ハイブリッド車では圧倒的な販売台数のトヨタプリウスです。
横から見たデザインや後ろのハッチ形状がよく似た感じなので二代目のプリウスに
よく似ています
今回、スウェーデン国「オートアダプト社」の助手席回転シートを取り付けたクルマは
現行モデルのプリウス30系です。
20系30系共に助手席回転シートの改造問い合わせが多い車種ですが近年最も売れたクルマで
台数が多いのは当然ですが・・・とにかくご相談が多いのは別に背景がありそうです。
それはともかく装着後の状態を観てみましょうね
ドアの内側トリム形状は一般的な厚みで開口角度はノーマルの場合あまり広くはないです。
座席を左側に回転する動作はレバーアームを引き上げてロックを解除した後
軽い操作でお尻の左下側を中心に回転します。
ここからシートの前後スライドレバーを引き上げて手前にスライドさせれば大きく
シートが外側に引き出せます。
上の2コマの画像が回転後の座席
車内からの角度で見るとこの位置まで外側に張出します。
プリウスのフロントガラスは空気抵抗が燃費に及ぼす影響を考えて
傾斜がありそのため乗り降りの際に頭部がルーフに近い感じです
しかし実際の乗り降りの際には身長が170cmあたりでなければ介護者の注意で問題なさそうです。
回転角度のリミット付近も少し余裕がありました、ただしOPのアームレストは操作に支障が出る可能性が
少し考えられます。
これは座席の右側に位置するシートベルトの受け側(ロックボタンのついた雌側)の取り付け部です
シートの取り付けの際にそればかりを優先させて取り付けると座席に着座した乗員と
シートベルトの位置関係がずれて衝突時にシートベルト機能が十分発揮できずに大変危険です
プリウスにはシートベルトの固定部がある一定の範囲で回転し体格やシート位置に合わせて
動くような仕組みがあります。
このような仕組みも新しい回転ベースへ忠実に再現して「安全」な作業をしシリアル番号と共に
記録保存しておきます。
最後に今回、完成したおクルマを取りにおいで頂いた際にご家族の方が移乗して
両足を車内に納める際の画像の一部です。
座席は45度付近からほぼ全閉に回転した辺りですがここが介助を受ける方にとっても
大変なところです。
今回の場合は1週間前にデモ車で一度経験をして頂いていたためかスムーズにできています。
介護系全般に言えることですが、機械や機能で補える部分と人の力で補う部分が存在します。
機械装置の機能を理解して扱うことはもちろんですが、もう一つ大切なのが
声をかけてひとつひとつの動作を確認しながら介護者のペースにあわせた移乗をすることで
お体の不自由な方の心配や不安を取り除いてあげることです。
今回お帰りの際にご大変良い笑顔でお帰りになられたのが印象的で良い仕事ができたと嬉しく思いました
ありがとうございます。
