山のめぐみ | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

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「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

ダンナが山でコシアブラを採ってきてくれました。


でも、「ハイ!」と渡されて少し躊躇・・・。

山の幸は、知ってる人が摘むからこそ安心して食べられますが、

木々には疎いダンナが(恐らく)気軽に摘んできたものを

「サンキュー~!」と無防備に食べられるほど、私のお腹は丈夫でない・・・。

ダンナは誤食の怖さを知っているのでしょうか・・・?

私の山仲間の会長さんは、キノコの博士としてかなり有名な方でしたが、

そのキノコにあたって亡くなっています・・・。


ニリンソウとトリカブトとか、誤食の可能性を知ってる人は見分けがつくでしょうし、

つかなくてもしっかり調べてから摘むでしょう。でも知らない人は、

「これそうや!」と決め打ちで摘んじゃうでしょう?

私は山菜摘みが大好きですが、絶対間違い無い、というもの以外は全部、

図鑑で調べて木肌や形、生えている場所などしっかり調べます。

そして、自信が持てるときだけ摘んで口にします。


私はコシアブラを摘んで食べたことがないので、一応、

まずは図鑑で姿かたちをチェック、次に

高木で取りにくいはずなのに沢山摘んできたので、どうやってゲットしたかを聴取、

高い所だったけどクライミング中に懸垂下降中に採った、と聞いて、

ほぼ大丈夫かな、と思って、少しかじって味見したところ、

おととし、スーパーで買って天ぷらにした時の味とおんなじだったので、

ホッとして天ぷらの準備をしました。


京都アバンティ・クライミング・スクール
エコナ(高い油!)で揚げたので、高級料理です。

ちなみに塩は、知人がネパールで買ってきてくれた岩塩。

春の爽やかな香りとミネラルたっぷりの甘めのお塩で、あっという間になくなりました。

ダンナ様、ごちそうさまでした!


明日から4日間、韓国に行きます。

トランジットで何度も行っていますが、中は初めてです。

楽しみ~!