「オートハウス東」大阪府貝塚市のバイク店

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今回は、レッツ4バスケットでバスケットシャッターが引き出された状態で元位置に戻らなくなってしまったケースとなります。

 

下の写真はオレンジ色囲み部分を拡大したもので、赤色囲みのシャッター(カバー布)部分がシャッタードラムの嵌め込み溝から外れてしまっています。

黄色囲みのカバー・バスケット等を順に取り外していきます。

取り外したバスケットシャッター本体となります。

シャッターを戻すスプリング力を解除する為に黄色矢印のプラスネジを緩めて外します。

黄色囲みのシャッターを挟み込む形のシャッターアッパノブとシャッターロアノブを取り外していきます。

今回の故障は、シャッタードラム溝ににシャッターがキッチリと収まっていないのが原因です。

(赤色囲みシャッターの引っ掛け部が広範囲で外れてしまっています。)

シャッターの引っ掛け部分がシャッタードラム嵌め込み溝から赤色矢印方向へ外れています。

シャッタードラムからシャッターを一旦抜き取り、再度ターコイズ色矢印の様に元の定位置に収めていきます。

シャッターを分解の逆手順で組付けていきます。

全て組み上げる前に、スプリングのストッパーを回しスプリング力が適量となる位置で合わせて締め込みます。

バスケットシャッターを組み上げます。

シャッターバスケットの動作に問題が無ければ、取り外しの逆手順で組付けていきます。

 

下記のブログにも関連情報を載せていますので、宜しければご覧下さい。

 

 

 

 

※バスケットシャッターの今回の様な故障は、シャッターを引き出した状態からスプリング力で勢いよく元位置に巻き戻った時に発生します。シャッターを戻す時は手を添えてゆっくりと戻せば良いかと思います。

今回は、レッツ4でヘッドランプのHiが点かなくなり、ヘッドランプ球切れが原因で無く、ソケット自体に不良であったケースとなります。

 

ヘッドランプ球交換の為、黄色囲みのフロントハンドルカバーを取り外していきます。

黄色矢印のヘッドランプソケットを押しながら左に回して取り外していきます。

黄色囲みのヘッドランプ球を取り外して、新品ヘッドランプ球を組み込んでいきます。

電球を新品に交換しテストしますが、hiランプが点灯しません。

黄配線を触ると点灯したりしなかったりとの症状が起こります。

ソケットの赤色矢印部分を触ると症状が出たりするので、この部分が断線しかけている様です。

今回は違いますが、紫色囲みの電球端子との接触部が焼損しているケースが割と多いです。

ヘッドランプソケットを良品に交換し組み付けて行こうと思います。

 

上のオレンジ色囲みを拡大したもので、赤色囲み部分に本来付いている筈のワイヤー止めクランプが切れて無くなっています。

新品クランプ(青色矢印)を取り付けていきます。

フロントハンドルを分解の逆手順で組付けていきます。

ヘッドランプの点灯テストをして問題が無ければ作業完了です。

 

下記のブログにも関連情報を載せていますので、宜しければご覧下さい。

 

 

 

※ヘッドランプソケットも振動や熱の影響で壊れる場合も多々あります。

今回は、レッツ4でバッテリー不良の為、交換との内容での入庫となります。

 

黄色囲みのバッテリーリッドカバーを取り外していきます。

赤色囲みのヒューズボックスの点検をしていきます。

赤色囲みのヒューズボックスの片側の配線が断線してしまっています。

下の写真の赤色線とヒューズボックスの端子は、本来ピンク色線の様に繋がっていなければなりませんが、腐食の為切断してしまっています。

バッテリーケース内底部は茶色囲みの様に泥が堆積し水抜き穴が完全に塞がっています。

綺麗に清掃すると白色矢印の水抜き穴が現れてきました。

バッテリーも単体で検査した所、バッテリー不可となり要交換となります。

 

腐食した配線を切断し、青色矢印の良品配線を接続ギボシ(ターコイズ色囲み)を使い接続していきます。

青色囲みの伸縮チューブを用いて絶縁をしていきます。

ワイヤーハーネスを青色囲みの様に絶縁テープで巻いていきます。

 

スターターリレーのカプラ端子も腐食していますので、新たに端子も作り変えていきます。

 

念の為、水抜き穴の径も白色囲みの様に大きくしておいた方が無難かと思います。

バッテリー端子(青色矢印)も綺麗に研磨しておきます。

バッテリーを組み込み、配線も所定の位置に収めていきます。

 

交換したバッテリー、ヒューズボックス、スターターリレー端子、腐食した配線となります。

 

下記のブログにも関連情報を載せていますので、宜しければご覧下さい。

 

 

 

 

※割とバッテリーケース内の水抜き穴詰まりによる腐食・断線故障は有りますので、定期的に清掃したり、水抜き穴径を大きくしておいた方が無難かと思います。

以前の配線修理では半田付けでしていましたが、今回はギボシ端子接続で行っています。