今日もワンちゃんをお家に迎えたら!
というテーマで書いてみようと思います。
褒めること【陽】
叱ること【陰】
陰陽五行の陰陽にもスポットを当ててお話しを進めて行きます。
さて、
野生の犬を観察する中で…
子犬達がスクスクと育って来ると…
ある程度の時期に…
あるモノ(木の枝でも動物の骨でも何でも良いのですが)を子犬が近づくと
「ガルルー」…と、唸って
あるモノに近づかないように親犬が叱る(指導)という事が有ります。
これは、
子犬達に「ノー!」や「イケナイ!」
を教えているのです。
意思の伝達方法として…
「イエス」と「ノー」を教える事は
とても大切な事です。
この「ノー!」の部分を教えておかないと…
もしも、
外敵がやって来た時に
子犬達が楽しく遊んでいたら…
外敵からすぐに見付かり
子供達は外敵の餌食になってしまいます。
親犬が「あっ!外敵がいる!」
親犬が外敵を発見したらすぐに
子犬達に静かにするように合図を出します。
この時に...
合図に反応出来ない子犬がいると
その群れは大変な事になってしまいます。
また、
コンピューターの世界でも「1」と「0」の組み合わせにより
あのような複雑な様々な事が出来るようになります。
本当にコンピューターは世の中の細部に至るまで色々な所で活躍してくれています。
しかし…
もしも、
コンピューターが「1」だけだったら?
もしも、
コンピューターが「0」だけだったら?
皆さんが知っているような様々な事は出来ないと思います。
(おそらく何も出来ないでしょう)
「1」と「0」
「陰」と「陽」
「プラス」と「マイナス」
「褒める」と「叱る」
これら、二つのモノを組み合わせる事で出来る事は無数に広がって行きます。
考え方ですが…
ワンちゃんにストレスを与える事
ワンちゃんに「イケナイ!」と叱ったり「ノー!」と言う事はNGと…
そういう方針でワンちゃんのしつけをしているところも有ります。
ワンちゃんに優しい
良いしつけ方法だと思います。
しかしながら…
一つの考え方なのですが
「陰極まれば陽となる」
また、その反対に
「陽極まれば陰となる」
…と、いうのは真理です。
ちょっと話が逸れますが…
和多志が若い頃に...
「陰極まれば陽になる」という言葉に出会い…
パソコンでやってみたのですo(^o^)o
まだ1991年か92年の頃
MS/DOSの時代です(^^)
パソコンに画面が黒になるようにとプログラムを組みます。
そして…
そのプログラムが無限に繰り返すというプログラムを書いたのです
画面が黒になる
画面が黒になる
画面が黒になる
画面が黒くなる
…と、永久に繰り返します。
(実際に画面が黒くなるプログラムです)
簡単なプログラムなのですが…
そのプログラムを作って
ドキドキしながら【実行キー】
を押してみました♪
すると!
パッ!…と
パソコンの画面は真っ黒になり
しばらくすると…
(この間中もパソコンの中では黒になる黒になるとプログラムが物凄いスピードでリピートされています)
モニターの中心から
じわ~っと
白色になり
その白色がモニターの中心から
徐々に画面いっぱいに広がって行きました♪
パソコンのソフトでも
「陰極まれば陽になる!」
を体感する事が出来た素晴らしい経験でしたo(^o^)o
話は逸れましたが…
ストレスの一切無い世界では
ストレスの無いこと事態が最大のストレスになる
…と、
(U^ω^)
ちょっとした例ですが…
…とある占い師さんが仰有っていましたが🔮
旦那さんが一流企業で働き🏢👨💼
子供は成績が良くて良い学校に通っていて…🏫
人が羡むような生活をしているのですが…🌞
そこの奥様は
何故か?
「でも、辛いんです!」
…と、
真剣に相談に来るそうです。
占い師さんはおっしゃいます!
