6月16日(火)
今日は天気が悪かったので、家で大人しくブログ書いてました。
みなさま、ごまー
このあいだの土曜日は、私が参加している昭和歌謡バンドのライブでした。
筒美京平作品ばかりをやるイベントに出演しました。
一応セトリはこんなカンジでした↓
1. 魅せられて (ジュディ・オング)
2. 飛んでイスタンブール (庄野真代)
3. 二時から四時の昼下がり (朱里エイコ)
4. ラブ・チェイス (欧陽菲菲)
5. 木綿のハンカチーフ (太田裕美)
6. 純潔 (南沙織)
7. シンデレラ・ハネムーン (岩崎宏美)
en. わたしの彼は左きき (麻丘めぐみ)
ライブ会場は兵庫県伊丹市でした。
わざわざ電車に乗って伊丹まで行くのだから、と駅周辺の情報をネットで下調べして行きました。
どうやら阪急伊丹駅は「ガチャガチャの駅」と呼ばれているそうで…
非常に楽しみに期待して行きました。(←本当にダメな大人)
到着し改札の手前で目に入ったのがコレ↓
えっ? こ・れ・だ・け?
KO・RE・DA・KE? (←ちょっと大黒摩季を意識してみたらこうなる。)
電車から降りたたくさんの人々はここを見向きもせず素通りでした。
私も危うく気付かずに通り過ぎるとこでした。
ガチャガチャが完全にこの駅に溶け込んでおりました。
さすが「ガチャガチャの駅」です。
因みにガチャガチャの内容(どんなアイテムか)ですが、見るのを忘れました。
伊丹駅ビルの書店でこれ購入↓
婦人画報。
なんと、1905年の創刊号の復刻版がまるまる1冊、付録で付いてるんです!
これは永久保存版ですよー↓
明治38年7月1日発行。今から110年前です。
正直、私には文章や旧字体が難しすぎて殆んど読めないです。
けど写真や絵が満載で、ペラペラ眺めてるだけで楽しめます。
華族女学校の運動会のようす
華族女学校とは現在の女子学習院ですね。
女学校の礼法教室
皆さん袴姿で、まさにはいからさんの世界です。
創刊の1905年といえば、真宮寺さくらの生まれた年なんですよね。
巴里最近流行の帽子
上品で素敵ですね。
当時もファッションの最先端といえばパリなんですね。
英国新流行のモーニングハット(左)と散歩服(右)
パリやイギリスといったヨーロッパの文化が入ってきてトレンドだった時代なんですね。
戦後のアメリカナイズされた現代文化と違い、格調高くて品があります。
アンチアメリカンな私にはグッときます。
当時の女性の憧れであった欧州のファッション…
それは洋服ばかりではありません↓
英国貴婦人の養犬
犬ころにまで及びます(笑)
婦人画報7月号、税込定価1300円です。
アマゾンでは既にプレミア価格で出品されてますが、まだまだ書店にあるはずです。
伊丹駅の書店で買う時に、「プレミア付く前に買っといた方がええよ~」って言ったけど…
居合わせたバンドメンバーの4人(女3人、男1人)は誰一人として興味がない様子でした。
ある時に買わな、無くなってから
欲しくなっても遅いのですっ。
帰りに伊丹駅の車止めを撮影↓
向こうに見えるはガチャガチャ。
どことなく寂しげにこちらを見ているようだったのが印象的でした。
書きたいことは以上で終わりなんですが、ちょこっとCDレビューもしておきますね。
ウチの昭和歌謡バンドのヴォーカルが「このまえカラオケで中島みゆきのルージュ歌ってん」と言うので…
そういえばこの曲のオリジナル歌唱って、ちあきなおみでしたね。
(因みに、のちに中島みゆき自身もセルフカヴァーアルバム『おかえりなさい』でリリース。)
久々に聴きたくなり、ウチのCDジャングルから引っ張り出してきました↓
ちあきなおみ 『ルージュ』
1977年リリース、中島みゆき、井上陽水、因幡晃という3人のニューミュージック/シンガーソングライターの作品を取り上げたアルバムです。オビには「新たな指向そして飛躍」と書いてあります。歌謡曲や演歌の枠に捉われない、これまでのイメージからの脱却を図ったアルバムということでしょうか。
因みに次のアルバム『あまぐも』ではバックの演奏はゴダイゴで、河島英五と友川かずきの曲を歌っており、さらにその路線を押し進めています。しかし『あまぐも』を最後に日本コロムビアを離れることになります。私はちあきはコロムビア時代が一番だと思っています。
どこのCDショップへ行っても大抵、ちあきなおみのコーナーにはテイチク盤しか置いておらず、憤りすら覚えます。ちあきは先ずはコロムビア、そして80年代前半のビクター盤をしっかり揃えて欲しいものです。実は私、ビクターの作品はまだ1枚も持ってないんですけどね。ビクターではシャンソンやジャズ、ファド(ポルトガルの伝統歌謡)などにもジャンルを広げ、ポピュラー歌手としてより邁進しています。
少し話が逸れました。本アルバムはアナログのA面の6曲が中島みゆき作品、B面の前半3曲が井上陽水、後半3曲が因幡晃の曲となっています。私は陽水と因幡は殆んど聴かないのでB面の曲については何とも言えませんが、A面は中島みゆき本人に全く引けを取らないどころか、中島よりも歌唱力がある上に、曲を彼女なりに咀嚼して自分の物にしています。
「雨が空を捨てる日は」と「流浪の詩」の2曲が秀逸です。オリジナルを凌ぐ出来と言っても過言ではないでしょう。改めて歌の上手さにも感心してしまいます。しかし「あばよ」だけは、ちあきよりも、また研ナオコよりも中島みゆきのヴァージョンの方が良いです。これだけは譲れません。やはりこのような恨み節は(当時の)中島さんの独擅場ですね。
ちあきなおみ 雨が空を捨てる日は
ちあきなおみ 流浪の詩
ところで、本CDは2000年リリースの紙ジャケ再発盤なんですが…
アマゾンを見ると、現在「¥296,500より」となっています。
って、そんなん誰が買うねん!
私のは聴いてしまったので中古になりますが、殆んど使用感のない新品同様コンディションです。
20万円引きの96500円でも喜んでお譲り致しますよ。
って、そんなん誰が買うねん!
ホント、買っといて良かったです。
そうです…
ある時に買わな、無くなってから
欲しくなっても遅いのですっ。
まー。
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