こちらの記事は、
漫画の内容については
ほぼふれておりません
私がこの漫画を読んだ時に
気持ちがグワングワン動いた
そんな部分を中心にまとめております
この漫画はすごい
学生の時に心理学を学んでいたが
そこで学んでいたことが
とってもわかりやすく
丁寧に書かれている
ほんと、考え方の視点の大事さに
関わり方の大事さに
改めて気づく
不登校専門カウンセラー
ふじたに みかこ（ミィ）です
リエゾンーこどものこころの診療所―
という漫画
この児童精神科医は
発達障害を凸凹と呼ぶ
あなたの凸凹にはまる生き方が必ずある
という帯がついています
私は学生で学んでいた時に
この視点に触れていた
そして、凸凹の視点がとっても好き
学んだ時に話されていた先生は
人には、苦手なことと得意なことがある
それで、場面や人において適応的ではないと
なっていくと“障害”や“時に問題”
として目立つ形であらわれやすいことがある
だけど、みんな程度の差はあるけど
凸凹はある
それを自分の特性として知り
どう付き合っていくか？
どうカバーするか？
どんなサポートがあるのか？
など複合的に支援していくのが
心理学の仕事の一つだと思う
というようなお話
そんな話を授業中にされたなーと
帯のフレーズをみたら思い出した
思い出しながら
読んで、率直な感想は
めちゃくちゃ
丁寧にわかりやすく書かれている
症状について
背景の描写
当事者が感じるであろう周りからの反応
自分が発達障害だと知ったときの気持ち
などなど
それと同時に、
悔しいなぁ・・・
私も、お医者さんになりたい
来世はこんな風に子どもの精神科医になりたい
ってつぶやいてた←
（オイ、オイ！どうしたミィさん）
それを聞いた旦那さんから
それは、お医者さんじゃなきゃできないの？
来世じゃないとしたいことはできないの？
今の心理の資格で関りの中だとできないの？
って言われてうーーむと考え
( ﾟдﾟ)ﾊｯ!とした
違う！違う！！確かに
お医者さんだからできることはあるけど
私は・・・私は、
目の前の人と丁寧にかかわらせていただくこと
自分の知識をフル動員すること
わからないことは調べていくこと
一つの視点ではなく、複数の視点で
俯瞰して物事をとらえること
その人がその人らしく
生きるためのヒントはどこにあるのか？
苦手を補うための手段やサポートは
何があって、使える可能性があるのか？
その子の得意な部分は何があるのか？
などなどだ
ここまで言語化して、
いやこれらは、カウンセラーとして
活動させていただいている今
すぐにできる部分だ
イヤだわ、ミィさんうっかり
お医者さんじゃないと
このかかわり方はできないって
無意識に思い込んでいたーーー
（なんでやーーーミィさん
）
もちろん、
お医者さんにしかできないことがある
のは承知の上
いやー、
こういう漫画ね、昔から
すっごく好きなんじゃけど
今までは悔しい
私も知ってるのにこんなにうまく伝えれない
悲しい、モヤモヤモヤってな感じで
私の中の何かを刺激して
すっごく嫌でもあったの
（今回、旦那さんの質問で言語化できてよかった）
だけど、それはたぶん
たくさんの人に知ってほしい気持ちと
凄い人の言葉じゃないと届かない
だから、私には無理なんだって部分もあった
でも、本当は自分の大切な人たちには
伝えたい。うまく伝えれるかはわからないけど
伝えることはあきらめたくないんだなー
って改めて思った
やっと、向き合い始めたんだなー
私の中のすごい人じゃなきゃダメ神話と
私にはできないの呪いの言葉からの解放
んで、最後に
この漫画は、幅広くいろんな人に
読んでほしいすんばらしい本
描写が丁寧に描かれていて
言葉がどれも繊細で優しくて
やり取りで生じる混乱とか
日常場面をイメージできるくらい
コアな部分が書かれているの
変なモヤモヤ抱えずに
早く読めばよかったーと大後悔
続巻、早めにゲットしにいくぞ
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