配線劣化によるショートの危険性!!
旧車やクラシックカーなどでは、配線が劣化してショートを引き起こし、出火してしまうことが稀に起きます。
現在の車にようにCANシステムで制御されていなかった時代の車は、全ての信号を数ミリの配線でやり取りしています。
数ミリの太さの配線は経年劣化により銅線を覆っている絶縁チューブがボロボロにることもあります。
また配線の先につながっている装置が故障し、電気の流れが止まり発熱してチューブが溶ける場合もあります。
そうなると、むき出しになった銅線同士が接触しショートしてしまい非常に危険な状態になります。
基盤に負荷がかかるケースもありますし、
コネクターが焦げることもありますし、
配線が焼き切れる事もあります。
最悪の場合、ショートした電気を止めるヒューズBOXが耐え切れず燃えてしまうこともあります。
古い車両の場合、機械的な点検も大切ですがハーネス類の点検も重要になってきます。
いきなり火が出ることは稀ですが、室内や車両の近くで焦げ臭い臭いや煙を感じれば、すぐにエンジンを止めることが大切です。
もし消火器があれば、最悪出火した場合でも消化が可能ですので、クラシックカーや特殊な車両にお乗りの方は、一本積んでおくことをお勧めします。
また車だけでなくご家庭にもあると安心です。
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