愛しのジャンポール -2ページ目

愛しのジャンポール

友だちはスズメとカエルさんだけ


元BASSIST、現在ALTO SAX吹いてます♪

ヘンな音楽とかフツーの音楽とか、楽器、サクラ大戦、スズメ、カエルさんとか… 
ドーデモイイ日記ですがよろしくよろよろですのだ (・o・)

 
5月11日(日)晴れ雨


御機嫌如何ですか
私はあい変わらずですクマ




森ノ宮駅前のペコちゃん近影。(5月6日撮影)





先日、久々にちょい●しあさチャンの前を通りました。
昭和レトロな雰囲気の日本橋商店会にある、大盛りで有名なお店です。


(3月9日撮影)





久々だったこともあり、貼り紙が替わっていました。



 
店主さんの優しい人柄が滲み出た貼り紙ですね。






今日はサウンドパック本店2階へレコードを買いに行きました。


因みに昨日はまいどのディスクユニオンで買い物。
そして今日は、ディスクユニオンには置いてないレコードを買うためサウンドパックへ…
(かくして家のレコードは増え続ける。)



日本橋に着くと、でんでんタウンでは交通規制の立て看板が柱ごとに設置されてました。
そう、いよいよ来週の日曜はストリートフェスタです。





日本橋総合案内所では、ストフェス公式ガイドブックを配布中。



 


今年で第18回目となる日本橋ストリートフェスタ。

コロナ禍により2020年から開催休止が続いてましたが、去年2024年には5年振りに再開。
そして今年も無事に、今月18日(日)に開催されることとなりました。



しかし、恒例だった我々ジオン軍のストフェス侵攻作戦ですが…

事情が事情なので再開は厳しそうです。
それもこれも全てコロナ禍が悪いのです。

我々を指揮なさった隊長ですが、苦境をバネにして現在は新たな道を突き進んでおられます。
不屈の精神を持つ凄い方だなと感服いたします。
しかし隊長の講談はまさに日本の至芸、また釈台の前に戻って来られると信じております。

そして、またいつかジオン公国のため、隊長が旗を揚げる日が来ることを願っております。
それまで我々兵どもは、待ち続ける所存であります。

ジーク・ジオン。



懐かしい動画を貼っておきます↓







サウンドパックに話をモドス。



最近またサウンドパック本店2階で買い物するようになりました。
正直、ディスクユニオン以外で買うと後悔することが多いのですが、レコードは一期一会。
いくら回転率の高いディスクユニオンでも、なかなか見付からないレコードも当然あるので…



最近サウンドパック本店2階で買ったもの↓


3月29日(土)

ポール・ヤング『カム・バック・アンド・ステイ』(12inch) 880円
 ディスクユニオンのデータベースに無く、長年探してた1枚。シュリンク付き!
 このポール・ヤングの12吋を皮切りに、またサウンドパックで買うようになりました。

4月19日(土)

ちあきなおみ『愛の旅路を~ちあきなおみ演歌ブルースを歌う』 2200円
 1970年11月発売の2nd。演歌ブルース中心のカヴァー集。3面見開きジャケ。

5月5日(月)
 
スウィング・アウト・シスター『ベター・トゥ・トラベル』 2420円
 「ブレイクアウト」収録、1987年の1st。当時は全く興味なかったけど今聴くと凄く良い。
藤島恒夫『歌ひとすじに』 1650円
 「月の法善寺横町」、ソウルフラワーがやってた「さよなら港」収録。赤盤。ジャケが若い!



ディスクユニオンには演歌や子供向け音楽はあまり置いてないので、このお店は助かります。
安レコなら断然ディスクユニオンの方が安いけど、全般的に良心的価格だと思います。
近年価格高騰してる盤だと、きっちり値上げするディスクユニオンと違い、安かったりします。
そして何より店主さんの人柄と知識の豊富さが、他の店と大きく差を付けています。
是非ともサウンドパック本店のXをチェックして頂きたい。結構勉強になりますよ。

https://x.com/soundpak




今日買ったのはこちらの2点↓


@日本橋公園
 
三枝成彰『ハートカクテル Vol.6』 880円
川田正子『<うたえ!ゆりかご会> 川田正子 海沼実作品集をうたう』 1100円



『ハートカクテル Vol.6』はCDへの移行期である1988年リリースの希少盤。
帯が破れててジャケも折れシワ多いけど880円は安い!と喜んで購入。

しかし帰宅して中を見ると、インサートが入ってないではないかっ!
わたせせいぞうのカラーイラストがいっぱい載ってるやつやのに…
インサート無かったら要らんわ。まぁ、買う前に確認しなかった自分が悪いんやけど。

