7時半、京都を出発。
西高東低の典型的な冬型の気圧配置。日本海側は荒れているようだが、山を隔てたこちらは晴天。放射冷却で夜は冷えそうだ。今年は降雪が早い。計画段階では初冬軽ハイクのつもりだったが、本格的な冬山になりそう。雪山初体験のお二人には少し厳しいか・・・。美濃戸口への路面は凍っていたが、何とかノーマルタイヤで突破。駐車場で支度をして出発。
夏ならうんざりの林道も、雪化粧した今日は楽しいハイキングとなる。雪の帽子を被ったごろごろ石が並ぶ沢をいく度か越え、冬の八ヶ岳のシンボルともいえる大同心を正面に眺め、北沢をゆっくりと赤岳鉱泉へ。日没直前に到着。さっそく整地しテントを張る。暗くなるのと同時にテントに入る。
ビールで乾杯後、手早くカレーで夕食、簡素ながらも体が温まりホッとする。ガスを消すとみるみる冷えてくる。今夜は本当に長い夜になりそう・・・。