今回は、レッツ4バスケットでバスケットシャッターが引き出された状態で元位置に戻らなくなってしまったケースとなります。
下の写真はオレンジ色囲み部分を拡大したもので、赤色囲みのシャッター(カバー布)部分がシャッタードラムの嵌め込み溝から外れてしまっています。
黄色囲みのカバー・バスケット等を順に取り外していきます。
取り外したバスケットシャッター本体となります。
シャッターを戻すスプリング力を解除する為に黄色矢印のプラスネジを緩めて外します。
黄色囲みのシャッターを挟み込む形のシャッターアッパノブとシャッターロアノブを取り外していきます。
今回の故障は、シャッタードラム溝ににシャッターがキッチリと収まっていないのが原因です。
(赤色囲みのシャッターの引っ掛け部が広範囲で外れてしまっています。)
シャッターの引っ掛け部分がシャッタードラム嵌め込み溝から赤色矢印方向へ外れています。
シャッタードラムからシャッターを一旦抜き取り、再度ターコイズ色矢印の様に元の定位置に収めていきます。
シャッターを分解の逆手順で組付けていきます。
全て組み上げる前に、スプリングのストッパーを回しスプリング力が適量となる位置で合わせて締め込みます。
バスケットシャッターを組み上げます。
シャッターバスケットの動作に問題が無ければ、取り外しの逆手順で組付けていきます。
下記のブログにも関連情報を載せていますので、宜しければご覧下さい。
※バスケットシャッターの今回の様な故障は、シャッターを引き出した状態からスプリング力で勢いよく元位置に巻き戻った時に発生します。シャッターを戻す時は手を添えてゆっくりと戻せば良いかと思います。