音楽は松岡直也ではなく、島健でもなく、アニメ番組後期を担当した三枝成彰。
ストリングス主体でソプラノサックス、ピアノ、ヴァイオリン等が加わったしっとりした音。
特に平原まことのたまらなく美しいソプラノサックスが聴きもの。




んで、特に紹介したいのはコチラの方です↓



  
川田正子『<うたえ!ゆりかご会> 川田正子 海沼実作品集をうたう』



1971年リリース。川田正子(かわだ まさこ、1934年7月12日 - 2006年1月22日)と音羽ゆりかご会による、海沼實(かいぬま みのる、1909年1月31日 - 1971年6月13日)の追悼盤です。「からすの赤ちゃん」、「おさるのかごや」、「みかんの花咲く丘」ほか、“童謡のかみさま”と称され日本人に最も愛された作曲家、海沼の作品を2枚組LPに収めたレコードです。

川田正子は幼少の頃より児童合唱団、音羽ゆりかご会(レコードではコロムビアゆりかご会、日蓄児童合唱団などの名義になることも)に妹の孝子とともに入会し、同会の創設者で会長である海沼實に師事。戦中~戦後の日本の童謡界を代表する歌手として国民的人気を博しました。ところが中学の時に変声期にさしかかったため、海沼の勧めで歌手を引退。





川田は東洋英和女学院高等部を卒業した後、武蔵野音楽大学声楽科に進学。卒業後は、音羽ゆりかご会世田谷支部を任されて指導者に転向。その後、成人童謡歌手とし復帰しました。本レコードの内ジャケットには川田本人の文章が掲載されており、その一部を抜粋すると…

私が童謡の世界から引退いたしましてから、早くも24年の歳月が過ぎておりました。そしてこの度思いがけなくも、再びマイクの前に立つことになりましたが、それが海沼先生の追悼記念になろうとは、夢にも考えられなかったことです。

以上から分るように本作は、歌手復帰して最初のレコードとなります。




歌詞カードは綴じ込みブックレット仕様。




音羽ゆりかご会との共演による「みかんの花咲く丘」の動画がありました↓
昭和47年(1972年)放送の映像だそうです。


2コーラス目のオブリガートに回るところが激シブ!

あかん、涙出てきた。

私にとって川田正子といえば、この「みかんの花咲く丘」。
そして、海沼作品ではないので本レコードには入ってないけど「とんがり帽子」。
この2曲は、私の母が大好きな曲なんです。
戦後の幼少の頃に、ラジオでよく聴いたそうです。
まさに川田正子の歌声は、荒んだ戦中戦後の子供たちにとっての心の癒しだったのです。






このレコードですが、数年前からずっと売れずにお店にあって…
そのうち買おう買おうと思ってたんです。

それで、ちょっと内容等をネットで調べてから買おうと思い調べたら、面白い事実が発覚!
これはブログ記事にせねば!と、急いで買ってきたという訳です。

実はこのレコードには、幼き頃の沢田聖子が参加してるのです!
そう、コロムビアゆりかご会の一員として。


綴じ込みブックレットには写真も載っています↓


あら、かわいいー。


初めは、これって本当に沢田さん本人なのだろうか?と半信半疑でした。
けどウィキペディアの沢田聖子の頁を見ると、「ゆりかご会に入会」との記述がありました。
沢田さんご本人で間違いありませんでした。

あと、沢田さんのブログでも、ゆりかご会に触れている記事がありました↓
 

 

 

 

 


実は私、沢田聖子を全く聴いたことがないので、次は沢田さんのレコードを買おうかな。
うん、買おう。そうしよう。

(かくして家のレコードは増え続ける。)






