園内の小山の上から
我が家の周りは運河で
映画のロケ地としてよく使用される景色の良い所なのですが
山が欲しい!と。。。。
夫がまた浜離宮へ行ったら、と勧めるので
(本人は転ぶから嫌だとパスします。
大腿部を手術した医師に転ばないでくださいと頻繁に言われるらしくて)
浜離宮を目指しましたが、その前に芝離宮の横にたどり着いて
まだ入ったことが無いので入場してみました。
地図で見ると浜離宮よりかなり小さいので、ここの歴史も全く分からないまま
名前が旧芝離宮恩賜庭園なので、浜離宮のオマケくらいに思っていました。
1655~1658年に埋め立てられたこの地に
1678年に小田原藩主で老中でもある大久保忠朝が江戸の上屋敷を建てる。
そして「楽壽園」と命名され
日本で現存する最も古い大名庭園の一つとのことです
幕末に紀州徳川家の芝御屋敷となり
明治4年(1871)に有栖川家の所有に変わり
1875年に宮内省がこれを買い上げて芝離宮となったとのこと。
梅はもう終わりで
早咲きの桜がちらほら
小山があちこちにありアップダウンを楽しめます。
ロンドンでイギリス人と話した時に、「山、高くない山」というと
それは「丘じゃないか」といわれ。「ふ~む、確かに。でも日本人は山という」と。
ここは正しくは丘。
登山をするようになって、山に日本庭園の原型を見るように感じ
日本の山の自然の美しさを再現しているのが
日本庭園なのかもと思うようになりました。
今は高層ビルに囲まれていて写真を撮るとどうしても写ってしまう
実際には、庭園の自然をもっと楽しめます。
この石柱は小田原北条家の旧邸から運ばれ
上屋敷のお茶室に使われていたといわれている、と書いてあります。
何がいいって、人が少ないのがいい
次回はここで読書もいいかなって。。。
4回来ると元が取れる年間パスポートがあるので、次回はそれを購入しよう、と。
この日は浜離宮へは行かずに、閉館まで芝離宮で過ごしました。