いまや白内障で失明する人は周りで聞いたことが無いほど先進の日本。

先輩たちの多くがすでに新しいレンズを手に入れて(私より)快適な目で生活してる 三毛猫

 

夫が白内障と診断を受けてから、かかりつけ医からの紹介で

神の手を持つ世界的な眼科医を紹介していただき、手術を受けることができました。

 

両目を同日に手術して、手術直後から視力が回復して帰宅という凄い手術。

付き添っている私の方が術後から多少緊張気味でした。

帰宅後の飲み薬、種類も回数も多い目薬の点眼など

 

渡された表におおよその時間を振り当ててタイマーを予約

 

また傷口を縫合しないので、身体に(眼に)力が加わらないようにと気を遣う。

 

 

秋葉原の三井記念病院のそばの秋葉原白内障クリニック

赤星隆幸先生がその執刀医です。

手術の数か月前に初めて訪れた時から

その施術方法は待合室のモニターで、手術中の映像が公開説明されているので、何度も見てしっかり頭の中で理解し把握します。

 

先生が編み出した術法で、そのための器具も特注に作ったものですが、見ていて誰でもができる技ではないと見入ってしまいます。片目が通常なら5分で終わる。

(時間にこだわるのは長引くと患者さんへの負担大きくなるからとのこと)

名医たる所以は考案発明した技術だけではなくて

術後の人のお話を聴いてさらに感銘しました。

 

それは

夫の手術を待っている時に、ちょうど私の後ろに座られて「よかった、大成功」とお話しているご夫妻が居ました。

一番先に手術されたかたかしら?と思い声をお掛けしたら

「二週間前に手術をして今日は抜糸にきました」とのこと。抜糸? 

「抜糸?」

不思議そうにしている私にご主人が説明をしてくれました。

 

白内障だけではなく緑内障もあり、どこの眼科でも難しいと言われ

そして、ここの先生が諦めかけている時にギリギリでOKしてくれた、とのこと。

緑内障で眼圧が一定では無いので、傷口が開かないように縫合したそうです。

 

全てが成功して、喜びに胸が震えてる真っ最中だったのです。

感動のご夫妻に接したのも何かの幸運。

幸運のオーラは連鎖すると思っているわたし 三毛猫キラキラ

 

そのご主人がおっしゃったことですが

手術中、看護師さんが手を握っててくれる、その手がどれほどの安心感を与えてくれたか。。。

他の人より難しい手術だったから、不安は大きかったのでしょうね。

そして、手術直後は全く見えなくて、先生は大丈夫と言うけど、ご本人は手術は失敗したと思ったそうです。

家で寝て起きて、目を開けた時にすべてが明るくはっきり見えた時に・・・

その感動が目に浮かぶようでした。

 

付き添っている奥様は今は白内障の気がある程度らしいので

悪くなるなら早くしないと、先生もお歳なので、といつもの私のブラックジョーク。

ジョークの通じるご夫妻で笑ってくれました。

私のかかりつけ医(夫と同じ)が私に忠告して、実行していることを更に追加。

 

いつでも太陽の元ではサングラスをかける

そうすると生涯白内障にならない

 

とお話しました。3年前に「白内障の気がある」と言われた時から実行して

今は白内障の気は全くなく、でも緑内障の気があるのですけどと笑いながら私。

 

そしてバックからサングラスを見せて、いつもこうして携帯してます。

電車の中で西日がさしても掛けます、と。

良いことを伺いました、早速実践します、って。

 

そこへ手術を終えて自分の足で歩いて戻って来きた夫。

ご夫妻とは「お大事に」と互いにご挨拶してお別れしました。

 

夫と術後の説明の順番を待つ間、、今のご夫妻のお話をして

看護師さんの手の話題になると、同じように手をのせてくれて

どうしても緊張で手に力が入るけど、その手はのせてるだけなんだけど

緊張が和らぐと言っていました。

赤星先生は技術はもちろんですが、患者さんの心にまで寄り添ってくださる方と知りました。

 

 

※ 赤星先生は一般外来は受け付けません。

  一人でも多くの患者さんを失明から救うために手術に専念、手術のみで

  市中の眼科医からの紹介になります。

  手術後一か月経過し安定したら、またかかりつけ医に戻るシステムです。