■先月(4月)の収穫  特に表記が無ければ、●はアナログ盤、○はCDです。

●フィル・コリンズ『夜の囁き』
●デビッド・ボウイ『セカンド・フェイス』
●アンソニー・ブラックストン『ザ・コンプリート・ブラックストン第2集』
●ジャコ・パストリアス・ビッグ・バンド『オーレックス・ジャズ・フェスティバル82ライヴ TWINS1』
●ジャコ・パストリアス・ビッグ・バンド『オーレックス・ジャズ・フェスティバル82ライヴ TWINS2』
●マイルス・デイビス『ウィ・ウォント・マイルス』
●森田童子『東京カテドラル聖マリア大聖堂録音盤』
●ジョン・コルトレーン『ヴィレッジ・ヴァンガードのジョン・コルトレーン』
○バートン・グリーン・アンサンブル『アクアリアーナ』
●森田童子『マザー・スカイ』
●スタンリー・クラーク,ジョージ・デューク『クラーク・デューク・プロジェクト』
●オーネット・コールマン『フーズ・クレイジー VOL.1』
●オーネット・コールマン『フーズ・クレイジー VOL.2』
●ジミ・ヘンドリックス『エレクトリック・レディランド』
●デヴィッド・ボウイ『ラヴ・ユー・ティル・チューズデイ<愛は火曜日まで>』
●Jack Bruce,Anton Fier,Kenji Suzuki 『INAZUMA SUPER SESSION “ABSOLUTE LIVE!!”』
●生活向上委員会大管弦楽団『This is Music is This!?』
●MR.ミスター『GO ON』
●ボズ・スキャッグス『OTHER ROADS』
○Unlucky Morpheus『冬の味覚食べ歩き 2010→2011 食べ歩きファイナル Lunatic East LIVE CD』(3CD)
●ちあきなおみ『愛の旅路を~ちあきなおみ演歌ブルースを歌う』
●アリソン・モイエット『アルフ』
●ゲイリー・ムーア『望郷の果て』(12inch)
●スタンリー・クラーク『スクール・デイズ』
●ギル・エヴァンス『プリースティス』
●タンゴヨーロッパ『桃郷シンデレラ』(7inch)





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4月4日(金)晴れ


御機嫌如何ですか
私はあい変わらずですクマ




森ノ宮駅前のペコちゃん近影。





今日アマゾンから届いた↓


なんと!アンソニー・ブラクストンのTシャツ。

アンディ・ウォーホルのマリリンモンローみたいなポップアート調なのがセンス良いです。
これが普通の写真のプリントだったら着るの結構恥ずかしいですけど…





最近の近所の激安自販機のようす↓





賞味期限 1/31 です。 今もう4月ですぞ。


もうこのネタいいですね。はい。






今日は金曜日なので通常は出勤日ですが、急遽仕事が臨時休業。
貴重な平日のオフとなりました。

土日祝が出勤でも全く構わなくて、できれば平日に休みたい私。
こんなに嬉しいことはない。



てことで今日は、貴重な平日のオフを満喫すべく、
午前中から外出することに。
 モッチローン!自転車で。





まずは日本橋へ。


ジョーシンのディスクピアでフリージャズのCDを購入。
そして日本橋公園で必殺の記念撮影↓


背景にピントが合ってしまいCDジャケがよく分かりませんね。


バートン・グリーン・アンサンブルのBYG名盤『アクアリアーナ』。1969年作品。
アーサー・ジョーンズ(as)、ジャック・カーシル(tp)他、参加。
これぞフリージャズというべき凄まじい演奏が展開されています。

いつの間にかBYGアクチュエルシリーズの諸作が国内盤CDで発売されてて驚愕!
前衛音楽にどっぷりだった20代の頃は、ほんと国内盤CD化を切望してましたよ。
ムジカ・エレットロニカ・ヴィヴァ『サウンド・プール』とかも発売して欲しいな。



ここでのA・ジョーンズの演奏もフランク・ライト『ユア・プレイヤー』の頃と変わらぬ激烈さ!


