「髪、切った?」
って、お客様から聞かれます。

「切りました。

ミラノで」


と言ったからには、ミラノのヘアサロンのお話書きます。





英語対応できる美容師さんが、おじさん一人だけだったので、
その方に切ってもらいました。





「ここ、切ります
」

と、フェイスラインの所に手を当ててる美容師さん。

「OKです
」

と、私。

まずは、シャンプー。

シャンプー台は、座って洗うタイプです。

顔にタオルはかけてくれません。

同じ美容師さんが、洗ってくれます。

洗い方が雑なのを想像してましたが、普通でした。

日本で、アシスタントさんが
丁寧に洗ってくれるのに慣れていたら、
ちょっと雑に感じるかも・・・です。

シャンプー後、日本だとタオルドライしてからドライヤーですが、
いきなりドライヤーで、ブォーブォーと乾かします。

櫛で髪を整えて、カットが始まりました。





美 「はい、右に頭を傾けて
」

右に頭を傾ける私。

左の髪をチョキチョキ切る美容師さん。

美 「はい、左に頭を傾けて
」

左に頭を傾ける私。

右の髪をチョキチョキ切る美容師さん。

美 「前に頭を傾けて
」

前に俯く私。

後ろの髪をチョキチョキ切る美容師さん。

なんか、これ、デジャブです。





やった事あります。





そうだ、





小学生の時、散髪屋さんで、
こうやって切ってもらったわ!





そして、出来上がったヘアスタイルが、
裾切りっぱなしショートボブ!
小学生の時に切ってもらった
ヘアスタイルと同じ!





まさか、ミラノの美容院で、
日本の散髪屋さんで切ってもらった小学生ヘアにされるとは、
思わなかったです。





まぁ、切りっぱなしボブ流行ってるからいいけど・・・。





美 「どう、気に入った?」
と、聞かれて、
「そうですね。コレ、流行ってるんですか?」





と、尋ねる私に、
I don' t know.





知らん!





と答えられた。





でも、前のヘアスタイルよりいいって褒めてくれた。





ありがとうね!





日本帰国後、ヘアカラー行った時に、
ミラノで頭傾けてヘアカットされた話を、
担当の美容師さんに話したら、
「うちのオーナーも、髪の裾切る時に、
ちょっとすみませんって、お客さんの
頭傾けて、切ってますよ!」





で、同じだった。





お客様からは、ヘアスタイル褒められるから、
まぁ、いいか!




