ワンちゃんを飼ったら
「アタッチメントトレーニング」を
おこないましょう(^^)/
犬のアタッチメントトレーニングとは…
ワンちゃんの體のどこでも触れるようにする!
…というトレーニングです✨
このトレーニングはワンちゃんを飼っていくうえで
とても大切なトレーニングです。
なぜ?大切なのかというと…
もしも?
ワンちゃんが足を触らせない
または、足を触られるのが苦手な
ワンちゃんだとしたら…
万が一…
ワンちゃんが足を怪我してしまった場合に、
足の診察や治療をすることが出来ないとい事態に陥ってしまいます(>_<)
また、
同じように
ワンちゃんが
歯を触らせないワンちゃんだったとしたら…
もしも…
ワンちゃんが口腔内にトラブルが発生したときに
やはり、同じように
診察や治療が出来ない💦
…といった事由が
発生してしまいます(>_<)
こうした事を未然に防ぐ為にも
ワンちゃんの
「アタッチメントトレーニング」は
とても重要なトレーニングとなって来ます。
それから…
ワンちゃんの體のどこでも触れるようにする!
ということは…
飼い主さんのリーダーシップの発揮にも繋がって来ます!
自分がリーダーだと勘違いしているワンちゃんは
自分の體を触らせません💦
ワンちゃんのアタッチメントトレーニングはワンちゃんを飼っていくうえで外すことの出来ないとても重要なトレーニングとなります。
~何となく~
アタッチメントトレーニングの
重要性を理解しもらえたでしょうか?
それでは
アタッチメントトレーニングの重要性をご理解頂けたところで…
いよいよアタッチメントトレーニングの説明へと話を進めて行こうと思います(^^)/
皆様!どうぞ宜しくお願いします🙇⤵️
それでは…
ここからアタッチメントトレーニングとは…実際に、どのようにして行っていくのかをお話して行きます。
何となく御察しはつくと思いますが…
ワンちゃんの體を触るトレーニングですから…
ワンちゃんが元氣一杯!!!
スタミナモリモリ‼️
…というタイミングでは
ワンちゃんが
大人しくじっとしている
ことが難しいと思いますので…
散歩のあと…とか
リビングで十分に遊んだあと…などが
最初にトレーニングするタイミングとしては
宜しいかと思います。
(何度かトレーニングを重ねたらタイミングを選ばずに出来るようにしていく事もお忘れ無く)
それでは、
やっていきましょう!
ここからアタッチメントトレーニングです♪(^^)/
片手でワンちゃんの首輪を持ちましょう。
それで…
もう片方の手で
ワンちゃんの頭から首、背中、腰の方へとゆっくりと撫でるように触って行きます。
この時の注意点として
いつも触るような触り方では無くて…
ゆっくりと触って行くようにします。
ゆっくりゆっくりとです♥️
ワンちゃんの體の大きさによっても違いが出て来ますが…
頭から腰の方へと
だいたい5秒位かけてゆっくり触って行きます。
この動作を何度か繰り返します。
この時に、ワンちゃんにスワレやフセの指示を出す人がいらっしゃいますが…
スワレやフセをしてゆっくりと触らせる事が出来るレベル迄トレーニングされているワンちゃんでしたら…スワレやフセの指示を出しても良いのですが…
このトレーニングとしては、"触る"ということがメインになりますので
ワンちゃんの姿勢は立っていても
スワレをしていても、フセをしていても構いません。
初期の段階では
ワンちゃんの姿勢はあまり氣にしなくて大丈夫です♪
それでは
ワンちゃんの頭から腰の方へ上手に触ることができたら…
次へと移って行きます
次は、
ワンちゃんの右前足を触って行きましょう…
同じように片方の手で首輪を持って…
もう片方の手でゆっくりとワンちゃんの右前足を触って行きます。
足の付け根(肩の辺り)から足先へと
ゆっくりゆっくり触って行きます。
そして…
ワンちゃんの足を触るうえで大切なのは
ワンちゃんの足の先端
足先になります🐾
ここで予備知識です♪
ワンちゃんは基本的に肉食動物なので本来は獲物を狩って補食します。
獲物を狩る時に…
もしも?肉球を怪我していたら?
獲物を追う事が出来ません(>_<)
これは、
生きていくうえで致命傷になってしまいます(>_<)
獲物を追う事が出来なくて…
その結果、お腹を空かせてしまい
大変なことになりかねません💦
正に、生命の危機に陥ってしまいます💦
ワンちゃんの足先、肉球のアクシデントは…
犬にとっての死活問題になりかねません💦
ですから
ワンちゃんは足先、肉球に対してとてもデリケートです
(これは本能からくる生得的な習性です)
足先を触られ事を嫌がるワンちゃんは沢山います。
ですから
仔犬期にトレーニングをして
足先、肉球を抵抗無く触れようにする事はとても大切です♪
ここで、抵抗するワンちゃんは足先や肉球をワンタッチしたらご褒美♪をあげて
足先を触られたら(ご褒美)良いことがあった!…と
ワンちゃんの脳が認識するように繰り返しトレーニングをしていきましょう(^^)/
タッチ→ご褒美
タッチ→ご褒美
…と、繰り返します♪
徐々に触るレベルをあげて行き
普通に触れるように頑張っていきましょう(^^)/
ワンちゃんの足先のお話をすると…
爪切りも外せないですよね♪
飼い主さんが
「今日は、ワンちゃんの爪切りをしよう!」
そう思い立って
ワンちゃんをいきなり固定して
バチッ!バチッ!バチッ!