イタリアの即興集団MEV、リチャード・タイテルバウム参加の名盤。乞う国内盤発売。



平日の午前の公園は、人が少なくて時間がゆっくりと流れ、心を穏やかにしてくれるもの。
なのに今日は、桜が満開のせいもあって公園内は人だらけ。
一向に休まりません。

せっかくの貴重な平日のオフを堪能したいのに…


仕方ないのでもう行くことに。
さて、何処へ行こうかな。



そうだ、靭公園ならきっと人も少なくてゆっくりできそう。
ベンチに腰掛けて、スズメに餌をあげよう。そうしよう。



靭公園に到着↓


なんや人いっぱいおるで。

写ると具合悪いので極力人を避けて撮影したけど、平日とは思えぬ凄い人混み。
やっぱりここも桜満開で、桜の木の下にはシートを敷いて人がウジョウジョ。

これだから私は春がキライ。
寒くて人がいない冬の方が清々しくて好きです。

もう今日は公園で憩うのは諦めました。





そういや、NU茶屋町にあるTのレコード専門店って…

去年春に出来たらしいけど、まだ一度も行ったことないな。
今年2月に3階から4階に移転リニューアルしたそうだが、そもそも全く行ったことがない。

てことで、行ってみることにしました。



途中、中之島公会堂近くのお気に入りの場所に寄ってみました。
いつも買い物したら、謎の記念撮影をしてるあの場所です。


ここの桜はまだ満開じゃないので人もほとんどいなくてラッキー。

やっとゆっくりできましたのだ。



NU茶屋町のTのレコード専門店では、ずっと探してたフィル・コリンズのファーストを購入。
店名をTOWER VINYLと言うんですね。

んで、初めて行った感想ですが、同じ館内の5階にあるVOX MUSICより断然良いです。
売り場の半分以上が用のない新品で中古の割合が少ないけど、在庫数はそこそこあります。
ディスクユニオンの魅力には到底敵わないけど、今後もたまにはチェックしようと思うー。






さて、今日の本命である毎度のディスクユニオンへ。


今日の買い物は、店舗受け取り注文が6枚とついで買いが1枚。

扇町公園に寄って記念撮影。
桜のない所には人はいないので、無事に撮影できました。


 
アンソニー・ブラックストン『ザ・コンプリート・ブラックストン第2集』 3251円
マイルス・デイビス『ウィ・ウォント・マイルス』 2650円


 
ジャコ・パストリアス・ビッグ・バンド
 『オーレックス・ジャズ・フェスティバル82ライヴ TWINS1』
 1500円
ジャコ・パストリアス・ビッグ・バンド
 『オーレックス・ジャズ・フェスティバル82ライヴ TWINS2』
 1700円


 
デビッド・ボウイ『セカンド・フェイス』 1500円
森田童子『東京カテドラル聖マリア大聖堂録音盤』 1900円


以上が注文品。

ついで買いはコルトレーン。
あと、Tヴァイナルで買ったフィル・コリンズ。

 
ジョン・コルトレーン『ヴィレッジ・ヴァンガードのジョン・コルトレーン』 2650円
フィル・コリンズ『夜の囁き』 990円


以上です。全て国内盤の帯付き。

全てCDで音源持ってるやつばかりだけど、やっぱりレコードで持っておきたくて…
フィル・コリンズは帯ヤケとジャケ状態イマイチだけど、やっと見つけて狂喜しております。
アンソニー・ブラクストンはグッドタイミングでTシャツも届いたしで、ヨカッタヨカッタ◎




今日は待望の平日のオフだったのに、桜の季節のせいであまり満喫できませんでした。
ゆっくり流れる時間の中で、公園でスズメに餌あげたりしたかったのに…

買い物も済んだことですし、そろそろ帰ることにします。



天神橋(橋梁)近くにある自販機に寄ってみました。
「何がでるかお楽しみ!!」枠のある自販機です。





この辺りのボタンを選択。


んで、出てきたのは…



こんなん出ましたけど~ (by 泉アツノ)

