美ヶ原高原の最高峰の標高2,034mの王ヶ頭おうがとう 山頂にあるホテル

山小屋じゃなくて ホテル

登山しなくても、松本駅からホテルまで送迎してもらえる

ということで夫と一緒に

 

途中で、珍しく山並みが見えてるからとバスを止めてくれました。

 

矢印が示しているのは槍ヶ岳

 

近くのものは眼鏡なしでは見えなくなってますが、遠くのものはよく見える私です。が、この時は槍ヶ岳を見つけることができなくて、ホテルスタッフの指さす方を撮影して後で写真解析しようと。。。

 

そして

こちらは槍ヶ岳がギリギリ見える。中央左の小さく飛び出した三角

 

 

 

お風呂に入って、ナイトツアーに向けて早めの夕食

 

 

 

 

 

 

煮物椀

 

 

美味しい和食には吟醸か大吟醸の冷酒が好みですが、ネット予約時にお勧めメニューだった岩魚の骨酒(写真中央の魚型の土瓶)

 

 

 

胃の弱い私は、空腹でアルコールやコーヒーは絶対だめなので、食べ物を胃に入れてから飲むことにしいてます。

それでも、岩魚の骨酒は、魚から出たエキスと熱燗の熱で浸透圧抜群で胃の中に沁み込んで行く。 わぁ~  強い

 

お水を飲みながら。。。 野趣あふれて、 繊細な懐石には合わないかも

 

 

馬刺し

 

そこで赤ワイン(メルロー)を注文して。。。

銘柄の馴染んだ味と違うので「地元産?」と聞いたところ、そう とのこと。 

来た馬刺しにも合わないので(むしろ骨酒が合う)ステーキ用に残して、とりあえず無難なビールか白ワインにする?と話していると

 

夫が今日は調子が悪いと言い、みるみる様子が…

「吐きそうだ」というので、スタッフに話すと慣れてるのか直ぐに容器を持ってきて、他のお客さんに気付かれずに、その場で介抱。。。 

ポカリスエットを持ってきてくれたり、リクライニング椅子も用意してくれて

落ちつくまでず~っと理性的に対応。とても親切

 

雲に隠れていた槍ヶ岳が出て来たというので、ひとまず落ち着いた夫を放って写真を撮る。

 

槍ヶ岳と沈む太陽

 

 

 

 

 

ピラミッドみたい

 

 

 

よその部屋からも数名の人が写真を撮りに来ていた。そのバタバタが夫の異変を隠してくれたので助かる。

 

外では雲海に沈む夕日を撮影してる人たちも… 

 

 

 

 

介抱してくれたスタッフが「ほとんど食べていないので食事をお部屋へお持ちしましょうか?」と。

夫はもう無理で私も食欲が失せたので「梅干しのおにぎりでも後でいただきたい」とお願いして部屋へ戻る。

 

 

眺望の良いお部屋だったので、日没の雲海を眺める

 

左端の奥は八ヶ岳連峰 中央のかすかなのは南アルプス連峰(部屋に置かれた図面で)

部屋の軒下に巣があるらしく岩ツバメが飛んでいく

 

 

雲が どんどん下へ流れ落ちて

 

 

雲海に島が現れた

 

 

 

一番奥の島が 八ヶ岳連峰って。。。なんかステキ

 

 

 

南西の雲海 左の光は? そこに太陽があるはずないので お月さま? 

 

 

お部屋から近い女湯の入り口付近に玄米茶のサービスがあり、飲んで美味しかったので、それを持ってきてポットのお湯で薄めて夫に勧める。

刺激が無く香ばしい白湯のような飲み物で、おかわりしながらお腹も落ち着いてきてTVを見始めました。

 

 

廊下の突き当り 西側のガラス窓から見えた穂高連峰と槍ヶ岳 北アルプス連峰

 

 

 

右端に 槍ヶ岳

 

 

 

20:15 から星を見て鹿に会えるかも ナイトツアー なので、私一人で参加とも思ったのですが、食事が届く時間だったので断念。かなり残念 でしたけど再泊を夫が約束してくれたので… 

(と言っても予約が難しい)

 

ロシア旅行ではそれが礼儀なのでウォッカを一気飲みして、インドの旅ではラム酒も一気飲みしたのに、弱くなったものです。(私はラム酒を水で割ってもらったら、その水にあたってしまったけど)

高山病も無縁。ロープーウェイでモンブランを見た時も一人元気で、ハワイ島の4000mにバスで上がった時も平気、船酔いも無縁な人なのに...

