2014年① | かききまなみ official Blog

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サークルねこわらし かききまなみの公式ブログです。

2014年。この一年で、わたしにはわたしの活動のテーマを決めるきっかけとなった出来事がいくつもあった。


一番大きなのはやっぱり、

おじいちゃんの死。

わたしには、小さい頃から変わらず好きな感情というものがある。

それは、「懐かしい」


その懐かしいというものは、おじいちゃんの死をきっかけに、
「今となってはもう戻れないもの」
だということに気づいた。




そう気付いたとき、
わたしの中で、点と線が繋がった。
今まで何気無く生きてきて、偶然や無意味だと思っていたことが、ざわざわと音を立てて、わたしに飛び込んできた。



本当にそんな感じだった。
わたしはそんな過去たちを思い出す度に、ざわざわとなんだか怒りやら悔しいやら。

おじいちゃんのことを思い出しても地団駄踏みたくなるし、もちろん涙が止まらない。


もう帰れない昔の家
もう戻れない小学生時代
もう遊べない外でおままごと
もう覚えてない遊びのルール
もう喋れない子供のようには
もう食べれない昔のお菓子
もう喜べない当たり前なことで
もういなくなったサンタさん
もう笑えない昔の友達
もう若くない父母
もう会えないおじいちゃん
もう自分より小さいおばあちゃん




なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで なんで なんで




なんで?わたしは、いつのまに?
昨日まで、ランドセルしょって、学校行って、ほら、体育の授業、跳び箱、やっと飛べるようになったばっかりじゃないか、んでさ、夕飯、おばあちゃんが、タラのフライ作ってくれて、ソースかけて食べて、おじいちゃんとお風呂入って、9時に寝るつもりが、お風呂入ってる時に9時になって9時の町内放送鳴って、あー9時過ぎたーって思って、早く寝なきゃって、おばあちゃんと、おじいちゃんと一緒におふとんに入って、寒いからおばあちゃんに足挟んであっためてもらいながら寝たじゃないか。おじいちゃんのイビキがうるさかったじゃないか。








ふと、我に返ってあたりを見渡す。
ここはどこだ。
一人暮らしの部屋にひとり。
汚い部屋。
今は午前2時25分。
お風呂入ってない。
ご飯はバイトの休憩中にスーパーの弁当で済ました。。。。。。。。








おやすみなさい。