カルピス ザ リッチとかいうのが出てきました。
いつも大抵はミネラルウォーターなので、これはかなり嬉しいです。


飲むために毛馬桜之宮公園に行ってみたけど…



ここも桜のせいで人だらけ。
ベンチや座れそうな所はすべて人で埋まってました。


仕方ないので、京阪京橋駅近くの東野田公園まで行ってみました。



児童公園なので子供達がボール遊びをしてました。
なので、中までは入らずに入り口辺りで腰掛けて飲みました。

今日はどこ行っても人ですわ。



最後に、大阪城公園近くのお気に入りの場所に寄ってみました。
サックスの練習をしてた頃は、練習後の休憩でよく寄ってた場所です。


いつも人が少ないし水辺なので癒されます。

ここの木も桜だと思うのですが、まだ満開ではないので人はいませんでした。
満開の時でも人が少ないので、ほんとお気に入りの場所です。






以上、ダラダラと長くなりました。
読み返してみたら、あまりにも内容のない酷い記事なので困ってしまいます。
まぁ、せっかく書いたので、後悔するかもしれないけど公開します。

本当はアンソニー・ブラクストンのディスクレビューを書くつもりだったんですが…
Tシャツ届いたテンションに任せて書くつもりでしたが、余計なこと書いてたら疲れました。
彼の記事を書くにはかなりの時間が掛かるので、またの機会にします。










■先月(3月)の収穫  表記がなければ原則、●はアナログ盤、○はCDです。

●イングヴェイ・マルムスティーン『マーチング・アウト』
●ジェネシス『ジェネシス』
●ジェネシス『インビジブル・タッチ』
●岩崎宏美『Disney Girl』
○ミシェル・ピュイグ『痕跡』
○アラン・シルヴァ『月の表面』
○Tarkovsky Quartet『Nuit Blanche』
●ボズ・スキャッグス『ダウン・トゥー・ゼン・レフト』
●森田童子『東京カテドラル聖マリア大聖堂録音盤』
●森田童子『狼少年 wolf boy』
●岩崎宏美『パンドラの小箱』
●岡田有希子『FAIRY』
●畑中葉子『白日夢』
●桃井かおり『ONE』
●小原礼『ピカレスク』
●生活向上委員会『ダンス・ダンス・ダンス』
●ジョージ・ベンソン&アール・クルー『コラボレーション』
●レヴェル42『フィジカル・プレゼンス』
●ジョン・コルトレーン『ライブ・イン・シアトル』
●ウェザー・リポート『ウェザー・リポート』
●アンソニー・ブラクストン『セヴン・スタンダーズ1985』
●ジョン・コルトレーン『オム』
●ジョン・コルトレーン&アーチー・シェップ『ニュー・シング・アット・ニューポート』
●岡田有希子『贈りもの』
●わらべ『もしも明日が』
○HAGANE『2021.10.16 HAGANE ONE MAN LIVE 第三章「月詠の時」』(DVD)
○アーチー・シェップ『ヤスミナ、ア・ブラック・ウーマン』
●ミッシング・パーソンズ『ライム&リーズン』
●アンソニー・ブラクストン『セヴン・スタンダーズ1985 VOL2』
●アンソニー・ブラクストン『フォー・アルト』
●チャーリー・ヘイデン『リベレイション・ミュージック・オーケストラ』
●ポール・ヤング『カム・バック・アンド・ステイ』(12inch)





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3月15日(土)くもり雨


御機嫌如何ですか
私はあい変わらずですクマ



今日は「曇りのち雨」という私の大好きな天気。

雨が降る前の曇り空の時に、自転車で出掛けるのって最高ですよね?



「・・・・・・」


あれっ? (共感得られずガーン


自転車で雨に降られたらそりゃ最悪ですが、雨ギリギリの天気というのが大好きです。
雨上がりの曇り空はもっと好き。





ということで、毎度ながらのディスクユニオンへ行ってきました。

自転車でブラブラ寄り道しながら、曇り空を満喫して…



まずは日本橋公園で安もんミルクティーを。



昔はこの近くに激安自販機がいっぱいあったのに、今は全て無くなりました。
猫カフェ「猫音(にゃおん)」近くの自販機まで買いに行かなくてはなりませんのだ。
まぁ自転車なので問題ありませんが…

いつもならスズメにお米をあげるのですが、今日は1羽も来ず。
けど人は少なくて、ゆっくりできました。

桜のつぼみが膨らんでいて、春の息吹を感じます。
これが開花したらまたウジョウジョと人が湧いてくるのかと思うと、げんなりします。
だから春はキライ、寒いのは我慢するので冬のままがいいです。




途中、中之島の中央公会堂近くを通って行ったのですが…
(レコード買ったらよく謎の記念撮影してる場所です。)

なんか向こうからやって来ます↓




こっちに向かって来てます。













目の前を通過中。




どこ行くん?


