クルージングを終えて、桟橋から旧市街の中心広場まで真っすぐの道です。
パジーシュスカ( parizska) とかいう名前の通りで、ブランドのお店がずら~りと並んでいますが、
お店の建物がメルヘンチックで不思議空間を作っています。

 

 

イメージ 1

 

 

 

イメージ 2

 

 

旧市街の広場に出ました。本当に広い広場です。

 

 

イメージ 3

 

 

 

イメージ 4

 


あのミュシャの絵が描かれている建物へ行きたいと思い、地図を眺めながら広場をうろうろしていると、
市内観光のバスが目の前にいて、これから出発すると言います。30分位の観光で名所をバスで巡回するだけですが、市の全体像を捉えるにはこれが良いかなと思い乗りました。
案内のおねえさんは、チェコ語はもちろんドイツ語、英語、イタリア語を話し観光客に対応していますが、ロンドン留学以来久しぶりに聞いた強いチェコ訛りの英語でした。
バスにはヘッドホンが付いていて、日本語でのガイドを聞くことが出来ます。


チェコ市内を巡回してるうちに、あのミュシャの建物の前を通過。 

説明によると、これは市民会館 Obecní dům です

 

 

イメージ 19

 

 

プラハ博物館 museo de praga

 

 

イメージ 20

 

プラハのシャンゼリゼと呼ばれるヴァーツラフ広場も廻りました。 
歴史的に名前の知られた広場ですが、考えるとチェコの歴史ってあまり知識が無かった。

プラハは神聖ローマ帝国の首都だったと知って、また驚き。
だからこんなに巨大で美しいのですね、と一人で納得。
ドイツの歴史は、プロシア(プロイセン)や神聖ローマ帝国など、くっついたり、分かれたり複雑で、だからあまり勉強しなかった(言い訳)。 


下は完成したビルで、こういうデザイン。 窓ガラス越しで見にくいですが。

 

 

イメージ 21

 


バスが乗車した広場にもどったので、地図をみながら、市民会館隣りの背の高い火薬塔を目指して歩きます。 

途中で、あの素晴らしい演奏を披露してくれた3人に出合います。 
動画はプラハで投稿したこちらのページ 
https://ameblo.jp/austin18/entry-12516226901.html

 

このピアノの中身のような不思議な楽器はツィンバロム cimbalom というそうです。

 

 

イメージ 5

 

市民会館につきました。 なんて美しい外観なんでしょう。
中に入りました。 アールヌーボー調の木枠です。

 

 

イメージ 6

 


市民会館の中では何かがあるらしく、チケット売り場に人が並んでいたので、
好奇心で何も分からないまま並びました。
私の番が来たので、何のチケットなのかを聞くと、
窓口の青年は建物内の見学ツアーがしたいの?と質問で返してきました。 
ああ、建物内の見学ツアーなのねと知り、それがしたいと答えると、
今日はもう終わったので、明日の分、と言うのです。。。???  

あの~ 私の後ろに並んでるこの人たちは何のための行列なんですか?と聞くと、
展覧会のためという。
じゃ私もそのチケットを下さい、となりました。 行き当たりばったり。

 

 

イメージ 7

 

会館内での催し物はイワン・レンドルがコレクションしているアルフォンス・ミュシャの作品たちでした
(この時、レンドルがミュシャのコレクターだったと初めて知る。)
イワン・レンドルは素晴らしいラリー戦を見せてくれたあの往年のテニスプレーヤで、現在は英国のマーレーのコーチをしていますチェコの人だったのですね。
館内に入ってもう一つ分かったのですが、この建物にはコンサートホールがあり、
その名をスメタナホールというそうです。 
いつかまたプラハに戻って来て、ここでスメタナのコンサートを聞のだ!と決意。

後で知ったのですが、「のだめカンタービレ」の撮影はこのホールだったそうです
映画ではウィーンの学友協会だったので、TVドラマの方かな? 

