とある女装子さんのこと。(デヴィッド・ボウイ 「世界を売った男」) | 愛しのジャンポール

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ドーデモイイ日記ですがよろしくよろよろですのだ (・o・)

 
7月17日(金)雨



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「世界を売った男」 by デヴィッド・ボウイ


地球儀の投売りが行われています。
文字の印刷が薄いため規格外品扱いですが、物自体は悪くなさそうです。


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ゴム製かなんかで弾めばいいのに、と思ってしまうのはきっと私だけではないでしょう。
硬そうなので蹴ると足が痛いだけでなく、骨折するかも知れません。
それにご近所の家の窓ガラスを割ってしまいそうで非常に危険です。





みなさま
ごまークマ



女装子(じょそこ)のyuiさんという方をご存知でしょうか。
普通の人だったら知らないと思いますが…

「整形なし&ホルモン摂取なし、かつフォトショなしでどこまで変身できるか」をモットーに、2009年10月からアメーバでブログを書いておられます。
にほんブログ村では常に上位にランキングされてて、女装子さんの中でもとても有名な方です。

そのyuiさんですが、本日17日を最後にブログの「無期限休止」を宣言されました。
非常にショックです。

私は2年前までギャルバンにサポートで参加していて、ライブの時には女装をしていました。
それは「ギャルバンなので是非とも女装で!」というバンド側からの要望でした。
以前のサポート・メンバー(男)も女装をしていたので、予めある程度は覚悟していましたけど…

やはり最初は女装には強い抵抗がありましたが、とりあえずネットでメイク方法など色々と調べました。
そんな時、YouTubeでとある女装子さんの1本の動画を見て、物凄い衝撃を受けたのです。


【YouTube】

「なんて美しいのだろう!女性にしか見えない。」
※動画を貼ってよいものかどうか迷いましたが、有名な方なので貼ります。


その人がyuiさんでした。
この動画がきっかけで「私も挑戦してみたい!」と思うようになりました。

「整形なし&ホルモン摂取なし」で純粋にメイクのみで、どれだけ女性に変身できるのか?
もちろん土台が女装向きかどうかという問題もありますが…
模型作りの好きな私、男を女性に見せるという女装の「メイク」に興味を持ったのです。
こうしてyuiさんの動画のおかげで女装をする決心が付いたのでした。

それが、ちょうど5年前のこと。
当時、既に40歳だった私には、あまりにも無謀な挑戦でした。
結局そのバンドに参加した3年間で、女装は6回、あとの数回は男のままでライブ出演。
何とも貴重な経験をさせて頂きました。ありがとうございました。
(現在はメンバーが育休中などでバンドは活動休止中。)

結果としては、私の女装の完成度は酷いものでした。yuiさんの足元にも及ばぬ化け物レベルでした。
メイク技術だけでなく、日頃からのスキンケアやアンチエイジングが必要なのだと痛感しました。
そもそも女装なんて40を過ぎたオッサンがやることではありませんね。



私の一番好きなyuiさんの動画↓

【YouTube】

なんて可愛いのでしょう!
AKB48(当時)の篠田麻里子を意識したメイクとのことです。確かに似ています。
ここまで高いクオリティーで変身できれば、さぞかし楽しいでしょうね。



私が楽しみにしていた女装子さんのブログは、今やもう殆んど無くなってしまいました。
ミ~●さん、AY●さん、ken●yさん、Yum●さん…
みなさん今頃どうされてるのでしょう?お元気になさってるのでしょうか?
(今頃になってAN●さんのブログを見つけました!応援しております。)
その代わりこの5年間のうちに、どんどん若くて可愛い女装子さんが登場してきました。

そしてついにはyuiさんもやめてしまいました。
1つの時代が終わったような気がします。






閑話休題。



デヴィッド・ボウイの『世界を売った男』を久しぶりに聴いています。
地球儀の投売りを見たら、聴きたくなったので…



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CDデビッド・ボウイ 『世界を売った男』



1970年リリース、ボウイの3枚目のアルバムです。スマッシュヒットとなった前作「スペース・オディティ」(1969)と遂にブレイクした超名盤「ジギー・スターダスト」(1972)との間とあって、ボウイの諸作の中でも目立たないアルバムです。私ももっとも聴いた回数の少ないアルバムの1つです。

