今回は、大好きな奥多摩の山

奥多摩線を挟んで御岳山の反対側の山になります。

軍畑駅(いくさばたえき)から出発して、御嶽駅(みたけえき)へ下山、帰途に。

 

                       高水山の常福院の境内

 

例年より早く東京の桜が満開になりお花見気分の中

今月の登山は天気予報では完全な雨。

 

夏の宿泊登山までに一度は経験しておかなければならない雨対策

避けて通っては本番で困るので、覚悟しての参加です。

前日のTDさんからの連絡ではキャンセルがでて参加者が7人とか

 

当日は更に減って6人でした。

山岳ガイドさん、TDさんとスタッフが2人で大変贅沢な環境での指導になりました。

プロの指導を受ける機会は、悪天候も全て勉強なので好機と思っています。

 

第7回 登山初級B体力アップの歩きこみ高水三山

 

 

集合場所の奥多摩線の軍畑駅(いくさばたえき)

 

 

 

無人駅のような駅舎の屋根の下でレインウェアーを着て

しとしと降る雨の中を進行

 

 

 

 

高水山登山口

 

 

高源寺

 

 

奥多摩の桜はまだ二分咲きくらいでした。

 

 

舗装道路を登りつづけ

 

 

 

道路わきにムラサキハナナ(オオアラセイトウ)の可愛らしい群生が

 

 

その近くにはこごみ?が(輪の中)

ゼンマイ?と聞いたら、”こごみ”じゃなかいな・・・とTDさんが教えてくれました。

 

 

 

砂防ダムの注意書き。 熊もいるらしい。。。

 

 

砂防ダム

 

 

 

 

 

登山らしくなってきました。

 

 

 

 

 

嬉しい標識、高水山までもう少し。でもないんです

 

 

 

 

 

カメラのレンズが曇って。。。 

 

 

 

 

 

 

 

常福院に着きました。

高水山山頂はもう少し先

 

 

 

 

 

霧雨に煙る境内は幻想的

 

 

 

 

 

屋根のある東屋で昼食

 

 

 

高水山の山頂:標高759m

景色は何も見えないけど、幻想的でこれもありです。

 

 

 

登ってきた道

 

 

これから降りる道

 

 

 

 

 

 

雨が強くて危険な時は途中で下ることもあると、初めに説明があったので

ここも一つの選択肢?

小雨なので予定通り岩茸石山(いわたけいしやま)へ登ります。

 

 

 

岩茸石山山頂 : 標高793m

カメラのレンズが曇ってます。

拭く乾いた布を出す気もない、びしょびしょ。。。

蒸し暑さが無く空気がヒンヤリしてるので、汗ばむ身体には心地よい。

 

 

 

 

 

ここから惣岳山(そうがくさん)の間は

アセビという可愛い白い花をつける木で緑豊かです。

 

 

 

 

アセビは常緑樹で、有毒とのこと。

その毒のために鹿にも食べられることなく、綺麗に咲きそろっている。

漢字で馬酔木と書くそうで、馬が食べるとフラフラするのでしょうか。

 

 

 

 

 

惣岳山(そうがくさん)

 

 

 

岩が苔むして、更に緑色になってます。

 

 

 

緑色の石かと思ったのですが、何とかじゃないかと説明され

いわゆる生物らしいのですが、その名称は忘れました 三毛猫あせる

雨で濡れて緑が濃く見えるようで、とても綺麗です。

 

 

ちょっと変わった山肌が現れたので聞くと

伐採して木が無い状態らしいです。

雨のせいで、まるで山焼きして丸坊主になったみたいにも見えました。

この後、植林するらしい。

 

 

 

 

惣岳山 山頂:標高756m

 

 

 

山頂のお社は壊れかけているのか、金網で囲われていました。

 

 

 

アップダウンを繰り返しながら御嶽駅へ下ります。

 

アップダウンの繰り返しの中で

同じザックなのに下りが軽く、上りがずしりと重く感じたので

ガイドさんにそう言うと、やはり重力が関係するのかもと。

降りるときは瞬間的に浮力が起こるのかも。。。

 

 

 

無事に終了。

 

 

雨具での登山という貴重な経験と細やかな指導を受けて

価値のある登山体験の一日でした。

 

ゴアテックスの雨具の素材の仕組みやその手入れの仕方など

理屈が分かってすっきり目から鱗の感覚です。

( ※ 実はまだ全部解っていなかったのです。次の雨の回で痛い思いをして仕上げの熱処理を知る事になります)

 

 

でも分かればわかるほど

登山って、終わってからの用具の手入れがあるので

ものぐさな私には結構大変です。

回数を登りたいけど、しょっちゅう登りたく無い気持ちも。。。オッドアイ猫あせる

 

山に登ったら降りなければいけないし

自分の荷物は自分で運ばなければいけないし

登山のアップダウンはもう当たり前になったけど

終えたら、汗で汚れた登山衣類をお洗濯、雨具は別口でお洗濯。

靴もストックも洗って、干して。。。次に備えなければ次は無い。

 

 

更に、出発日が近づいてくると緊張度が増して

前日は毎回、不安で緊張がマックスに。

 

どうしてこんなことしてるのだろうと、自問自答なんてしないことに。

身体はとても健康的になってるので、まあ続くまで続けてみましょう!

 

宿泊登山になれば更に荷物は増える

最近は、ガイドさんやTDさんにそのことをよく聞きます。

前回は、3日でも着替えは1日分で、最後の日に着替えるなど。。。

今回は着た服のままで寝る練習をしてみては?でした。

(パジャマなんて無駄な荷物らしいあせる

宿泊の概念を根底から変えていかなければと感じています。

 

登山家になったら、どんな災害、緊急事態でも生きていけそう

その訓練をしていると思えば、それもありかも。

 

 

 

クラブツーリズム「おとなのステップアップガールズ」です。