ギャヴィン・ブライアーズ『アフター・ザ・レクイエム』(&ポンバシ情報) | 愛しのジャンポール

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友だちはスズメとカエルさんだけ


元BASSIST、現在ALTO SAX吹いてます♪

ヘンな音楽とかフツーの音楽とか、楽器、サクラ大戦、スズメ、カエルさんとか… 
ドーデモイイ日記ですがよろしくよろよろですのだ (・o・)

 
3月17日(土)雨くもり



みなさま
コンバンまークマ



来週火曜日(20日・祝)は「日本橋ストリートフェスタ」ですね!
去年は中止になったので今年こそは、とヲタさんのみならず多くの人々が心待ちにしていることと思います。


【第8回日本橋ストリートフェスタ2012】
http://nippombashi.jp/festa/2012/



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堺筋のでんでんタウンには交通規制の看板が柱ごとにくくり付けられています。
これを見ただけでもう既にテンションが上がります。興奮状態です。

因みに向こうに見えるシャッターが閉まっているのは閉店してしまったたこ焼き屋の風風亭です。


【NIPPON-BASHI SHOP HEADLINE】 日本橋5丁目のたこ焼き「風風亭」、事実上の閉店か
http://shop.nippon-bashi.biz/news/20120225_fufutei.html




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日本橋総合案内所には告知ポスターが貼られており、否応無しにテンションが上がります。
心待ちにしている人々が「ストリートフェスタ2012ガイドブック号外」を手に取っていました。


【おまけ的ポンバシ】日本橋ストリートフェスタ2012まで10日!タブロイド版の号外が配布
http://blog.goo.ne.jp/omaketeki/e/676fc99ebdfe68f41cfd244e7a850f32?fm=rss


僕もモッチロ~ン! 1部いただいて帰りました。



う~ん、ナルホド~カエル
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カエルさん、「ストリートフェスタ2012ガイドブック号外」を熟読中。



20日のストリートフェスタ、物凄く楽しみですが…

この日は僕、出勤なので行けませんのだっ! う~う~しょぼん





今日はついでに日本橋でお店の写真を撮ってきたのでちょこっと載せます。
ではっ、日本橋界隈の開店・閉店情報です↓↓




1ヶ月ちょい休業していたお好み焼き屋の「千草」ですが…
10日よりリニューアルオープンしています。

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テイクアウト主体に変わったようで、以前より買いやすい雰囲気になりました。


【NIPPON-BASHI SHOP HEADLINE】 オタロードのお好み焼き店「千草」がリニューアル、テイクアウト主体に
http://shop.nippon-bashi.biz/news/20120310_chigusa.html


今日見に行ったら、食べ歩きできる「ミニお好み焼き」(150円)を売っていました↓

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物凄く買いたかったのですが…
店の人は忙しいのか(?)僕の存在に気付きつつも出て来ませんでした。

だから写真だけ撮って帰りました。






去年暮れに閉店した“(フィギュア・おもちゃなどを)触って遊べる系カフェ”の「トイディメンション」の跡に、
妖精・妖怪アートカフェ「illumitai(イルミタイ)」が近日オープンするそうです。

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まだ看板は「トイディメンション」のままですが、中では着々と内装工事が進んでいました。


【NIPPON-BASHI SHOP HEADLINE】 日本橋4丁目に妖精・妖怪カフェ「イルミタイ」がオープン予定
http://shop.nippon-bashi.biz/news/20120316_illumitai.html


しかし“妖精・妖怪カフェ”って怪しげですね。
運営元である有限会社レベルのホームページを見ると、何だかミステリアスなことが書いてありました。
(以下、ホームページよりコピペ↓)