次に、ミュシャ美術館に向かいました。

 

 

イメージ 8


イワン・レンドルのコレクションを見たあとだったので、あら、と言う感じもありましたが油絵もあり、それなりに悪くなかった。
本当のところ、3年ほど前に日本で見たミュシャ展が、作品の量が膨大で、珍しい油絵も数多く、そちらが見ごたえがあったので、本家の美術館はちょっと期待ほどじゃなかった。 でも、悪くない、だって本場だから。

帰りみちで見つけた出窓(中央右側)。
初めての街なのにデジャブのように見たことがあるような・・・
歴史がありそうな出窓

 

 

イメージ 9

 

このころから足が痛い。靴ずれ? チェコの石畳は凹凸が激しくて結構足が疲れます。
足をかばいながら、ホテルへ帰るつもりで、広場へ引き返しました。

広場を通りぬける途中に、大勢の人が集まっている場所がありました。何かを見上げているので
見ると大時計です。 からくり時計のようで、今から5時の時報が鳴り出すところのようです。

 

 

 

.                                                                                        読み方が難しい天文時計

多くの観光客が今か今かと待って始まりました。 
始まっても地味な動きなので、更に期待しながら見ていましたが、にわとりの鳴き声で終了。
にわとりの鳴き声が最高。 時計が大きくて立派な分、期待も大きかったかな。。。
ちょっと物足りないけど、でもラッキーでした。
あっという間に人だかりは引いて、進む道が開きました。

ホテルに帰りつき、足の様子をみるとマメが出来ていました。
6:30にプラハ城でのコンサートがあるので、受付でトラムで行く方法を教えてもらったのですが、
地図を見ながら歩きはじめると、トラムの乗り場まで結構距離があることに気づき、
またホテルに戻ってタクシーを呼んでもらいました。

今回のタクシーにはメーターが付いています。
メーターがあるか否かは料金の問題だけでなく、ドライバーの生活状態の安定さの指標になるなで、犯罪のリスクを考えるとプラハでは不安度がかなり違います。

 

 

 

イメージ 10

                                                 プラハ城正門


門を入ってお城の中を通り、中庭にでます。 中庭では巨大な教会が6時の時報を打っていました。
騒音と思えるほど大きな音ですが、この鐘の音がプラハ中に響くのですから、
やはり巨大さに驚かされます。 鳴っている鐘を探してズームで写しました。

 

 

 

教会を通り過ぎると目的の場所が見えて来ました。
正面の茶色っぽい建物、
聖イジー教会 Basilica of St. Georgeがコンサート会場です。

 

 

この聖イジー教会は、920年に完成したプラハ城内最古の教会らしい。
 
イメージ 11

 


お城の中でのコンサート、音響はお風呂で歌うように響いて美しく聞こえます。

響き過ぎているけど、こういう響きは結構好みです。

 

 

イメージ 12


コンサートの様子は前記と同じ https://ameblo.jp/austin18/entry-12516226901.html

 


お城の出口には、衛兵が直立不動でいました。 
る時に右側の人間(衛兵)の存在にぎょっと驚き

衛兵さんは直立不動のまま目だけ動かして驚いた私を見て・・・と目が合ってしまいました。

イギリスの衛兵さんと同じで、面白かったので写真を。 

 

 

イメージ 16

 

 

お城からみたプラハ市内。 モルダウ川にかかる左がマーネスーフ橋、右がカレル橋。

 

イメージ 17

 


お城の裏門からは、城下まで石段が続きます。
その景色も風情があって忘れられないものになります。
左側にレストランがあるので、次回はこちらで食事を取りたい、なんて思いながら通り過ぎました。

 

 

 

イメージ 13
 

 

 

イメージ 18

                                               カレル橋の橋の上


プラハではブラックライトというショーがあって、プラハ名物の一つのようになっています。
それが何かは全く分からないのですが、終演時刻と帰路を考えてホテル近くの劇場を
(何かあったら走って逃げ帰れる距離)
そして演目が「不思議の国のアリス」ということで・・・・
夜の9:30から始まるのは、随分遅い。お客さんも非常に少なくて、でもみな普通の観光客。
今まで見たことが無い
客席も全て真っ暗でライトによるトリックの様な舞台です。

前半が終わって休憩があり、少ない観覧たちは、ロビーに出てコーヒーなど飲み物を買って待ちます。
その間に少し会話をしましたが、みんなブラックライトショーがどういうものか分からないで来ている私と同じ観光客です。
第二部は女性がセミヌードだったり、これは大人の夜のショーなのかな・・・?
それほどハードではないけど、子供れの家族もいましたし。。。???
よく分かりませんが、名物(?)ブラックライトショなるものを体験しました。

 

 

イメージ 14

                                                   劇場のロビー


ホテルに戻る時に、建物の隙間から見えるプラハ城を眺め、きれいだな~と、パチリ。

 

 

イメージ 15

 

 

つづく