戦中戦後の国民的童謡歌手の復帰作『川田正子 海沼実作品集をうたう』(1971) | 愛しのジャンポール

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友だちはスズメとカエルさんだけ


元BASSIST、現在ALTO SAX吹いてます♪

ヘンな音楽とかフツーの音楽とか、楽器、サクラ大戦、スズメ、カエルさんとか… 
ドーデモイイ日記ですがよろしくよろよろですのだ (・o・)

 
5月11日(日)晴れ雨


御機嫌如何ですか
私はあい変わらずですクマ




森ノ宮駅前のペコちゃん近影。(5月6日撮影)





先日、久々にちょい●しあさチャンの前を通りました。
昭和レトロな雰囲気の日本橋商店会にある、大盛りで有名なお店です。


(3月9日撮影)





久々だったこともあり、貼り紙が替わっていました。



 
店主さんの優しい人柄が滲み出た貼り紙ですね。






今日はサウンドパック本店2階へレコードを買いに行きました。


因みに昨日はまいどのディスクユニオンで買い物。
そして今日は、ディスクユニオンには置いてないレコードを買うためサウンドパックへ…
(かくして家のレコードは増え続ける。)



日本橋に着くと、でんでんタウンでは交通規制の立て看板が柱ごとに設置されてました。
そう、いよいよ来週の日曜はストリートフェスタです。





日本橋総合案内所では、ストフェス公式ガイドブックを配布中。



 


今年で第18回目となる日本橋ストリートフェスタ。

コロナ禍により2020年から開催休止が続いてましたが、去年2024年には5年振りに再開。
そして今年も無事に、今月18日(日)に開催されることとなりました。



しかし、恒例だった我々ジオン軍のストフェス侵攻作戦ですが…

事情が事情なので再開は厳しそうです。
それもこれも全てコロナ禍が悪いのです。

我々を指揮なさった隊長ですが、苦境をバネにして現在は新たな道を突き進んでおられます。
不屈の精神を持つ凄い方だなと感服いたします。
しかし隊長の講談はまさに日本の至芸、また釈台の前に戻って来られると信じております。

そして、またいつかジオン公国のため、隊長が旗を揚げる日が来ることを願っております。
それまで我々兵どもは、待ち続ける所存であります。

ジーク・ジオン。



懐かしい動画を貼っておきます↓







サウンドパックに話をモドス。



最近またサウンドパック本店2階で買い物するようになりました。
正直、ディスクユニオン以外で買うと後悔することが多いのですが、レコードは一期一会。
いくら回転率の高いディスクユニオンでも、なかなか見付からないレコードも当然あるので…



最近サウンドパック本店2階で買ったもの↓


3月29日(土)

ポール・ヤング『カム・バック・アンド・ステイ』(12inch) 880円
 ディスクユニオンのデータベースに無く、長年探してた1枚。シュリンク付き!
 このポール・ヤングの12吋を皮切りに、またサウンドパックで買うようになりました。

4月19日(土)

ちあきなおみ『愛の旅路を~ちあきなおみ演歌ブルースを歌う』 2200円
 1970年11月発売の2nd。演歌ブルース中心のカヴァー集。3面見開きジャケ。

5月5日(月)
 
スウィング・アウト・シスター『ベター・トゥ・トラベル』 2420円
 「ブレイクアウト」収録、1987年の1st。当時は全く興味なかったけど今聴くと凄く良い。
藤島恒夫『歌ひとすじに』 1650円
 「月の法善寺横町」、ソウルフラワーがやってた「さよなら港」収録。赤盤。ジャケが若い!



ディスクユニオンには演歌や子供向け音楽はあまり置いてないので、このお店は助かります。
安レコなら断然ディスクユニオンの方が安いけど、全般的に良心的価格だと思います。
近年価格高騰してる盤だと、きっちり値上げするディスクユニオンと違い、安かったりします。
そして何より店主さんの人柄と知識の豊富さが、他の店と大きく差を付けています。
是非ともサウンドパック本店のXをチェックして頂きたい。結構勉強になりますよ。

https://x.com/soundpak




今日買ったのはこちらの2点↓


@日本橋公園
 
三枝成彰『ハートカクテル Vol.6』 880円
川田正子『<うたえ!ゆりかご会> 川田正子 海沼実作品集をうたう』 1100円



『ハートカクテル Vol.6』はCDへの移行期である1988年リリースの希少盤。
帯が破れててジャケも折れシワ多いけど880円は安い!と喜んで購入。

しかし帰宅して中を見ると、インサートが入ってないではないかっ!
わたせせいぞうのカラーイラストがいっぱい載ってるやつやのに…
インサート無かったら要らんわ。まぁ、買う前に確認しなかった自分が悪いんやけど。

音楽は松岡直也ではなく、島健でもなく、アニメ番組後期を担当した三枝成彰。
ストリングス主体でソプラノサックス、ピアノ、ヴァイオリン等が加わったしっとりした音。
特に平原まことのたまらなく美しいソプラノサックスが聴きもの。




