3部形式の最終の夜の部に玉三郎さん演出の「天守物語」とあったので
久しぶりに玉三郎さんにお会いしたくて1か月前のチケット販売で「すっぽん」そばの花道寄りの席を購入しました。
天守物語はすっぽんを階段として使うため、この近くが迫力がある。
来年度は会員のランクが下がるので、発売初日にコスパ最良の席を選ぶことができなくなるので、12月の玉三郎さん1月の團十郎さんを花道七三寄りにしました。
こんなお席は来年はもう手に入らないでしょう。
友人たちとも、この辺りのお席で海老蔵さんを堪能しました(コロナ前)
10年前に友人たちと観に行ったのが、歌舞伎にドはまりになるきっかけ
この時は、富姫:玉三郎 図書之助:海老蔵 亀姫:尾上右近
と今思い返すと再演して欲しいと願うほどの当代の美女(?)と美男ぞろい。
ただし、この時はお席が1等でも2階でした。
天守物語は舞台が暗いので、双眼鏡持参でも遠いと見難く。。。
なので、今回は迫力満点
お目当ての玉三郎さんは亀姫役で、富姫は七之助さん。
七之助さんは玉三郎さんかと思うせりふ回しで、玉三郎さんはその妹役なのですが可愛らしさが凄くて、演技力が半端ないと魅入ってしまいます。
玉三郎が2人いるようでもある。。。
玉三郎さんには何歳になっても可愛い娘役を演じて欲しいと、舞台をみるといつも本気で願ってしまいます。この演技力と美しさって本当に素晴らしい!
図書之助役は中村虎之介さんで、海老蔵さんのイメージが強い私には少し違う感じもありましたが、朗々と響き渡る声が気持ちよく、歌舞伎でもありシェークスピアの舞台演劇でもあるような感じで、見事でした。
コロナ以降、お席で食事をするのが苦手になり
2階のロビーでいただきました。私の大好きな歌舞伎座弁当です。
伊東深水の美人画を前にして
夜の歌舞伎座を後に銀座通りに出てみました。
帰宅途中、品川駅前でのパフォーマンス
この操り人形が曲に合わせてバイオリンを演奏するのですが
ビブラートの時に左手の小指を震わせる演技が面白かった
街はクリスマス気分で、どこもライトアップが素敵です(写真は品川駅前公園)