とうとう念願の高野山、金剛峰寺に来ました。
標高850mの高野山
しだれ桜は開花したばかりで、翌朝はもう少し開いていましたが。。。
隣の品種の違う桜は満開でしたが
4月8日、お釈迦様のお誕生日で「花祭り」の行事があるそうです。
普段と違うのは、まずこの階段の両サイドに桶が並べられている。
中には水が入っていて昔の習わしで馬用とのこと。階段の段差も馬用で低い。
杉の枝葉の盛り飾り
魔除け。ヒイラギと里芋(イワシの頭の代わりとか)
道の両側に杉の葉を敷き並べる
屋根の上には大きな桶がのっていました
これは昔の防火水で、人が登って柄杓ですくって撒いたそうです
玄関の横の彫刻。右の端の方の彫刻がまだ未完成。
不完全なままにわざとしている。日光東照宮と同じように
中に入ると早速お釈迦様。順番に甘茶をかけました
玄関前にも立派なお花が生けられてある。これも特別とか。
年輪
ここから先の襖絵は撮影禁止
長い廊下を通って別殿へ
別殿から奥殿は枯山水の庭
枯山水の石は龍を模しているとのこと
奥の雌龍と手前の雄龍がで門の辺りで向かい合っていて、奥殿を取り巻いて守っているそうです。
屋根の上に見えるのは囲炉裏の煙突
千住博さんの襖は撮影がOK。
しっかり描き込む絵画が好きな私には現代アートの様な作風は好みではないのですが、お部屋に合っていました。
台所
金剛峯寺の方がお供えのお下がりを並べてくださってるところ
このお下がり、こちら側から右がお餅の箱、その隣がお饅頭と果物でした。
ところが、お餅の前で1組の老夫婦が持参のレジ袋にそれぞれ、まるでスーパーの詰め放題のように詰め込み続けていて。。。他の誰もお下がりのお餅をいただくことができなかったのです。
私と夫は可愛いお饅頭を1個づつ頂けたので満足ですが(薄味のあんこが美味しかった)。御利益のあるお餅でお雑煮も食べたかったぁ。。。だって山積みあったのですから。
そのご夫妻が後で、誰と誰に…と親せき知人に配る相談をしてるのを偶然に耳にしてしまいました、お土産にもらった人にご利益あるのかしら。。。
弘法大師さんの世界でこんなことして。。。
というめったに遭遇しない珍事に遭遇
金剛峰寺を出て
いよいよ空海さんのお住まい奥の院に向かいます。
美人のガイドさんが指さしてるところ。
つづく