鳥さんの進む先には、自転車でやって来たジジイ殿が。
どうやら餌付けしているようで、鳥さんはジジイ殿のことを認識しているようです。

ここは都会のど真ん中。
中央公会堂の隣には大阪市庁があり、前を走る御堂筋を北上すればすぐ梅田。
そんな場所にこんな野鳥がいることに少々驚きです。
中之島には緑があり、野鳥たちにとってのオアシスになっているようです。






今日の買い物は、注文品×7枚とついで買い×1枚、あと店外の100円エサ箱から1枚。
扇町公園で必殺の記念撮影↓


まずはついで買いの1枚と、100円レコード1枚。
 
ボズ・スキャッグス「ダウン・トゥー・ゼン・レフト」 480円
 『シルク・ディグリーズ』の次作。1977年。S・ルカサーのスタジオワーク最初期の作品。
桃井かおり『ONE』 100円
 1977年の1stアルバム。荒木一郎プロデュース、井上鑑アレンジ、豪華ミュージシャン参加。


以下、注文品。
 
生活向上委員会大管弦楽団『ダンス・ダンス・ダンス』 1200円
 大管弦楽団としての2作目。1980年。篠田昌已は脱退して本作未参加と購入後に知った。
小原礼『ピカレスク』 880円
 1988年の1stアルバム。ジャケに写るワーナー・グレイの特注品ベースが懐かしい。


 
岡田有希子『FAIRY』 680円
 1985年の2ndアルバム。「恋、はじめまして」収録と思い間違って買ってしまった。
岩崎宏美『パンドラの小箱』 680円
 1978年の7thアルバム。「シンデレラ・ハネムーン」収録。


 
畑中葉子『白日夢』 2550円
 平尾昌晃とのデュオを経て、1981年に発表された1stアルバム。お色気歌謡名盤。
森田童子『東京カテドラル聖マリア大聖堂録音盤』 2250円
 1978年のライブ盤。サイトのジャケ写がカラーだったので、オリジナル盤と間違って注文。


そして、今日の本名盤↓


森田童子『狼少年 wolf boy』 8850円
 1983年の6作目でラスト・アルバム。高かったけど状態まあまあで一応満足◎




帰路の途中でポツポツ雨が降りかけたけど、何とか傘をささずに無事帰宅。
間もなく本降りになったのでギリギリセーフでした。



これは自宅ではありません。(そらそうや。)






帰宅して早速、今日の買い物の本命のこちらを聴きました↓



  
●森田童子 『狼少年 wolf boy』



【A面】
1.  「愛情練習(ロシアン・ルーレット)」
2.  「ぼくを見つけてくれないかなぁ」
3.  「ぼくは流星になる」
4.  「151680時間の夢」

【B面】
1.  「球根栽培の唄(ときわ荘にて録音)」
2.  「ぼくのせいですか」
3.  「憂鬱デス」
4.  「狼少年・ウルフボーイ」

全作詞・作曲:森田童子   全編曲:石川鷹彦



森田童子は1975年にレコードデビューし、1983年に活動を休止したシンガーソングライター。私はリアルタイムでは彼女のことを全く知らず、知ったきっかけというのは1993年のテレビドラマ「高校教師」の主題歌および挿入歌に使用されリバイバルヒットしたことによってです。当時23歳だった私ぐらいの世代の方なら、ほぼそうではないでしょうか。社会現象といっても過言でない程、ドラマと共に大変話題になりました。因みに私はテレビドラマは殆ど見ないので、その時は特に森田に興味が湧くこともありませんでした。実際に森田を聴くようになったのは翌1994年、JOJO広重率いるスラップ・ハッピー・ハンフリーのアルバムを買ってからのこと。オリジナルの森田に遡ったというのが正直なところです。

