本は活字なので何十年経っても何も変わらない。
しかし、不思議なことに読むタイミングによって入ってくるものが変わってくる。
ストンと自分の中に。
その時何も感じなかったものが、後々読み直したら、なるほどね!と共感できたり。
自分が経験できることは人生で限りがある。
本はそこの部分を補える。
忙しい時はどうしても後回しになる読書。
色々な視点で物事を見極められる参考書として時間を作ってでも読む価値はある。
20代の頃に何度も何度も繰り返し読んだ本がある。
三浦綾子さんの氷点上下巻、続氷点上下巻の4冊。
この4冊には、人間の弱さと強さが混在していて、自分に置き換えたらどうしていたかを考え、問う私のバイブルでもある。
いつも何かに怒っている人。
100%幸せな人はいないと断言できる。
不平不満の多い人。
どんな状況に変わっても不平不満を必ず見つけ出す。
言い訳が多い。
世の中のせい、人のせいにする人。
自分では何もしない人だと思う。もしくはしているつもりの人。
辛いことが多い人。
そこから学びを得る機会を与えられている。
幸せな人。
「有る」に焦点を当てることができる人。
全部経験済み
どんな自分でいたいか、どんな人生を送りたいか考えたら、どんな生き方をしたらよいのかおのずと見えてくる。
久しぶりの雪。
ベランダの物干し竿が1本折れそう。