西穂高岳登頂 | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

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「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。











北アルプスの西穂に登ってきました。


初日はガスの中の出発となりましたが、銀竜草やカラマツソウ、ハクサンフウロなど可愛らしいお花に出迎えられ、夕方西穂山荘に到着。夜はプロのカメラマンによる「水が作る地形」の講座を聞き、9時前に就寝。


翌朝、安全確保のためハーネスを付けていただき、7時山荘発。ガスがどんどん湧いてくるものの、すぐに消えるので景色は良好。正面に西穂から奥穂、前穂への稜線、西側には笠、錫丈、大木場の辻、奥には白山の峰々も見えています。南は焼岳や乗鞍の美しいスカイライン、そして東は南アルプスや八ケ岳、富士山もしっかりと確認できました。ハクサンイチゲや、イワギキョウ、ミヤマダイコンソウ、ハクサンシャクナゲなどお花もきれいで、夏のアルプスを満喫!


独標には良いペースで到着。この先、西穂へ続く最初の岩場の下りで尻ごみして、引き返す登山者も多くいましたが、われわれは当然先に進みます。参加者のお一人から、前回、独標から先に行けなかったので今回はリベンジしたい、という思いを伺っていたので、ダンナがここでロープをだし、安全を確保して下降いただきました。アルプス初心者組の皆さん、物々しい登攀具に多少戸惑いつつ、ロープで確保されている安心感から、あとの悪場も難なく通過、あっさりと西穂高岳に登頂いただけました。


記念撮影後、同じ道を山荘に戻り、名物のラーメンをいただき下山。今宵の宿は、新穂高温泉の穴場的宿、「山荘富貴」さんにお世話になりました。錫丈を真正面に仰ぐ露天風呂は最高でした。朝風呂の後、よく冷えたトマトを宿の奥さんがご馳走してくださり、あずま屋でよばれました。アルプスの朝を満喫して、槍の穂先もカメラにおさめ、帰途につきました。飛騨清見の豆腐直売所で土産仕入れと、遅い朝ごはんを食べ、クーラー故障で灼熱地獄のバンで、暑い暑い京都に帰ってきました。


体力がない、技術がない、自信がない、いろんな理由で行きたい山を諦めている方、ぜひご相談ください。アバンティが皆さんの夢のお手伝いをさせていただきます。単なる山の同行者でなく、安全を確保して安心で楽しい登山をしていただけるようガイドいたします。