…と、爪を切って行くと
ワンちゃんの体験として
「凄く嫌なこと💦💦💦」
…として
脳にインプットされてしまうかも知れません💦
そうならないように
トレーニングとして…
ワンちゃんの爪を優しく刺激しておくと良いです♪
ワンちゃんの爪を優しく触ってみる…
爪切りでコンコンと軽く刺激してみる!
など…
爪切りに備えた刺激を
練習しておくと良いと思います♪
(余談ですが、実際に爪切りをする時は、いきなり全部の指をするのでは無くて、今日は2本、明日は3本…と徐々に慣らしながらやっていきましょう)
これを…
もう片方の足も同じようにやってみましょう♪
前足が出来たら
次は
後ろ足も同じようにやってみましょう(^^)/
どうですか?
両前足が終わって
両後ろ足も同じように出来ましたか?
ご褒美を与えたりしながら
ワンちゃんの氣を程よく反らしながらやっていきましょう♪
すべての足を触る事が出来ましたら
ワンちゃんの胴体の部分を触って行きます…
優しくワンちゃんを触って行きます。
これは、ワンちゃんのどの部位を触るのにも共通していえる事なのですが…
ワンちゃんの触り方として…
イメージとして指先を使って触る触り方は医師が診察などをする時に行う触診の触り方です…
この触り方は調べられるという
触られていて、あまり心地の好いモノではありません。
ワンちゃんを触る時のイメージとしましては…
母親が赤ちゃんを抱き抱えるような…
母親が赤ちゃんを抱くときに
手を広げて優しく抱きますね♪
そのようなイメージでワンちゃんも触ってあげましょう♪
触診のイメージで触ると
触られる事が嫌になってしまうワンちゃんも出てきてしまいます💦
優しく、母親が赤ちゃんを抱くような触り方をイメージして触っていきましょう(^^)/
まだ、
ワンちゃんの胴体を触る途中でしたね♪
ワンちゃんの胴体は胸の部分は肋骨で護られていますが…
お腹のところには
肋骨がありません…
お腹の部位は肋骨で護られていないところになりますので意識して優しく触っていきましょう♪
どうですか?
優しく触る事が出来ましたか?
ここまで
ワンちゃんの
頭部から背中、腰 、脚 、胴体
…と、触って来ました♪
次はワンちゃんの頭部をパーツごとに触って行きましょう♪
先ずは、
ワンちゃんの耳を触って下さい
ワンちゃんの耳の匂いを嗅いだりしてみましょう…
ワンちゃんの中には外耳炎になりやすい子もいます。
飼い主さんの定期的なチェックも必要となる子もいますので...
ワンちゃんの耳を触れるようにトレーニングしておきます。
そして…
次は、
ワンちゃんの目です👀
ワンちゃんの目の辺りをよく見てチェックして下さい…
中には、将来、目薬が必要になるワンちゃんもいますので...
顔を優しく固定して
ワンちゃんの目、目の周辺をみられるようにトレーニングしておきましょう。
そして
次は、
ワンちゃんの口です♪
先ずは、ワンちゃんのフードを用意して…
フードを一粒、指先で摘まんで…
それを
ワンちゃんの口の中、奥の方へ♪
フードはワンちゃんの口の中
奥の方で離してワンちゃんに与えます♪
飼い主さんの手が口の中へ入って来たら
美味しいフードが貰えた!
…という体験をワンちゃんにして貰います。
このようなポジティブな体験をすることにより…
口の中に人の手が入ってくることに対する抵抗感を無くして行きます。
ワンちゃんの歯や歯茎も触れるようにしていきましょう。
このトレーニングをしておきますと…
何か、良くないモノを口の中へ入れた際に取りやすくなります。
それから、
ワンちゃんの口の周辺
ヒゲが生えている辺りは
神経が多くてほかの部位よりも敏感なところになります。
その事をしっかり理解して
口の周辺を触る時は優しく触ってあげるようにしましょう。
以上が、
ワンちゃんのアタッチメントトレーニングになります♪
如何だったでしょうか?
最初から無理はしないで
徐々に出来るようになれば大丈夫です♪
日々、トレーニングをして
何処でも触れるワンちゃんに育ててあげて下さい(^^)/
また、問題無く出来るようになっても定期的に(週一などで)アタッチメントトレーニングを行って下さい。
これは、
仔犬の時は問題無く出来ていても
ワンちゃんが成犬になる段階で
自我が芽生えて出来なくてなってしまうケースがあるからです。
下記のようなケースはよくある事ですからご注意下さい(^^)/
~よくあるケース~
久しぶりに飼い主さんから連絡が入ります…
飼い主さんによると…
ワンちゃんがワガママになり
言うことを聞かない!
…と
それで
お伺いしてみると…
仔犬期に抵抗無く出来ていた
アタッチメントが
全然出来なくてなっていて
ワンちゃんは好き放題♪♬
全く、ワンちゃんの制御が出来ていない💦💦💦
成犬になって出来なくてなっていた💦💦💦
…という
トホホなケースも見受けられます…
ですから
ワンちゃんのアタッチメントトレーニングは定期的に行うように心掛けていきましょう(^^)/♬
ここまでお読み下さりありがとうございます。
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ちょっとした行動やちょっとした知識がその後のワンちゃんの一生を大きく変える事もあります。
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すべてのワンちゃんと飼い主さんが幸せになる事を願っております✨