んで、特に紹介したいのはコチラの方です↓



  
川田正子『<うたえ!ゆりかご会> 川田正子 海沼実作品集をうたう』



1971年リリース。川田正子(かわだ まさこ、1934年7月12日 - 2006年1月22日)と音羽ゆりかご会による、海沼實(かいぬま みのる、1909年1月31日 - 1971年6月13日)の追悼盤です。「からすの赤ちゃん」、「おさるのかごや」、「みかんの花咲く丘」ほか、“童謡のかみさま”と称され日本人に最も愛された作曲家、海沼の作品を2枚組LPに収めたレコードです。

川田正子は幼少の頃より児童合唱団、音羽ゆりかご会(レコードではコロムビアゆりかご会、日蓄児童合唱団などの名義になることも)に妹の孝子とともに入会し、同会の創設者で会長である海沼實に師事。戦中~戦後の日本の童謡界を代表する歌手として国民的人気を博しました。ところが中学の時に変声期にさしかかったため、海沼の勧めで歌手を引退。





川田は東洋英和女学院高等部を卒業した後、武蔵野音楽大学声楽科に進学。卒業後は、音羽ゆりかご会世田谷支部を任されて指導者に転向。その後、成人童謡歌手とし復帰しました。本レコードの内ジャケットには川田本人の文章が掲載されており、その一部を抜粋すると…

私が童謡の世界から引退いたしましてから、早くも24年の歳月が過ぎておりました。そしてこの度思いがけなくも、再びマイクの前に立つことになりましたが、それが海沼先生の追悼記念になろうとは、夢にも考えられなかったことです。

以上から分るように本作は、歌手復帰して最初のレコードとなります。




歌詞カードは綴じ込みブックレット仕様。




音羽ゆりかご会との共演による「みかんの花咲く丘」の動画がありました↓
昭和47年(1972年)放送の映像だそうです。


2コーラス目のオブリガートに回るところが激シブ!

あかん、涙出てきた。

私にとって川田正子といえば、この「みかんの花咲く丘」。
そして、海沼作品ではないので本レコードには入ってないけど「とんがり帽子」。
この2曲は、私の母が大好きな曲なんです。
戦後の幼少の頃に、ラジオでよく聴いたそうです。
まさに川田正子の歌声は、荒んだ戦中戦後の子供たちにとっての心の癒しだったのです。






このレコードですが、数年前からずっと売れずにお店にあって…
そのうち買おう買おうと思ってたんです。

それで、ちょっと内容等をネットで調べてから買おうと思い調べたら、面白い事実が発覚!
これはブログ記事にせねば!と、急いで買ってきたという訳です。

実はこのレコードには、幼き頃の沢田聖子が参加してるのです!
そう、コロムビアゆりかご会の一員として。


綴じ込みブックレットには写真も載っています↓


あら、かわいいー。


初めは、これって本当に沢田さん本人なのだろうか?と半信半疑でした。
けどウィキペディアの沢田聖子の頁を見ると、「ゆりかご会に入会」との記述がありました。
沢田さんご本人で間違いありませんでした。

あと、沢田さんのブログでも、ゆりかご会に触れている記事がありました↓
 

 

 

 

 


実は私、沢田聖子を全く聴いたことがないので、次は沢田さんのレコードを買おうかな。
うん、買おう。そうしよう。

(かくして家のレコードは増え続ける。)






■先月(4月)の収穫  特に表記が無ければ、●はアナログ盤、○はCDです。

●フィル・コリンズ『夜の囁き』
●デビッド・ボウイ『セカンド・フェイス』
●アンソニー・ブラックストン『ザ・コンプリート・ブラックストン第2集』
●ジャコ・パストリアス・ビッグ・バンド『オーレックス・ジャズ・フェスティバル82ライヴ TWINS1』
●ジャコ・パストリアス・ビッグ・バンド『オーレックス・ジャズ・フェスティバル82ライヴ TWINS2』
●マイルス・デイビス『ウィ・ウォント・マイルス』
●森田童子『東京カテドラル聖マリア大聖堂録音盤』
●ジョン・コルトレーン『ヴィレッジ・ヴァンガードのジョン・コルトレーン』
○バートン・グリーン・アンサンブル『アクアリアーナ』
●森田童子『マザー・スカイ』
●スタンリー・クラーク,ジョージ・デューク『クラーク・デューク・プロジェクト』
●オーネット・コールマン『フーズ・クレイジー VOL.1』
●オーネット・コールマン『フーズ・クレイジー VOL.2』
●ジミ・ヘンドリックス『エレクトリック・レディランド』
●デヴィッド・ボウイ『ラヴ・ユー・ティル・チューズデイ<愛は火曜日まで>』
●Jack Bruce,Anton Fier,Kenji Suzuki 『INAZUMA SUPER SESSION “ABSOLUTE LIVE!!”』
●生活向上委員会大管弦楽団『This is Music is This!?』
●MR.ミスター『GO ON』
●ボズ・スキャッグス『OTHER ROADS』
○Unlucky Morpheus『冬の味覚食べ歩き 2010→2011 食べ歩きファイナル Lunatic East LIVE CD』(3CD)
●ちあきなおみ『愛の旅路を~ちあきなおみ演歌ブルースを歌う』
●アリソン・モイエット『アルフ』
●ゲイリー・ムーア『望郷の果て』(12inch)
●スタンリー・クラーク『スクール・デイズ』
●ギル・エヴァンス『プリースティス』
●タンゴヨーロッパ『桃郷シンデレラ』(7inch)





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