今週は仕事が二日間、あとはﾄﾞﾅｰ検査がﾋﾞｯﾁﾘ入っている。
今回の震災で、移植の話は白紙に戻ったと思った。
沢山の方々が亡くなられ、薬剤なども不足している中で、自分の子どもを助けてほしいと声を大にして言える状況ではない。
現にICUは震災で被災された方々で満床なのだ。
とはいえ病気の進行は止まらない。
今日は、見た目元気ということで帰していただけたが、先生は入院させて点滴を使いたかったらしい。
いまだ体内で出血していてﾀｰﾙ便が出ているのだ。
沢山葛藤はあったが、とりあえず病院に全てお任せしたいと思う。
まずは検査の予定を言われるまま受けることにした。
不適合の移植であることに変わりはないが、私が重い病気にかかっていてはﾄﾞﾅｰになれないので検査する。
時期は未定だが、移植へ向けて準備が始まった。