MARTY FRIEDMAN『SCENES』
昨日、ジェイソン・ベッカーを紹介しましたので
今日紹介するのはモッチロ~ンこの人…
ジェイソン・ベッカーのカコフォニー時代の相方、
マーティ・フリードマンです。
スミマセン これは間違いです。
こっちが[正]↓
似てると思うのはワシだけ
ところで、このCMをご覧になったことありますかー?
最初、髪をくくってるから顔を見ても誰だか分からなかったんですが、
ピッキングしてる右手のフォームですぐにマーティだと分かりました。
ホント、独特ですもんね。
因みに箏奏者の方ですが…
誰なのか気になって調べたところ、
海寶幸子さんという方でした。
なんと、かの津軽三味線の佐藤道弘さんの奥様だそうです。
知らなんだ。ひとつ勉強になった◎
佐藤道弘さんはジョン・ゾーン絡みで昔、結構聴いてましたので
またそのうち紹介しますね。
マーティといえば
元メガデスのギタリストで有名ですが…
↑コレハ カメデス。
今や日本のお茶の間の顔と言ってもいいぐらい
よくバラエティー番組等で流暢な日本語を話しているのを見掛けますよね
モト冬樹とのコンビネーションもバツグンだ。
むしろ英語を話すマーティの方が不自然で違和感バリバリだ。
うん、違和感バリバリぃ。
マーティはハワイでVIXEN、ALOHA、HAWAIIといったバンドで活動してましたが
世界に名が知られるようになったのは87年…
シュラプネルからデビューしたジェイソン・ベッカーとのカコフォニーです。
間奏の所謂“ヨナ抜き音階”のギター・ソロは今聴いても斬新
ネオクラシカル・スタイルのジェイソンと
日本の演歌に影響を受けたオリエンタルなスタイルのマーティ…
80年代半ば、イングヴェイ以降に無数に現れた速弾きギタリストの中でも
技巧面のみでなく、ユニークな音楽性も高く評価されてました。
カコフォニーでのデビューの翌年、88年には
初ソロ・アルバム『ドラゴンズ・キス』を発表。
「サンダー・マーチ」は名曲
スポーツ番組とかのバックでよくかかってたりします
そして90年には超有名バンドのメガデスに加入。
メガデスで多忙を極める中、92年に発表した2ndソロが
本作『シーンズ ~憧憬~』です。
カコフォニー、1stソロ、メガデスと徹底的にヘヴィなサウンドにこだわってきたマーティですが
本作ではなんと喜多郎をプロデューサーに迎えたニューエイジ・ミュージック作品です
当時、多くのファンをビッキリさせました。
ワシもほんとビッキリしましたYO。
アルバムの前半4曲が喜多郎プロデュースで、
後半4曲はマーティとスティーヴ・フォンタノの共同プロデュース。
白眉はなんといっても5曲目「レルム・オヴ・ザ・センシズ」
日本語の女性ナレーションが奇を衒ってると思われそうですが
まさにマーティの演歌趣味を具現化した佳曲です
あと、ラストの曲「トライアンフ」は
「サンダー・マーチ」の再演です。
一応音源を↓
最近は石川さゆりと「天城越え」で共演したり、八代亜紀とも共演したり
パフュームの「ポリリズム」をカヴァーしたりもしてますが…
何だかどれもイマイチですね
まー。