今日は、犬の褒め方について書いてみたいと思います。
皆さんは、ワンちゃんを褒める時にどのように褒めていますか?
ワンちゃんが喜ぶように沢山褒めて犬の體(からだ)を沢山撫でてあげていますか?
それとも、
そういえば、あんまり褒めるという事を意識していなくて…
ウチの犬は全然褒められていないかも?
…なんて事になっていませんか?
さて…U^ェ^U
犬を褒める時に
大袈裟に沢山褒めてあげると…
犬が體(からだ)全体で嬉しさを表現して🐕🦺
キラキラとした目であなたを見つめて来たら✨
褒めているコチラも嬉しい氣持ちになりますよね♪♬
ワンちゃんも喜んで
飼い主さんも嬉しい氣持ちになり
その時間はとても素晴らしい時間になると思います♪
しかし
ここで考えておきたい事柄があります。
それは…
自分の飼っているワンちゃんに
将来どのような犬になって貰いたいのか?
…です。U^ェ^U
大きなリアクションで
テンションアゲアゲ⤴️で
ワンちゃんを褒めるのは…
その場では、良いかもしれませんが…
…しかし
傾向としては、
こうして大袈裟に褒められたワンちゃんは
興奮しやすい犬に育って行きます。
大袈裟に褒めると犬は興奮しますよね♪
その興奮体験が多ければ多いほど
ワンちゃんは興奮しやすい子に育って行きます。
アジリティー競技やフリスビー等
犬のテンションを高めて何かをしたい…
また、我が家の場合は犬と思う存分アクティブに遊びたい!
興奮している犬が好きだ!
…という飼い主さんは
犬が興奮するような褒め方をしても良いと思います。
そうすることにより
犬の心拍数も上がり血流も良くなり競技に対する集中力も増してくるので
大会で良い成績が期待できるようになります。
(興奮しすぎると犬のコントロール制御が難しくなるのでバランスは大切です。)
しかし
我が家は、あまり興奮する子に育ってしまっては困る💦
過度に興奮する子はちょっと苦手💦😣
…という飼い主さんの場合は
(多くの飼い主さんがこのタイプだと思います)
あまり興奮させないようにワンちゃんを褒めるべきです。
(散歩中に他のワンちゃんに興奮する。来客に興奮する。自転車やバイクに興奮する等、犬が興奮する因子は日常のあちこちに潜んでいます)
ここで、例え話です♪
皆さんが学校に行った時に
学校の先生が何か問題を出して
生徒達が課題に取り組みます…
みんなが課題に取り組んでいる間に…
先生が教室の中を歩きます…
先生は、それぞれの生徒の様子を見ながら教室を歩きます…
先生が生徒の書いている解答を見ながら「うんうん!」と軽く微笑み…
そして…
その表情は、「良く出来ているね」という心の声を発しながら頷いていれば…
それだけで「OK」ということが伝わって来ますよね♪
先生がそこで…
「いやー!君は良くできたねーー!!上出来‼️上出来‼️ヤッター😆バンザーイ\(^-^)/」
なんて大袈裟に褒める事はしないですよね…
先生がやる「うんうん!」くらいの軽いリアクションでも相手に伝わるのです。
和多志はドッグトレーナーなった初期の頃に
英国人の世界的に活躍をされているドッグトレーナーに「サイレントトレーニング」 という犬のしつけ法を學びました。
サイレントですから音を出さないで静かにワンちゃんをしつけます。
当時は、犬に褒めている事がしっかり伝わるように「大袈裟にワンちゃんを褒めましょう!」
という指導をするのが一般的でしたので…
和多志は、そのサイレントトレーニングというしつけ方法がとても先鋭的で洗礼された犬のトレーニングのように思えて凄く氣に入ったことを覚えています♪
基本的には、ワンちゃんが興奮するような大袈裟に褒める必要は有りません。
ワンちゃんが、今、自分がした行動が「OK!」なんだ!
…という事が伝われば良いのです。
それでも、
ワンちゃんはそれぞれに違いがありますので…
実際にワンちゃんを褒めてみて
ワンちゃんがどれくらいの反応をするのか? 試してみます。
ワンちゃんの反応が強いようでしたら褒める強度を弱めていきます。
ワンちゃんは一頭一頭違いますのでそれぞれのワンちゃんに合った適切な褒め方を導き出します✨
また、
ワンちゃんは生きていますから
反応がずっと同じとは限りません。
ワンちゃんの反応を見ながら褒め方のレベルを変えて行きます。
また、ワンちゃんの理解度によっても褒め方が変わって来ます。
例えると…
人間の赤ちゃんが初めてハイハイ♪をしたら「良く出来たね♪」 って褒めますよね(^^)
でも3ヶ月後には同じテンションでは褒めていないですよね。
それと同じように
褒め方のレベルも状況によって変わって来ます。
そして
褒め方の種類としては
・ご褒美(フードやオヤツ)
・オモチャ(ボールなど)
・撫でる(愛撫)
・褒め言葉
等があります。
基本的な考え方として…
脳の中心の方に「爬虫類脳」という原始の脳があります。
ここがスムーズに動くようにレッスンをしてあげると効果的です。
(進化論には様々な意見が御座いますが、胎内で魚類、爬虫類、哺乳類へと変化して行く様子は生物の體の仕組みとしてそれらがベースとなっているという事は容易に理解することが出来ます)
原始の脳がスムーズに動くとは?
生命の根源的な欲求に関わるところです。
簡単に言うとご褒美として「食べ物」を利用します。
初期のトレーニングでは
このご褒美の「食べ物」がとても重要です。
1日に与える食事の量に注意を払いながら
ワンちゃんが良い行動をしたときにご褒美を与えてあげます。
また、
ご褒美の種類も3種類くらいあると良いですね♬
普通のご褒美と
ちょっと良いご褒美♪
それから、スペシャルなご褒美✨
これらを効果的に使い分けると良いトレーニングが出来ます。
そして…
食べ物を与えがら
褒め言葉を掛けてあげたり
愛撫をしてあげると
「食べた!」という「快」の刺激と
褒め言葉や愛撫がリンクして…
褒め言葉や愛撫が心地好い刺激であると認識して行きます。
(褒め言葉や愛撫はそれ事態が心地好い刺激ですが食べ物を併用する事によりその効果を更に高める事が出来ます)
ここで…
褒め言葉に関しての
お話をさせて下さい…
ワンちゃんが良い行動をした時に
飼い主さんの頭の中で
「犬を褒めなくちゃ!」という強い義務感にとらわれていると…
せっかくの褒め言葉が口先だけになってしまい(>_<)
褒め言葉に心が込もらなくなり、
いまいちワンちゃんに褒めているということが伝わらない!
という現象が起きてしまいます。
ワンちゃんを褒める時は
"心から"ワンちゃんを褒めてあげて下さい♥️
また、大切な情報として
「匂い」があります。
以前に「鬼滅の刃」というアニメが流行りましたね(^^)
その中で、主人公が「○○の匂い」
…と言います。
恐怖の匂いだったか?
怒りの匂いだったか?
記憶しておりませんが…
動物の感情には匂いが伴います。
【ここは重要なところです!】
ですから…
飼い主さんが心から褒めているのか?
口先だけで褒めているのか?
…は、ワンちゃんには氣付かれてしまいます。
これは、ワンちゃんを叱る時にも同様のことが言えます。
ワンちゃんを褒めてあげる時には心からワンちゃんを褒めてあげるようにしましょうo(^o^)o
まだまだ書き足りませんが
今日はここまで(^^)/
ここまでお読み下さりありがとうございます。
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