森田は6枚のオリジナルアルバムをリリース。前半3枚はポリドールから、そのあとにライブ盤1枚を挟み、ワーナー・パイオニアに移籍して後半の3枚をリリースしています。当時のチャート・アクションを見ると1stアルバムがオリコン最高順位が44位、2ndも44位、3rdが52位、4thが64位、それ以降はランクインしていません。44位だからそこそこヒットした訳ですが、テレビ出演は恐らく皆無でメディアへの露出は少なく、カーリーヘアに常にサングラスで一切素顔も見せず、また生年月日や出身地、本名、その他プライベートな情報もほとんど明かすことが無かったため、謎のヴェールに包まれており、当時も知る人ぞ知る存在だったようです。

私は先述のスラップ・ハッピー・ハンフリーを聴いてすぐに森田のベスト盤CD『ぼくたちの失敗 森田童子ベスト・コレクション』を購入。以来そのベスト盤をずっと愛聴していました。オリジナル・アルバムはそのうち買い揃えたいなと思いつつも時間が過ぎ、いつの間にやら廃盤。それから長い間、それらの中古CDは法外なプレミア価格のため入手を諦めていました。ところが2016年に全アルバムと、カセットテープのみで1981年に発売されたベスト『友への手紙 森田童子自選集』を加えた9作品がリマスターされてCD再発。ようやく全てのアルバムを揃えることが出来たのでした。

森田童子の音楽といえば、どのようなイメージを思い浮かべるでしょうか? ドラマに使われた「ぼくたちの失敗」や「男のくせに泣いてくれた」、「G線上にひとり」などから、内省的なギター弾き語りをベースに、物悲しいピアノやストリングスの響きが加わった、楽器構成もシンプルなフォーク音楽というのが大方のイメージでしょう。乱暴な言い方をすれば“根暗なフォーク音楽”。まさに私の大好物とするところです。因みにドラマ「高校教師」で使われた森田の曲は、主題歌と挿入歌も含めて全6曲。これらは全て前半のポリドール時代の音源になります。

当ブログで森田のアルバムについて書くのは恐らく初めてですが、最初に取り上げるには些か不向きかとも思える本作。1983年リリースのラスト作となる6thアルバムです。何が不向きかと言いますと、針を落として1曲目「愛情練習(ロシアン・ルーレット)」から大きな違和感を覚えます。それは何とも軽快なタンゴの曲調で、「♪踊ろうヨ 踊りましょうヨ ステップ」と歌われているのです。根暗フォークはどこへやら。ポップとは言い過ぎかもですが、森田のイメージにはそぐわないポップさです。タンゴの曲調から漂う哀愁感が、何とか森田の雰囲気を留めていると言ったところでしょうか。でも私の大好きな1曲です。





さらに聴き進めると、3曲目「ぼくは流星になる」ではヴォ―コーダ―か?トーキングモジュレーターか?よく分かりませんが、機械のような声が登場する始末。始末ってちょっと悪い言い方をしてしまいましたが、根暗フォークには似合わないこの近未来感、テクノロジー感。テクノポップは言い過ぎですが、そんな雰囲気すら湛えています。当時リアルタイムで聴いたファンの方は、このロボットのような声をどう思ったのでしょうね。今までとは違う試みに、否定的な意見も多かったのではと想像します。テクノロジー感を狙ったのかどうかは知りませんが、1983年当時は最先端っぽい音だったにしても、今聴くと実に古臭さを感じます。





続く4曲目「151680時間の夢」では、リズムボックスによる無機質なビートをバックに透明感あるアコギと歌という、これまたテクノロジー感を狙った?ような曲。でもこちらは今聴いても奇を衒った感じはなく、とてもセンス良く仕上がっています。よく聴くとベースはフレットレス・ベースで、派手さはないものの凄く良いプレイです。ベーシストの名前を知りたいですが、本作のインサートには参加ミュージシャンのクレジットはおろか、歌詞すら載っていません。再発CDにもウィキペディアにもクレジットがないので、参加ミュージシャンをご存知の方は是非とも教えて頂きたいです。





アナログ盤ではB面に移り、1曲目「球根栽培の唄(ときわ荘にて録音)」は、従来の森田らしい曲で安心して聴けます。このあとの2曲もリズムが(森田にしては)モダンだったりバンドっぽいアレンジだったりはしますが、比較的従来タイプの曲。しかし、今まで以上にサウンド面を進化させようとの考えが窺えるようなアレンジであるのは確かです。中島みゆきで言えばちょうどこの頃から始まった“ご乱心の時代”に相当する、当時急速に台頭してきたデジタル技術との格闘のようなものが、森田にも少なからずあったのかもしれません。