ジャケットは数種類あり、このジャケットはマーカス・キーフによるもの。アフィニティーやスプリング、ニルヴァーナ「局部麻酔」、ベガーズ・オペラ「アクト・ワン」、クレシダ「アサイラム」などのジャケットでプログレ・ファンにはおなじみの巨匠です。ブラック・サバスのファーストと「パラノイド」もキーフです。

この女性用ドレスを着て横たわっているのはイギリスのオリジナル盤(1971年リリース)のジャケットですが、当時はこの程度でもバイセクシャル的で問題だったようで直ぐに変更されました。先行してリリースされたアメリカ盤はまた違ったジャケットで、カウボーイの漫画のイラストを採用。日本盤はボウイが片足を上げているモノクロ写真という無難なもので、これが最もおなじみのヴァージョンとなります。これら3種類以外にもまだ存在するそうです。一体何種類あるのでしょうね。


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今回久々に聴いてみて、これはもっと評価されるべき名盤だと再確認した次第です。1曲目「円軌道の幅」からいきなり8分に及ぶ大作です。プログレ的と言っても良さそうです。バック・バンド、ハイプ(のちにスパイダース・フロム・マース)のメンバーがほぼ揃うのが本アルバムからで、ミック・ロンソンのギターもかなりへヴィーに弾きまくり、トニー・ヴィスコンティのベースラインもかなり動き回ってます。ボウイのアルバムでは、最もブリティッシュ・ハード・ロック寄りの作品です。

本アルバムの製作中、ボウイはあまりスタジオに来なかったそうです。妻アンジーと新婚ホヤホヤだったというのもありますが、精神病の兄のこと、父親の急死、「スペース・オディティ」のヒットの後というプレッシャーや創作面でのスランプもあったのかも知れません。結果的にプロデューサーのヴィスコンティとロンソンの2人が、ボウイのアイデアを基に膨らましていき作り上げました。

前述のとおり一般的にはどうしても印象の薄いアルバムであり、ボウイ自身もあまり評価しておらず、のちに「ヴィスコンティに強引に作らされた」的な発言すらしていました。そんな過小評価されている本アルバムですが、1993年に(米国の)ニルヴァーナがMTVアンプラグド・ライブでタイトル曲「世界を売った男」をカヴァーしたのがきっかけで幾分か注目されるようになりました。

私はこのニルヴァーナというグループがどうしても好きになれなくて… なので彼らのカヴァー・ヴァージョンのを聴いたことがないので、YouTubeで確認してみました↓


Nirvana - The Man Who Sold The World (MTV Unplugged)

やはり私にはフツーにしか聴こえなくてどうも…
まぁアンプラグドなのでこんなもんかも知れませんけど。
強いて言えば、チェロが素晴らしい!かっこいいですね。



同じ「世界を売った男」のカヴァーだったら、ミッジ・ユーロの方が遥かに素晴らしいです。オムニバス『DAVID BOWIE Songbook』に収録されてます。昔MSI(ミュージックシーン)から輸入盤にオビとライナーを付けた国内盤仕様が発売されてました。



Midge Ure - The Man Who Sold The World (1982 Studio Version) [HQ]

断然こっちの方が激シブ!






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CDV.A. 『DAVID BOWIE Songbook』

ブロンディーの「ヒーローズ」、ティアーズ・フォー・フィアーズの「アシェス・トゥ・アシェス」、デュラン・デュランの「フェイム」、そしてイギー・ポップ「チャイナ・ガール」、モット・ザ・フープル「すべての若き野郎ども」他を収録。ボウイ・ファンなら要チェック。かなり楽しめます。





以上です。



今日は久々に女装ネタを書きました。
この際なので最後にウィグを装着した写真を貼っちゃいます。
因みに4年前の写真です。

その前にお断りしておきます。
こういったモノに興味のない方や理解のない方は、この先はご遠慮下さいませ。


では、どうぞ。
(※以下、グロ画像注意!)



↓↓↓







↓↓↓











WIG_2011_4.jpg
どーぉ? 似合うかしらんラブラブ


って、アンタかいなっ!

正直コワイです。
夢に出てきそうです。


まー。






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