クルージングを終えて、桟橋から旧市街の中心広場まで真っすぐの道です。
パジーシュスカ( parizska) とかいう名前の通りで、ブランドのお店がずら~りと並んでいますが、
お店の建物がメルヘンチックで不思議空間を作っています。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190831/17/austin18/39/d6/j/o1037077814563702170.jpg?caw=800)
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190831/17/austin18/3e/2b/j/o1017076314563702186.jpg?caw=800)
旧市街の広場に出ました。本当に広い広場です。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190831/17/austin18/f0/28/j/o1007063714563702200.jpg?caw=800)
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190831/17/austin18/23/b1/j/o1033066714563702217.jpg?caw=800)
あのミュシャの絵が描かれている建物へ行きたいと思い、地図を眺めながら広場をうろうろしていると、
市内観光のバスが目の前にいて、これから出発すると言います。30分位の観光で名所をバスで巡回するだけですが、市の全体像を捉えるにはこれが良いかなと思い乗りました。
案内のおねえさんは、チェコ語はもちろんドイツ語、英語、イタリア語を話し観光客に対応していますが、ロンドン留学以来久しぶりに聞いた強いチェコ訛りの英語でした。
バスにはヘッドホンが付いていて、日本語でのガイドを聞くことが出来ます。
チェコ市内を巡回してるうちに、あのミュシャの建物の前を通過。
説明によると、これは市民会館 Obecní dům です。
![イメージ 19](https://stat.ameba.jp/user_images/20190831/17/austin18/bd/33/j/o1044063914563702239.jpg?caw=800)
プラハ博物館 museo de praga
![イメージ 20](https://stat.ameba.jp/user_images/20190831/17/austin18/5b/04/j/o1008064814563702256.jpg?caw=800)
プラハのシャンゼリゼと呼ばれるヴァーツラフ広場も廻りました。
歴史的に名前の知られた広場ですが、考えるとチェコの歴史ってあまり知識が無かった。
プラハは神聖ローマ帝国の首都だったと知って、また驚き。
だからこんなに巨大で美しいのですね、と一人で納得。
ドイツの歴史は、プロシア(プロイセン)や神聖ローマ帝国など、くっついたり、分かれたり複雑で、だからあまり勉強しなかった(言い訳)。
下は完成したビルで、こういうデザイン。 窓ガラス越しで見にくいですが。
![イメージ 21](https://stat.ameba.jp/user_images/20190831/17/austin18/bd/f7/j/o0591066614563702275.jpg?caw=800)
バスが乗車した広場にもどったので、地図をみながら、市民会館隣りの背の高い火薬塔を目指して歩きます。
途中で、あの素晴らしい演奏を披露してくれた3人に出合います。
動画はプラハで投稿したこちらのページ https://ameblo.jp/austin18/entry-12516226901.html
このピアノの中身のような不思議な楽器はツィンバロム cimbalom というそうです。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190831/17/austin18/d9/27/j/o0991069114563702293.jpg?caw=800)
市民会館につきました。 なんて美しい外観なんでしょう。
中に入りました。 アールヌーボー調の木枠です。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190831/17/austin18/bd/93/j/o1011075914563702313.jpg?caw=800)
市民会館の中では何かがあるらしく、チケット売り場に人が並んでいたので、
好奇心で何も分からないまま並びました。
私の番が来たので、何のチケットなのかを聞くと、
窓口の青年は建物内の見学ツアーがしたいの?と質問で返してきました。
ああ、建物内の見学ツアーなのねと知り、それがしたいと答えると、
今日はもう終わったので、明日の分、と言うのです。。。???
あの~ 私の後ろに並んでるこの人たちは何のための行列なんですか?と聞くと、
展覧会のためという。
じゃ私もそのチケットを下さい、となりました。 行き当たりばったり。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190831/17/austin18/bc/5e/j/o0985073914563702333.jpg?caw=800)
会館内での催し物はイワン・レンドルがコレクションしているアルフォンス・ミュシャの作品たちでした。
(この時、レンドルがミュシャのコレクターだったと初めて知る。)
イワン・レンドルは素晴らしいラリー戦を見せてくれたあの往年のテニスプレーヤで、現在は英国のマーレーのコーチをしています。チェコの人だったのですね。
館内に入ってもう一つ分かったのですが、この建物にはコンサートホールがあり、
その名をスメタナホールというそうです。
いつかまたプラハに戻って来て、ここでスメタナのコンサートを聞くのだ!と決意。
後で知ったのですが、「のだめカンタービレ」の撮影はこのホールだったそうです。
映画ではウィーンの学友協会だったので、TVドラマの方かな?
