新しい緞帳、横山大観の鶴が舞う富士山。
この原画は以前、横山大観記念館で見ていたので おぉ~! という感じでした。
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3月歌舞伎の第一部は「花の御所始末」。
今の白鸚さんが染五郎だった時に書き下ろされたお芝居で
今回は幸四郎さんが演じてます。
 
シェークスピアの「リチャード3世」から着想を得て
冷酷非道な似た生き方をした室町幕府の将軍足利義教を描いた作品。
 
見る方もシェークスピアの舞台と重ねるので
感覚が歌舞伎でありながら、違う世界へ誘われる。
専攻が昔の英文学だったので、シェークスピアは長年染み渡っていて
ロイヤル・シェークスピア劇団の日本公演を見ていたり
イギリスでもロンドン、ストラットフォード・アポン・エイボンでも見てきました。
(間違えてブログに書いたのを消してしまいましたが)
 
悪行三昧で、すっきり爽快感のある演劇ではないけど
力作で面白かった。
 
ただ睡眠不足で、眠りに落ちた場面もあり
気づいたら、あらら~かなり飛ばしていた あせる なんて惜しい部分もありました。
 
 
 
 
 
まだ3部形式で時間が短いので
お弁当を購入して、家で夫と一緒に食べました。
白浪五膳、白浪五人男にちなんで?