注目!
2011.2.14  カフェ「妖精学校エアリエル」に店主が、新興宗教の祭壇のようなものを置きだしたので、レベルおよび日本妖怪研究所は完全撤退しました。以後、まったく関係ありません! もし、お客様で行かれて不愉快な思いをされた方がいらっしゃいましたら、申しわけございません。こちらも気づかなかったこととはいえ、うかつでした。妖精はまた健全な所でお目見えしますので、今後ともよろしくお願いします。




もう今はアブナイとこから撤退したので大丈夫ということですね。
わかりました (・o・)


さらに色々な活動や催しもやっているようでして、“音楽鑑賞会参加者募集”というのが書いてありました。
(以下、ホームページよりコピペ↓)


[音楽鑑賞会参加者募集]

一人のミュージシャン、ひとつのバンドを、こもりっきりで10時間聴きます。
以下のミュージシャンの中からひとつ選んで聴きます。ご希望のミュージシャンの名前を書いてご応募ください。定員5名に達しましたら日時を決めて実行します。
場所:レベル 時間:10~20時(たっぷり10時間) 参加費:3000円(弁当・おやつ・資料代)

キングクリムゾン エマーソン、レイク&パーマー デビッド・ボウイ T.レックス
コアーズ ピーター・ガブリエル ブライアン・イーノ ニューグラス・リバイバル
ニコ ジョン・マクラフリン マイク・オールドフィールド チェット・アトキンス
エルトン・ジョン ベラ・フレック ドック・ワトソン キャット・スティーブンス
PFM サイモン&ガーファンクル ジョニ・ミッチェル チック・コリア




これは凄いラインナップ! クリムゾンとデヴィッド・ボウイは僕も行ってみたいです。
しかし、ベラ・フレックだけを10時間って(笑)

それにしても「10時間こもりっきり」というのは…
正直、怪しすぎで怖いです。
途中で帰りたくなっても帰れるのかどうかが心配です。


とは言え、かなり面白そうなので、妖精・妖怪カフェ「イルミタイ」共々要チェックですね。






一昨年閉店してずっとシャッターを閉じてたメイドさんのいるベーカリー「パティスリーえむ」ですが…
久々にシャッターが上がっていて、中で工事が始まっていました。

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さすがに中の様子を撮るわけにはいかないので表の写真です。
まだ「NIPPON-BASHI SHOP HEADLINE」では取り上げられていませんが、次は何のお店になるのでしょうね?

ここの前はしょっちゅう通るので、また進展があれば報告いたします。
たぶん(笑)




以上です。
まだまだ写真は撮ってるんですが、今日はこのぐらいにしておきます。





すみません、また長くなりましたが…
実はここからが本題なんですYO汗

昨夜から降っていた雨も今日のお昼には上がり、僕の大好きな曇り空となりました。
出掛けるにも、家でCDを聴くにも、曇りは絶好の日和ですね。僕にとってはガーン





おととい、中古屋でジョージ・アダムス唯一のECMのアルバム『サウンド・サジェスチョンズ』を買いました。そしたら参加してるケニー・ホイーラーが凄くECMっぽくて良くて… ECMのあの透明感あるサウンドってやっぱり良いですね。それで今日は家にあるECM作品を聴き直そうと思い久々にこのアルバムを引っぱり出してきました。



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CDGAVIN BRYARS “AFTER THE REQUIEM”



イギリスの作曲家、ギャヴィン・ブライアーズの1991年リリース作品。G・ブライアーズといえば、沈没していくタイタニック号のデッキの上で最後まで演奏し続けた楽団の音楽を再現した作品『タイタニック号の沈没』が有名です。もしくはロック・ファンには、トム・ウェイツが再録盤で参加した『イエスの血は決して私を見捨てたことはない』の方がお馴染みかも知れませんね。

本作はブライアーズの友人の死に捧げた作品「カドマン・レクイエム」に基づいて作られたとのことです。全4曲収録で、エレキ・ギター+ビオラ+チェロのカルテットや、サクソフォン・カルテット、そして弦楽器+パーカッション+コントラバス等のアンサンブルといった編成による演奏です。