次に、ミュシャ美術館に向かいました。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190831/17/austin18/f3/45/j/o1035071914563702354.jpg?caw=800)
イワン・レンドルのコレクションを見たあとだったので、あら、と言う感じもありましたが油絵もあり、それなりに悪くなかった。
本当のところ、3年ほど前に日本で見たミュシャ展が、作品の量が膨大で、珍しい油絵も数多く、そちらが見ごたえがあったので、本家の美術館はちょっと期待ほどじゃなかった。 でも、悪くない、だって本場だから。
帰りみちで見つけた出窓(中央右側)。
初めての街なのにデジャブのように見たことがあるような・・・
歴史がありそうな出窓。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190831/17/austin18/be/7d/j/o1056064614563702371.jpg?caw=800)
このころから足が痛い。靴ずれ? チェコの石畳は凹凸が激しくて結構足が疲れます。
足をかばいながら、ホテルへ帰るつもりで、広場へ引き返しました。
広場を通りぬける途中に、大勢の人が集まっている場所がありました。何かを見上げているので
見ると大時計です。 からくり時計のようで、今から5時の時報が鳴り出すところのようです。
. 読み方が難しい天文時計
多くの観光客が今か今かと待って始まりました。
始まっても地味な動きなので、更に期待しながら見ていましたが、にわとりの鳴き声で終了。
にわとりの鳴き声が最高。 時計が大きくて立派な分、期待も大きかったかな。。。
ちょっと物足りないけど、でもラッキーでした。
あっという間に人だかりは引いて、進む道が開きました。
ホテルに帰りつき、足の様子をみるとマメが出来ていました。
6:30にプラハ城でのコンサートがあるので、受付でトラムで行く方法を教えてもらったのですが、
地図を見ながら歩きはじめると、トラムの乗り場まで結構距離があることに気づき、
またホテルに戻ってタクシーを呼んでもらいました。
今回のタクシーにはメーターが付いています。
メーターがあるか否かは料金の問題だけでなく、ドライバーの生活状態の安定さの指標になるなで、犯罪のリスクを考えるとプラハでは不安度がかなり違います。
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190831/17/austin18/03/38/j/o1033069814563702387.jpg?caw=800)
プラハ城正門
門を入ってお城の中を通り、中庭にでます。 中庭では巨大な教会が6時の時報を打っていました。
騒音と思えるほど大きな音ですが、この鐘の音がプラハ中に響くのですから、
やはり巨大さに驚かされます。 鳴っている鐘を探してズームで写しました。
教会を通り過ぎると目的の場所が見えて来ました。
正面の茶色っぽい建物、聖イジー教会 Basilica of St. Georgeがコンサート会場です。
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20190831/17/austin18/47/a9/j/o1035064714563702403.jpg?caw=800)
お城の中でのコンサート、音響はお風呂で歌うように響いて美しく聞こえます。
響き過ぎているけど、こういう響きは結構好みです。
![イメージ 12](https://stat.ameba.jp/user_images/20190831/17/austin18/59/2e/j/o0934070014563702416.jpg?caw=800)
コンサートの様子は前記と同じ https://ameblo.jp/austin18/entry-12516226901.html
お城の出口には、衛兵が直立不動でいました。
出る時に右側の人間(衛兵)の存在にぎょっと驚き、
衛兵さんは直立不動のまま目だけ動かして驚いた私を見て・・・と目が合ってしまいました。
イギリスの衛兵さんと同じで、面白かったので写真を。
![イメージ 16](https://stat.ameba.jp/user_images/20190831/17/austin18/3c/32/j/o0957064014563702435.jpg?caw=800)
お城からみたプラハ市内。 モルダウ川にかかる左がマーネスーフ橋、右がカレル橋。
![イメージ 17](https://stat.ameba.jp/user_images/20190831/17/austin18/f5/b5/j/o1054064314563702451.jpg?caw=800)
お城の裏門からは、城下まで石段が続きます。
その景色も風情があって忘れられないものになります。
左側にレストランがあるので、次回はこちらで食事を取りたい、なんて思いながら通り過ぎました。
![イメージ 13](https://stat.ameba.jp/user_images/20190831/17/austin18/45/92/j/o1017067114563702466.jpg?caw=800)
![イメージ 18](https://stat.ameba.jp/user_images/20190831/17/austin18/5c/c6/j/o1007066514563702481.jpg?caw=800)
カレル橋の橋の上
プラハではブラックライトというショーがあって、プラハ名物の一つのようになっています。
それが何かは全く分からないのですが、終演時刻と帰路を考えてホテル近くの劇場を
(何かあったら走って逃げ帰れる距離)
そして演目が「不思議の国のアリス」ということで・・・・
夜の9:30から始まるのは、随分遅い。お客さんも非常に少なくて、でもみな普通の観光客。
今まで見たことが無い、客席も全て真っ暗で、ライトによるトリックの様な舞台です。
前半が終わって休憩があり、少ない観覧者たちは、ロビーに出てコーヒーなど飲み物を買って待ちます。
その間に少し会話をしましたが、みんなブラックライトショーがどういうものか分からないで来ている私と同じ観光客です。
第二部は女性がセミヌードだったり、これは大人の夜のショーなのかな・・・?
それほどハードではないけど、子供づれの家族もいましたし。。。???
よく分かりませんが、名物(?)ブラックライトショーなるものを体験しました。
![イメージ 14](https://stat.ameba.jp/user_images/20190831/17/austin18/a9/90/j/o1035065814563702494.jpg?caw=800)
劇場のロビー
ホテルに戻る時に、建物の隙間から見えるプラハ城を眺め、きれいだな~と、パチリ。
![イメージ 15](https://stat.ameba.jp/user_images/20190831/17/austin18/2d/38/j/o1036064614563702508.jpg?caw=800)
つづく