「人が羡むような生活をしていて何が辛いんだ!」
…と。(笑)
和多志はこの世で生きている間は程よいストレスは必要だと思っています。
もう一度言います(^^)
"程よい"ストレスです。
更に言うと…
その昔
ストレスを諸悪の根源のように語っていた有名大学の先生も
その後、ストレスは悪いばかりでは無いと自身が言っていた事を訂正するような本も出版されています。
(余談ですが、ストレスをポジティブに受け止めている人にはポジティブな反応が ストレスをネガティブに受け止めている人にはネガティブな反応が出やすいようです)
陰陽五行という言葉が有ります。
この世の全てには
陰と陽があるのが本質です。
それで…
陽は良くて
陰は悪くて
という凝り固まった考え方で陰を嫌っても…
この世の真理ですから…
陰から逃れる事は出来ません…
ですから
陰と陽を上手に使っていくことが大切なように思います。
もう一つの例え話ですが…
飛行機が空を飛ぼうと
エンジンを始動して回転数を上げて行きます。
滑走路をグングン進んで行き
スピードを上げて行きます。
この時には物凄い空気抵抗が発生します。
この空気抵抗が嫌だからと言って飛行機が加速することを止めてしまったら、
飛行機は空に飛び立つ事は出来ません。
空気抵抗を感じたら…
更にスロットルを開けてグイッと加速していきます。
そうすると…
空気抵抗のお陰で
機体がフワッと上がり
大空高く飛行機が飛べるようになります♪
そもそも
何かのアクションを起こすこと事態が抵抗を生むのです。
歩くことも同じです👣
抵抗があるから歩く事が出来ます。
もしも、抵抗が無かったらツルツル滑って歩く事が出来ませんよね💦
こういう事はこの世の摂理ですから
和多志達はこのような仕組みを上手に使って生活をしていくことが大切だと思っております♪
それで…
実際に
ワンちゃんに対して
どのように「ノー!」や「イケナイ!」を
教えれば良いのか?
…というと。
ワンちゃんのタイプによって異なって来ますU^ェ^U
簡単に言うと…
陽氣で少々の事ではへこたれないタイプのワンちゃんには
強めに「ノー!」と、伝える必要が有ります。
このタイプのワンちゃんには
しっかりと「ノー!」を伝えないと
相手に伝わらないのです。
ちょっと余談なのですが
イタリアに洋服の修行に行った日本人がいます。
イタリア人の氣質ははとても陽氣だそうです。
ですから…
少々の事ではへこたれません💦
そのような社会では…
軽く言っただけでは相手に伝わらないのです
職場では、かなり、かなり強い怒号が飛ぶそうです。
("かなり"を2回言いました(^^;)
修行に行った日本人の方は
その習慣が本当に辛かった💦
…と。
(けちょんけちょんに言われたと💦)
でも
逆に考えると
それだけ強く言わないと相手に伝わらないという社会なのです。
ここでは良い悪いの話では無くて
そういう社会があるというお話です。
ワンちゃんも同じで
陽氣で明るワンちゃんは
少々叱ったところで
「かまってくれた♥️」
…と、
尻尾を振って喜んでいる子もいます。
ですから、
そのようなタイプのワンちゃんにはちゃんと伝わるように「ノー!」
や「イケナイ!」 を言うことが肝要になります。
大切な事は相手に自分の意思が伝わるという事です。
逆に…
大人しい性格のワンちゃんに
強めに「ノー!」というと…
それだけで萎縮して
過度な刺激を受けた時のストレス反応が出る事が有ります。
主に2タイプに別れます。
抱えきれないストレスに対して攻撃反応を示してしまうタイプと、それとは反対に攻撃を表に出せないワンちゃんはそのエネルギーは内側に向かい下痢をしたり自分自身を傷付けるというと反応が出てしまうワンちゃんがいます。
(この場合、見た目にすぐに分かるような自分の皮膚を掻いて掻いて止まらない等の行動に出るケースと、見た目にすぐに分からない體の中でストレス反応が出てしまうケースがあります(内蔵に問題が起こる等))
犬のしつけを行う人は
ワンちゃんにとっての最適のストレスレベルを判断して適切に対処して行く必要があります。
ここら辺の判断はとても重要です。
素人さんがワンちゃんのしつけをする際に...
例えば…
ワンちゃんが甘噛みをした際に
飼い主さんが「イケナイ!」
…と、怒ったとします。
その時に
その飼い主さんの発した「イケナイ!」の声量や語氣がワンちゃんの許容出来る範囲であれば問題無いのですが…
もしも、
ワンちゃんの許容量を超えてしまった場合は…
ワンちゃんの反応としては、
攻撃に出るか
萎縮してしまうか
そのどちらかになってしまいます。
攻撃行動をするワンちゃんは飼い主さんを噛んでしまう場合もあります。
それから、
萎縮するタイプのワンちゃんは
人間でもそうですが過度なストレスを受けると脳が萎縮してしまいます。
その結果、あらゆる學習能力が低下してしまい、その後の様々な學習に支障を来すようになってしまいます。
また…
ワンちゃんは、日々、スクスクと成長していきます。
ワンちゃんの成長の度合いやワンちゃん自身の理解度によっても「ノー!」や「イケナイ!」の声量や語氣は変わって来ます。
細かく言うと…
その場、その時のシチュエーションによっても変わって来ます。
単純にこの子にはこういう叱り方をすれば良いという考え方では無くて…
その時、その場での最適な叱り方というものを瞬時に判断して行う必要が有ります。
そうは言っても
なかなか適切に瞬時に判断する事は難しいという方もいらっしゃると思います。
ですから、
最初は3つのパターンを用意しておくと良いと思います。
○基本的な叱り方
○強い叱り方
○弱い叱り方
この3パターンの叱り方を用意しておくと良いと思います。
自分自身の中で3パターンの叱り方が出来ていると…
自然とそこに微調整というのを加える事が出来るようになります。
基本的な叱り方よりちょっと弱めとか…
弱い叱り方よりちょっと強めとか…
自分の中でも細かな調整が出来るようになって来ます。
何となく分かって来ましたか?