僕が本作を買ったのは国内盤が出た1992年のこと。お目当てはエレキ・ギターで参加しているビル・フリゼールと、サックスのエヴァン・パーカーでした。因みにこの時のフリゼールの使用ギターは、恐らくスタインバーガーのトレモロ・システムを搭載したクラインのカスタムモデルでしょうね。

コントラバスを弾いてるのは、かつてはジャズ・ベーシストだったというブライアーズ本人です。あと有名どころではバラネスク・カルテットのアレクサンダー・バラネスクも参加。即興の能力のある演奏家が集められておりますが、本作にはジャズ的なサウンドは殆ど見受けられません。あくまで現代音楽作品です。



僕が特に興味があったのは、ビル・フリゼールがビオラやチェロといったクラシックの弦楽器のアンサンブルの中でどのような演奏をするのか?という点でした。エヴァン・パーカーのサックスなら大体予想が付きます。本作でも循環呼吸を駆使したミニマル的な反復フレーズを聴くことが出来ます。しかしクラシックとは相反するエレキ・ギターがクラシック楽器のアンサンブルにどのように溶け込むのか、そこが非常に気になりました。

その気になる1曲目「アフター・ザ・レクイエム」ですが、フリゼール(el-g)、アレクサンダー・バラネスク(viola)、ケイト・マスカー(viola)、トニー・ヒニゲン(cello)というカルテット編成です。フリゼールはヴォリュームで音の立ち上がりをコントロールしピッキング音を殺したロング・サステインによる浮遊感ある演奏をしています。まぁ、いつも通りといえばいつも通りですね(笑)。見事にアンサンブルに溶け込んでいます。


“After The Requiem”


実は今日聴いたのはこの1曲目だけなんです。カタルシス効果のある音楽で今日のような雨上がりの曇り空の日にぴったりで、心地よくて1曲目で眠ってしまいました。気付けばCDが終わっていて… それを3回繰り返して夕方になってしまい、慌てて起きて公園へスズメにエサをあげに行ったという次第です。(←とても有意義な休日の過ごし方ガーン

飄々としたモノクロ写真のジャケットがサウンドをよく表しています。人も動物もいない荒野に立たされてるようなとても冷たい感触の音楽です。当時はまだ今ほどヒーリング音楽というジャンルが浸透してませんでしたが、もちろん本作はリラクゼーションを目的とした現在数多にある商業音楽とは違います。しかし僕にとっては真のリラクゼーション・ミュージックなのです。



ECMレコードのマンフレート・アイヒャーは単なるレーベル・オーナーというだけでなく、プロデューサーとしてそのアーティストの作品制作に深く首を突っ込みます。悪く言えばワンマン社長です。それがレーベル・カラーという統一感をもたらしているのでしょう。

そのアーティストとアイヒャーのベクトルが同じならば相乗効果で素晴らしい作品を生みます。しかしそうでない場合は、アーティストにとっては自分の思うように出来ずフラストレーションが溜まるという…そんなレーベルのようです。キース・ジャレットやヤン・ガルバレクのような理想的な例もあれば、ビル・フリゼールやパット・メセニーのようにレーベルを去った人もいます。相性の問題ですね。






今日は日本橋でお店の写真とか撮ったあと、難波中のブックオフを覗きましてん。
半年ほど前から買おうかどうしようか迷ってるECMのCDが2~3枚、ずっと売れずにあるんですよ。

どれも長年廃盤の国内盤でオビ付きなんですが、家に帰ってAmazonをチェックしてみたら…
オビ無しの中古でもかなりのプレミアが付いてました!

しかしっ、ブックオフは1000円ちょいですのだっ!
ありがとうございます。

よしっ、明日早速買いに行くことにしよう。そうしよう。
そう、無くなってから欲しくなっても遅いのです。



最近CD買い過ぎです。
一向に抑えることが出来ません。

まー。






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