5万キロ手前迄乗ったエンジン ステータコイル脱着 | 「オートハウス東」大阪府貝塚市のバイク店

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今回はステータコイルの取り外しに進んでいきたいと思います。

 

黒色矢印のロータホルダで緑色矢印のロータを固定し、メガネレンチでナット(14mm)を黄色矢印方向へ回して緩めていきます。

 

黄色囲みのロータにプーラーの先端ネジを左右均等にねじこみます。

プーラーを固定してスパナで黄色矢印方向へ回してロータを引き抜きます。

プーラーを締め込んでも中々ロータが取れない場合は、プーラーを手で持った状態で黄色囲み部分をハンマーで叩き衝撃を与えると割と簡単に外れます。

この時プーラーをしっかりと手で持っていないと、外れた反動でロータ内側の磁石部分がステータコイルやクランクシャフトに接触し割れたり欠けたりする場合があります。

下の写真の黄色囲み部分がロータ内側の磁石部分です。

ピンク色囲みの様にロータのネジ溝全てまでプーラー先端ネジを締め込んで作業します。

先端ネジを締め込み過ぎるとオレンジ色矢印のステータコイルに接触し断線等の故障原因となりますので、ロータ内面と面一が一番良いと思います。

黄色矢印のボルトを緩めてオレンジ色矢印のステータコイルを外します。

ボルトサイズはステータコイル本体(ヘキサゴン5)、ピックアップコイル(8MM)となります。

 

緑色矢印ロータ、オレンジ色矢印ステータコイルです。

ステータコイル上の青い部分がピックアップコイルです。

これでロータとステータコイルの取り外しは完了です。

次回はセルモーターの取り外しに進んでいきたいと思います。