5月26日(日)
みなさま
コンバンまー
昨日、嫌なことがあったので…
鉄道の本を買ってしまいました↓
私は精神的に弱くてすぐ凹むので困ります。
そしてすぐこんな本を買ってしまうので困ります。
もっと図太い人間になりたいです。
この「よみがえる東海道本線」という本ですが、ノスタルジックな昭和の写真が満載です。
それは、幼少の頃のおぼろげな記憶の中に残る昭和の風景…
カラーページが少ないのが残念なのですが、ギリギリでリアルタイムの懐かしい車両も載っていて喜んでおります。
これは“東海道沿線の国鉄ローカル線”のページです↓
左上は片町線の72系、右上は関西本線のキハ35。
72系の中でも特に、このオール金属製の車両がたまらなく好きです。
残念ながら私は、これに乗った記憶はありません。
私が物心ついた頃というのは、まだ関西線は電化前でディーゼルカーが走っておりました。
そしてこのキハ35(キハ36)に乗ったことがあるのをはっきりと覚えています。
あぁ、懐かしくて泣けてきた
私は立ち直りが遅くて、夜になっても食欲が出なかったので、気晴らしにちょっと自転車で散歩しました。
別に行く所はないのですが、適当にブラブラしました。
そしたらスズメの公園の近くの、景品(うまい棒)付き自販機のある所まで来てしまいました。
そして景品をもらうためにジュースを買いました。
なんと、マスクがなくなっています!(私は要りませんが…)
花粉の季節の終わりを告げているのでしょうか。
前回はランダムボックスを選択したら「ラッキーアイテム・ピタット」が出てきて、あまり有り難くありませんでした。
なので今回は素直にうまい棒にしました。
そして、うまい棒の味は、私の好きなめんたい味でした。
ありがとうございます。
買ったジュースですが…
ポン・スパークリングです。
「スパークリング」が何を意味するのかはよく分かりません。
普通にポンジュースかと思って、よく振ってから開栓したら、泡が溢れてきて手がベタベタになりました。
よく見ると「炭酸ガス入り」と書いてありました。
「スパークリング」の意味が分かったような気がいたします。
「炭酸飲料水」とはなく「炭酸ガス入り」とあるところに、ポンジュースのこだわりを感じずにはいられません。
炭酸ながらも果汁は30%です。果汁の割合が高いことに私は感心してしまいます。さすがはポンです。
果汁の割合が高いおかげで、開栓から時間が経って炭酸が抜けても美味しく飲むことが出来ました。
ありがとうございます。
さて、今日は日本橋の中古屋を覗きました。
以前から買おう買おうと思ってたCDが、何と300円に値下げされてました。
モッチロ~ン!喜んで購入
そのCDとは、アンディ・サマーズの『ゴールデン・ワイヤー』です。
そして公園に寄って、スズメと無理矢理写真撮影↓
一体私は何をやってるのでしょうね(困)
1988年リリースのソロ3作目です。
オビには「ソロ第2作」と書いてありますが、『XYZ』(1987)、『MYSTERIOUS BARRICADES』(1988)に続く3作目です。
ポリスが活動休止し、アンディ・サマーズは商業的圧力から解放され、ソロで精力的に自分のやりたいことを始めます。
1作目『XYZ』ではロックっぽい内容で、まだポリスの影を引きずっている部分も若干あるようです。
2作目は、タンジェリン・ドリームのピーター・バウマンの“Private Music”からリリースのニューエイジ的作品でした。
(生憎私は2枚とも未聴。)
そして本作も前作同様、Private Musicからのリリースです。
アンディ・サマーズ 『ゴールデン・ワイヤー』
実は私は高校生の時、ちょうどポリスが活動を止めた頃でしたが、大大大のポリス及びスティングのミーハーでした。
しかしアンディの作品、例えばロバート・フリップとの『心象表現』を聴いても全く理解できず楽しめませんでした。
だから本作も、リリース当時は全く興味の対象外でした。
当時の私はまだ学生でロックしか聴いてませんでしたが、現在は当然ながら格段に裾野が広がっています。
今日買って早速聴いてみたら…
最高でした◎ 大変気に入りました。
アンディは速弾き等の派手な技巧を見せることはありませんが、ある意味では間違いなくテクニカルなギタリストです。
それは彼がロック・ギタリストである以前に、ジャズのバックボーンがあることからも窺い知れます。
10代から地方のクラブで演奏活動を始めた彼ですが、それはジャズ・ギタリストとしてでした。
私も色んな音楽を聴いてきて思うのですが、ロックしか弾けないギタリストは深みがなく限界が知れてやはりダメです。
そもそもアンディのポリス以前のキャリアというのが、相当なものでして驚きです。
60年代終わりにアニマルズや初期ソフト・マシーンにも参加してたのですから!
英プログレ/ジャズ・ロックの主幹ともいえるソフト・マシーンなんて難しいバンドに、ですよ!?
本作は当時流行の無味乾燥なニューエイジ・ミュージックと違い、またライト&メローなフュージョンでもありません。
ニューエイジ的ではあるけど、コマーシャリズムに左右されないピュアで硬派な、彼なりのフュージョン・ミュージックです。
ポリス時代の彼は、トリオの隙間をバリバリ弾き倒すのでなく、エフェクターなどで丁寧に音を重ねてました。
残響系エフェクターの名手であり、また効果的なアルペジオ(「孤独のメッセージ」「見つめていたい」等)でも有名でした。
派手なリードを取らないので過小評価されてますが、とりわけバッキング・ギターに関してはロック史に残る改革者です。
本作ではそれらに加え、派手さはないが繊細かつ尖鋭的なリード・プレイ、さらにはインド音楽からの影響も窺えます。
インド人女性シンガー、ナジマが参加した9曲目「PIYA TOSE」がそうで、アンディのギターも幾分シタールっぽいです。
何曲かでは、ソプラノ・サックスとオーボエでオレゴンのポール・マッキャンドレスが参加してます。
ソプラノ・サックスが素晴らしいです。やはりニューエイジ・ミュージックはソプラノの似合う音楽だなと再認識。
実はオレゴンは、ちゃんと聴いたことがありません。無性に聴きたくなってきました。
ベースにはイエロー・ジャケッツのジミー・ハスリップも参加。
フレットレスが素晴らしいです!
Andy Summers - The Golden Wire
昔は興味がなかった音楽も、今頃になって良いと思えるようになってきたりします。
今日は300円の買い物で、それに気付かされました。
ありがとうございます。
まー。
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