慢性腸炎、COCOAの場合 | Autumn's Happy Life Ⅱ

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ミニチュア・シュナウザーCOCOA14歳との日々を綴っています。
COCOA2022日.1.18、
お空組になりました。

今回は、COCOAの病気のことについて、

少し書いておこうと思います。

文章ばっかりなので、スルーして頂いていいです(^-^;



というのは、下記に記すCOCOAに出てきた症状が珍しく、検索してもなかなかヒットするものがなかったからです。




COCOAは2020年11月に胃と腸の内視鏡検査をして、慢性胃炎と慢性腸炎と診断されました。


そこに至るまでの経緯はこちら





初期のステロイド治療で効果が得られなかったCOCOAは強いステロイドに変更しました。

しかし食欲がなくなり、ステロイドを変更して約二週間後に二次の病院に受診したときは、

十二指腸の悪化かひどく、腸が破裂寸前と言われ、このまま食べれないで亡くなるか、

腸が破裂して亡くなるか、どちらかの状態と言われました。

腸が破裂した場合は安楽死をするようにと言われ自宅に戻りました。


この時から二次の病院には行かず、地元の病院にお世話になりました。

そして、ステロイド最低量(プレトニゾロン)、胃薬のプリンペランとファモチジン、吐き気止めのセレニア、毎日の点滴(皮下補液)を始めました。


この時点で内視鏡検査したときより約1ヶ月で、1.2kg痩せていました。




この後すぐ奇跡的に食欲が戻ったCOCOAは

およそ1年生き抜いてくれました。

しかし、食欲がすごくあったのは最初の3ヶ月で、

後は食べない、食べる、食べむらの連続でした。



最初の3ヶ月、食欲があってしっかりフードを食べてても一向に体重が増えない、

時々お尻から油がじわじわと出てくるという症状が出てきました。

検便すると💩に脂肪が多く含まれていたので、

パンクレアチンという消化酵素を与えることになりました。



最初ベリチームという別の酵素を飲ませたのですが、すごいお腹がキュルキュルなって、COCOAには合わなかったみたいなので、

こちらに変えて、少量ずつから飲ませ始めました。

これは粉で独特の匂いがあるので、

お水で溶かして、食後すぐにシリンジで与えていました。



その後、フードを食べない、食べむらの期間が長かったのもあり、お尻から油は出なくなりました。


しかし、食欲が出てフード(低脂肪)をしっかり食べるとまた出てきて、💩の色も薄い茶色で、

その都度酵素の量を増やしていきました。


酵素が反応すれば、症状は改善されますが、

晩年はなかなか厳しく、

結局COCOAは体重が増えることはなく、

最後は元気な時より半分になってしまいました。




ステロイドを飲ませることで、

初期の症状

胃液を吐く→お腹キュルキュル→食欲減退→血便

は全く出なくなりましたが、

COCOAを最後まで苦しめたのは消化吸収不全ということになるかと思います。




「犬 お尻から 油」

このような感じでネットで検索してもヒットするのものはほとんどなく、あっても原因やその後の対処方法を記してあるものは見つけられませんでした。




慢性腸炎の症状は個体それぞれ違うみたいで、

こんな症状で心配されてる方がいたら、いい結果には結びつけられなかったけど、参考にしてもらえたらと思います。





食いしん坊だった子が食べない、食べれない、

どんどん痩せていく。

飼い主としてほんとに辛いです。

毎回ご飯を食べさせるのに1時間以上かかったり、イライラもします。

どうしたら食べてくれるんだろーって悩み過ぎて、頭おかしくなりそうになったり。

でも私の場合、友達が励ましてくれて応援してくれて、そして夫がそばで支えてくれて一緒にいてくれたから、なんとかやってこれました。


いつも心で

「してあげられることが幸せ」

「きっと大丈夫、絶対うまくいく」

って唱えていました。



私と同じようにCOCOAも苦しんでいたと思います。

このことが他のワンコのためになったらCOCOAも喜びます(^.^)



最後まで読んでくださり、

ありがとうございました。