アルバムのラストとなるB面4曲目のアルバムタイトル曲である「狼少年・ウルフボーイ」(但しwolf boyではなくカタカナ表記でウルフボーイ)。ここでまた森田らしくないシンセ音のアルペジオで始まり違和感ムンムン。ところが歌が始まると、なんと1stアルバムに収録の「地平線」じゃないですか?! テクノポップ版「地平線」といった感じです。しかし6番まである歌詞のうちの4番が新たな歌詞に差し替えられており、それで曲名も変更されています。ラストアルバムとなった本作の最後に、1stアルバムからの曲を収録したというのは、何とも意味深です。





しかし、過去の曲の再録を収録したのは、これが初めてではありません。前作5thアルバム『夜想曲』で、その前作4th『ラスト・ワルツ』の「ラスト・ワルツ」を再録し収録しています。「1972年の夏、ひとりの友人の死をきっかけに歌いはじめた」という森田童子。もうこの頃には、自分の歌いたいことが無くなった、やり尽くしたのかも知れません。ラスト作となった本アルバムを1983年11月30日に発売。同年12月上旬に前進座劇場6日間公演、そして12月25日、26日に新宿ロフトでライブを行ったのを最後に引退。「地平線」のリメイク曲「狼少年・ウルフボーイ」を収録した意図については分かりませんが、本アルバムを最後と考えていたのは間違いないでしょう。




 
歌詞カードが無い代わりに、丸尾末広による狼少年幻想絵巻が付属。



2016年リマスター再発CDは歌詞カード付き。




本来ならば伝説のシンガーソングライターとして埋もれ続けていたであろうところを、良くも悪くもTVドラマで楽曲使用されたためいっきにメジャーとなってしまった森田童子。ドラマ放映に併せて発売されたベスト盤CDが、オリコンチャート1位を獲得するほどの勢いでした。にも拘らず森田はカムバックどころか一切の取材を拒否し、徹底してマスコミの前に姿を現すことはありませんでした。しかしながら驚愕すべきは、そのベスト盤が森田の自選だったということ。彼女の信念を感じるエピソードです。

現在、サブスク配信はまだ一部の曲しか解禁されてないようですが、CDは2016年のリマスター盤で全タイトルが入手可能です。森田さんが生前、再発をOKしてくださったことに感謝しております。あとは廃盤にならずに、ずっと流通し続けてくれることを祈っております。そしてこの先も、多くの人に永遠に聴き継がれることを願っております。






■先月(2月)の収穫  原則、●はアナログ盤、○はCDです。

●マイルス・デイビス『ユア・アンダー・アレスト』
●ジョージ・ベンソン『ホワイト・ラビット』
●タンゴ・ヨーロッパ『乙女の純情』
●石川ひとみ『まちぶせ』
○FRANCOIS COUTURIER『TARCOVSKY QUARTET』
○猪居亜美『My Immortal』
●ソフト・マシーン『ソフツ』
●ポール・マッカートニー&ウィングス『ヴィーナス・アンド・マース』
●マーティ・バリン『恋人たち』
●スリー・ディグリーズ『スリー・ディグリーズ&MFSBショー』
●ジュリエット・グレコ『ベスト・アルバム』
●ジュリエット・グレコ『新しきさすらい』
●チック・コリア,ゲイリー・バートン『クリスタル・サイエンス・ライヴ』
●クラナド『マカラ』
●ヤードバーズ『グレイテスト・ヒッツ18』
●パット・メセニー『ブライト・サイズ・ライフ』
●鳴瀬喜博『BASE METALS』
●タンゴ・ヨーロッパ『フラストレーション』
●デヴィッド・ボウイ『ティーンエイジ・デイドリーム』(DVD)
●ティル・チューズデイ『愛のVoices』
●ジャパン『苦悩の旋律』
●O.S.T.『キャット・ピープル』
●スタンリー・クラーク『慈愛への旅路』
●スタンリー・クラーク『タイム・エクスポージャー』
●岩崎宏美『飛行船』
●岩崎宏美『夕暮れから...ひとり』





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