花の夜叉が池 | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

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「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。


登山口

わずかに残っていたイカリソウ

待望のカタクリ

ピンクの絨毯をひいたよう


夜叉丸より、夜叉が池と三周ケ岳



やっと、やっと、夜叉が池のカタクリを見に行けました。

2年前からずっと行こう、行こうと言っていながら、やっとこさでした。

それこそ10年ほど前、ゴールデンウィークに行った時、あまりにも花がきれいだったので、

それをダンナに見せたかったのですが、ダンナは花より岩とか氷とか雪とか、

なんか、冷たーいものがお好きなようで、なかなかお腰をあげてくれず、

今日にいたりました。


10年前のその日は、登山口からイカリソウのプロムナード、中頃から山頂までは

カタクリの群生で、見事にピンク1色の登山道でした。

7,8年前に登った時は、花はそれほどで、登山口近くにコゴミが美味しそうに

伸びていました。皆子山岳会の知人と偶然お会いして驚いたことを覚えています。


さて、今回・・・。

朝6時に京都を出て下道を走り、広野ダムに8時半に到着。

(融雪間近で?)落石の恐れありで、登山口までの道路が封鎖されており、

ダムサイトに車を止めて、車道をトコトコ、1時間歩いて登山口へ。


期待していたイカリソウは、すでに花期を終えており種がついていました。

夜叉が池へは急登の登山道をひたすら2時間の登り・・・、

花になぐさめられるから、登れるというもの・・・。

花はないし、ダンナは相変わらずトットと歩く(休憩を入れて1時間20分で登った)し、

手術したばかりの右手はダルイし重いし、手首を固定する装具は暑いし・・・。


中頃過ぎてもカタクリも全くなくてがっかりですが、、稚児ゆり、オオカメノキ、イワウチワ

ミツバツツジ、イチリンソウ、ユキザサ、ミヤマカタバミ、フデリンドウなど春から初夏の花が登場。

イカリソウも、2株だけですが咲いているのを見つけました。

足は乳酸マンマンですが、さすがあゆちゃん!カメラを撮る余力はアリアリ!

そうこうしているうちに、夜叉が池まであと500mの看板。


もうちょっとや~、とダンナの励ましを受けながら、花を探して歩いていたら、

年齢にて60歳くらいのヨレヨレのカタクリの花を発見!!!

やっとやっとの再会に感動して写真を撮っていたら、先行していたダンナが、

「いっぱい咲いてるよ~」と前方で呼んでくれました。


登山道脇は、カタクリの群生地となっていて、夜叉が池までずっとプロムナード状態。

ほかにも、ミヤマキンポウゲ、エンレイソウ、サンカヨウ、ショジョウバカマなどなど

私好みの花がたくさん咲いていて、とっても幸せでした。

イカリソウの群生に会えなくても舗装道路を1時間歩いても、あまりあるお釣りでした。


三周ケ岳と夜叉が池がきれいに見える夜叉丸に登る途中で、

ニッコウキスゲの黄色いつぼみも二つ見つけました。

6月中ごろから咲くのかな?

広葉樹が多いので秋の紅葉もきれいなはず。

また、機会があれば登りたいです。