 

おにぎりセットと岩魚の塩焼き、牛のステーキなど、お盆に載せて運んできてくれました。まだ肉類は食べないほうがいいので下げてもらう。スタッフの方々のホスピタリティーがほんとうに素晴らしい。

おにぎりと岩魚の塩焼きでお腹を満たす。

 

皆さん ナイトツアーに出かけてるから空いてるだろうと、一人 お風呂へ行く。

予想通り誰もいなかったのでのんびりサウナにも入って。。。

しばらくして、ツアーから戻ったらしい人がどどっと入って来た。リラックスルームにはまだ誰もいなかったので、そこで電動マッサージ機にかかる。

 

 

チェックインでもらったプリントに日の出は 4:41 とある

だけど 朝 6:30~ の 王ヶ鼻ツアー に行きたいのでたっぷり眠りたい

一応目が覚めるかも…と、カーテンを開けたままにして寝る。

寝室に直射は入らないので日の出も無視して目覚ましの 5:30 まで寝り続けました

 

一泊ですべてを体験しようとすると寝てる暇が無い王ヶ頭ホテルです 三毛猫

 

 

お部屋に供えてあったカプセル式のコーヒーマシーンが面白そうなので試してみる。

3種類あるけど眼鏡をかけてないから何かも違いも分からない。

1個取り出してセットしてエスプレッソのボタンを押すとプッシュ!と音とともに部屋中にコーヒーの香りが。。。

登山教室から非常食として携帯するようになった 胡桃パンを出して一緒に味わうと最高!

夫用に 色の違うのを取り出して 今度はルンゴ(イタリア語で長いの意味)にして抽出。

空腹での外出よりいいでしょう 三毛猫  美味しそうに飲食してました。お腹は完全回復

 

 

王ヶ鼻ツアー

 

王ヶ鼻の入り口までバスで往復してくれます。歩きたい人は自由

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝陽を背に受けて長~い影

 

板状節理の岩の上にお地蔵さんがたくさんいます

 

 

 

 

 

秒単位で変わる雲の流れ  隙間から見える山や松本市内をスタッフさんが説明してます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブロッケン現象ができる!と喜んでる人を撮って楽しむ わたし

ブロッケン現象 - Wikipedia

今回のお気に入りの1枚 人が入ると自然の巨大さが伝わる 物語性も生まれる

 

 

 

 

レンゲツツジのつぼみ 6月下旬~7月上旬に咲き乱れるそうです

 

 

 

 

 

 

 

 

カラマツの針葉樹林 

 

 

カラマツは日本で唯一落葉する針葉樹と教わりました (学校では針葉樹は落葉しないと習った記憶。で、世界では... メタセコイアの2つと。カラマツの漢字は 落葉松 ってそのまんまでした)

カラマツの新芽が膨らんでいます

 

 

 

朝の散歩をした後なので朝食が美味しい。

サラダのドレッシングが無くて、あら?だったけど食べたら美味しかったので。。。

スタッフが後で「サラダはいかがでしたか?」と聞いてきたからやはりドレッシングを忘れたのね 三毛猫

もちろん「美味しかった ドライアップルがとても」と答えました。ドライアップル売店で購入しました

 

 

 

食後に、貸し切り風呂へ

 

 

同じ考えの人がいるようで、3個あるうち既に2つが使用中でした。

 

お部屋に戻ってから荷物を整理して、ホテルの周りの散策

 

 

 

 

 

王ヶ頭の山頂神社もお参りして

 

 

 

 

 

歩いて登頂したわけではないけど 帽子とマフラーでの登頂記念撮影

 

 

 

お部屋に戻ると霧で何も見えなかった

 

 

 

 

手前のベッドルームは散らかってるので省略して...

コタツとソファがあって落ち着くお部屋でした。

またこのお部屋に泊まれたら いいなぁ~

 

霧が濃くなった中 出発。スタッフの皆さんが手を振ってお見送り 三毛猫

 

 

 

天候の運不運はあるけど 地理的条件は最高です

でも一番の心地良さはスタッフの無駄のないスマートな心配りと思いやり。

居心地が良くてリピートしたくなるホテルです。

 

 

追記

帰り際にスタッフさんから、真空パックされた生わさびを頂きました。

これは、特注していたプレミアム牛のステーキ用だったのかしら?

早速お刺身でいただいて減ってます。辛みが少なく美味しい 三毛猫

 

 

 

 

 

 

 

 

駅までの間に松本城があり、近くで降ろしてもらえたので数名が希望。

 

太鼓門という立派な門からの入場です

 

 

 

左の巨大石が最高のアクセント  

 

 

 

 

あの不思議な楽器で心地よい演奏をしてる前回と同じ人がいました。気持ちでまた100円

 

お城で食べたソフトクリームが美味しかったけど。。。アイスの為に入場する

そんなバカな会話をしてると、近くにいた人力車の車夫さんが「アイスクリームだけなら向こうでも買えますよ」って、観光案内図も一緒にくれました 三毛猫 親切です

近くのコンビニでアイスを買ってきて、しばらく木陰のベンチに腰かけて心地よい音楽を聴きながらお城を眺めていました。

 

 

 

 

6月に再び 王ヶ頭ホテルへ↓

 

 

 

 

 

松本城を訪れた時↓