皇居三の丸尚蔵館の第1期展示が気に入って

第2期の「近代皇室を彩る技と美」ネットで予約して夫と行ってきました。

 

人数を制限してる日時指定なので空いてゆっくり拝見でき、またまた撮影もOKなものがたくさんありました 三毛猫

 

 

いきなり釘付けになったのは、柚子に漆で蒔絵を施した菓子器。

手前はメノウを金魚に彫った置物。

 

 

 

漆の蒔絵が大好きなので見入ってしまいます。それにしても、なんで柚子に?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日傘。シルクの布地で、今のと比べると傘の部分がとても小さい。

 

 

 

赤枝珊瑚樹置物    天然の珊瑚で作った盆栽。。。

 

 

 

 

 

 

 

森川杜園  熊坂長範

 

ボケ写真ですが、なかなか愛嬌のある顔で、手の表情が見事に彫られています。

 

 

 

 

 
 

高島北海 『山茶花』       川合玉堂 『杜若に白鷺』

 

 

 

川合玉堂 『雪の日』           最中煮て しるこつくる や 雪の庵

 

 

七宝焼き

 

 

 

 

 

2017年に庭園美術館で開かれた並河靖之七宝展を見ていたので(ブログは書いてない)

当時の輸出品として外貨獲得に貢献した日本の七宝の技術には感嘆していました。

 

 

 
 
 
十二代 沈壽官(ちんじゅかん)   色絵金祭菊貼付香炉花瓶 
 

 

薩摩焼とか。。。 焼き物とは思えない金属感

 
香炉

 

 

 

海野勝珉 『蘭陵王置物』

お面を被って雅楽の蘭陵王を踊っている。

 

 

 

材質は金属で、象嵌(ぞうがん)や打ち出しで仕上げている。

 

 

 

お面を外すとこんな顔が出てくるらしい。

 

 

 

 

高村光雲 『猿置物』

 

 

 

美術の教科書で光雲の『老猿』は見てましたが、本物の凄さに唸ってしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

野口小蘋(のぐち しょうひん)『大正度 悠紀地方風俗歌屏風』 

天皇の即位儀式の中で使われるそうで、こちらは大正天皇の時のものです。

 

 

 

 

山元春挙 『知仁勇』

 

大正天皇の結婚25周年に贈られたお祝いの作品。。。

題が戒めか教えか尊敬の意か… 凄い!(母がいつも言ってたから)

 

 

 

横山大観『日出処日本』

 

 

 

絵を見た瞬間に、違和感。

こんな景色はない。

朝日が赤色なのは日が昇る前の光で、顔を出した太陽は白っぽい円でまぶしい。

しかも逆光になるので富士山はもっと暗く見える。

 

時代がそうさせたのかしら。。。

この絵は明治天皇に献上されたとのことですが。

そんなことを夫に話すと、あれは日の出ではなく「富士山と日の丸」なんだよ、と。。。 確かに、どこにも日の出とは書いてない オッドアイ猫あせる  日いずる所、日本。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皇居から東京駅に戻って、せっかく出てきたのだからと初詣に原宿駅へ。

 

 

 

 

明治神宮

 

 

 

一の鳥居が新しくなってました。

原宿駅も新しくなって、駅から直接神社に行けるようになっていました。

(コロナでしばらく行っていなかった)

 

お腹がぺこぺこなので、まず神宮内にあるレストラン「よよぎ」で食事。

ここの和食セットが美味しくて初詣ではいつもそれだったのですが

気分を変えて、以前から興味のあったビーフシチュ-オムライスにしてみました。

味はとても美味しいのですが、ビーフシチューがぬる目だった。

熱々をかけて欲しかった。

 

 

 

お腹が満足したところでお参り。

 

 

 

 

 

 

 

 

境内ではいつものように書初めが飾られていました。

 

 

みんな上手。

中に、「空を飛ぶ」というのがありました。

だいたいが名詞句か体言止めですが、「空を飛ぶ」って用言止め。。。

なんか楽しい 三毛猫