何となく分かって来たら
自分の中でも腑に落ちて来たら
実際に
家にあるワンちゃんが
いじってはイケナイ物を持って来て
ワンちゃんに「ノー!」を教えてみましょう(^^)
何でも良いのです♪
靴下とか
タオルとか
空のペットボトルとか
しかし、
注意する点としましては
それまでにワンちゃんが遊んできたオモチャやぬいぐるみに酷似したモノは避けるべきでしょう。
最初のレッスンとしては、
ワンちゃんが混乱してしまいます。
(ワンちゃんの理解の度合いよってレベルを上げて行きましょう)
家の中にある
ワンちゃんがいじってはいけないモノを用意します。
そして…
和多志は、このようなレッスンをする前にワンちゃんに語り掛けるようにしています。
「○○ちゃん、これから練習をするよ!」
「これは、○○ちゃんがお家で過ごす為に大切な事だからね」
「ちゃんと覚えようね」
「これは○△◻️さんの靴下だから○○ちゃんは噛んじゃダメだからね」 (何でも良いのですがここでは靴下にしてみました)
こんな感じでレッスンの趣旨をワンちゃんに伝えます。
(ここら辺のワンちゃんとのコミュニケーションにつきましてはまた別の機会に書きますね♪)
それで
ワンちゃんにはリードを付けて
練習をスタートします♪
ワンちゃんの前に靴下等を置き
ワンちゃんが靴下を噛もうとしたら「ノー!」と言ったり
リードでコントロールしてワンちゃんに噛ませないようにします。
ワンちゃんが上手に靴下等を無視出来たらご褒美をあげて褒めてあげます。
なかなか上手に出来ない場合は
最初のレッスンとしての対象物の刺激が強すぎる事が考えられます。
この場合は、対象物を他のモノに交換をして(ワンちゃんに対しての刺激レベルが少なくなるように)
再度、練習を試みて下さい。
それから、
レッスンは必ず成功で終わる必要が有ります。
「出来なかったね(>_<)」…で終わるよりも
「上手に出来たね!」
「○○ちゃんは良い子だね!」
…と、
ポジティブな印象でレッスンを終えたいのです♪
こうする事により
ワンちゃんが自分自身に自信を持てるようになり
飼い主さんとの信頼関係も深まって行きます。
ワンちゃんが「ノー!」を理解して
ワンちゃんが、いじってはイケナイ物を無視出来てたら褒めてあげましょうね♪
傾向としては、
褒めると、ワンちゃんの氣が緩んで
再び、いじってはイケナイ物をいじろうとします。
その時は、
再び「ノー!」
…と、言って
いじってはイケナイ!と伝えます。
このような事を何度か繰り返して
ワンちゃんは學習して行きます。
それから、
このようなレッスンをして
出来るように成ったのに...
翌日は
あれれ?
覚えてないの?
…という場合が有ります。
この時には
また最初からという氣持ちで
レッスンをしてあげて下さいね。
昨日は出来たのに!
…と腹を立ててはいけません💦
昨日と今日は、違うのです。
優しい氣持ちでワンちゃんに接してあげて下さい。
繰り返して練習することによりワンちゃんは確実に學習して行きます。
結果を急ぐこと無く
着実に前に進んでいきましょう。
そのワンちゃんの子犬期は
二度と戻って来ない
かけがえのない大切な期間です。
その大切な時間を愛するワンちゃんと共に過ごせるという喜びを感じながらレッスンをしてみて下さい。
今日は叱り方や「ノー!」の伝え方について書いてみました。
しかし
大切な事は「愛情」だったり「優しさ」だったりします。
日頃、日常的に優しい人が叱るから効果があるのです。
叱ってばかりの人でしたら…
犬から見たら
「あの人は、いつも怒っているからなぁ~」…と、なってしまいます。
ワンちゃんから見ても信頼出来る飼い主さんになる為に…
「褒める」と「叱る」のバランスはとても重要です。
褒めるが8、叱るが2になるようにワンちゃんとの生活を過ごしてみて下さい。
(褒め方については別の機会に書きますね♪)
ここまでお読み下さり本当にありがとうございます✨
本当に感謝致します✨
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