のコースは、新穂から双六岳へ、西鎌尾根を経て槍ヶ岳に
登頂、下山は飛騨沢から槍平を経て新穂へと槍を通し見ながらの楽しい登山でしたが・・・入山は小雨と
ガス、最後はミゾレで槍ヶ岳は見えないまま双六小屋へ、
11日(日)晴れ  双六小屋 7:20 ~ 槍ヶ岳山荘 12:00  槍ヶ岳登頂(往復1時間弱)
昨夕、雪が降っていました。快晴の中の登山、薄化粧で稜線は真っ白でした。初冠雪は9~10日でした。
12日(月)晴れ  槍ヶ岳山荘 6:30 新穂 11:40
飛騨沢を快適に下りました。
京都アバンティ・クライミング・スクール
ガスが空け双六小屋が見えて来ました。


京都アバンティ・クライミング・スクール
翌朝、『初冬』 アルプスは真っ白です。遠く薬師岳が見えます。


京都アバンティ・クライミング・スクール
槍ヶ岳を中心に、右側は穂高連峰、左側が北鎌尾根、右下から延びる尾根が今回のルートの西鎌尾根


京都アバンティ・クライミング・スクール
直下から槍ヶ岳を見上げる私


京都アバンティ・クライミング・スクール
槍ヶ岳山頂にて、後方は後立山連峰